ソニーの中国への愛は片思い?~出井最高顧問退任のニュースも

中国におけるソニー – 昔日の大ブランドは今

マイコミジャーナル、西山楓さんが中国におけるソニーブランドのイメージをレポート。中国で絶大な影響力を持っていたソニーブランド神話も影を潜めて始めているのだとか。中国は国も変わったし消費者も変わったってことですね。特に若い世代に顕著とかで、Samsung電子に彼らを奪われているそうです。ソニーにとっては米国につぐ第二の市場として力を入れているだけに、この厳しい現状をどう打開するかに注目です。中国人エンジニアが設計した製品(ウォークマン?)についても「今のところは片思い」と書かれていますね。なお、最後は「ソニーに突きつけられたこの課題は、じつは世界中のグローバル企業共通の課題」とまとめていました。あれだけの人口を抱える国で消費者をひとくくりにするのもどうかと思いますが…。

関連して、デジタルARENAに中国メーカーのビデオカメラに関するコラムが掲載されています。確かに、なかなかユニークなデザインですね。日本製品についても書かれていますが、結局いきつくところは値段みたいです>模倣ばかりじゃない!中国の“独自性”をデジタルビデオカメラに見た!

また、PS3ゲームの問題でソニーが英国教会から非難を受けていた件ですが、英国首相が見解を発表。、「このような商品の販売に関わる企業には、一定の責任感や、他人の感情への配慮が必要だ」とコメントしたそうです>ブレア英首相、英国国教会とソニーのゲーム内描写問題に見解を示す

そんなPS3ですが、韓国では意外に期待されているようですよん…>PS3韓国上陸! 販売開始の瞬間

ソニーといえば、出井伸之最高顧問が21日付で同職を退任、ソニーを離れることが明らかになったそうです。ドバイザリーボード議長には留まるものの、経営上の決定権はないとか。今後はご自身の経営コンサル会社に専念するようです>出井氏、ソニー最高顧問退任、経営コンサルに集中


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