PS3はまだまだこれから~まずは「いくぜ、国内500万台」

SCE 平井一夫CEOインタビュー 「PS3はまず国内500万台を目指す」

しかし、今、我々がやらなければならないのは、ゲームソフトの充実です。ゲーム機以外の可能性を広げていくためにも、まずはゲーム機としてのPS3市場を活性化させなければなりません。言い換えれば、ゲーム機としてのPS3市場が本格的に立ち上がってくれば、さまざまな方向へと発展させることが可能になるでしょう

本田雅一さんが、今の、そしてこれからのSCEについて平井CEOにインタビュー。とにかくソフトだと。そしてデベロッパーのサポートだと…。“これから”どんなソフトを提供していけるかが10年のプラットフォームを作る上で重要なんだ、ということみたいです。ということで、個人的に気になるコメントをピックアップ。

・PS3は今年年末に向けての新タイトルでやっと第2世代に入る。時間をかけてソフトウェアを改善することでハードウェアの能力を絞り出す使い方を意識してPS3は作られている。
・PS3をメディアプレイヤーとして高く評価していただいているので、その部分に対して継続的に可能なものはファームウェアのアップグレードで提供していく。
・PS3のコストダウンは総合的に考えて判断。シンプルな低コスト版だけでなく高級版があってもいい。モデル数にはこだわっていないが、PS3フォーマットとの互換性を今後も維持することが大前提。

PS3の基本はゲーム機。それなりに普及すればエンタメコンピュータとしての側面もアピールできるようになるということなんでしょうね。そういえば、以前の本田さんと久夛良木氏の対談でも高級版PS3の可能性が示唆されていましたよね。小型の高級版PSPもでないっすかね…。とまあ、先の話はさておき、ひとまずは、祝「みんGOL5」発売。さあ、買うぞ、やるぞ!


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