PSP専用コンフォータブルリチャージグリップを試す

MHP2がやりやすくなると聞いてPSP専用コンフォータブルリチャージグリップを買ってみました。名前の通り、バッテリーを内蔵したグリップで、PSPを装着してPSのコントローラーライクな操作性を実現するグッズです。買ったのはブラックで(ホワイトもあります)、アマゾンで税込2,415円でした。ゲームWatchの「不定期連載 ゲームグッズ研究所【第29回】」で詳細なレビューが掲載されていますので、さらっとプチインプレ。

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ゲーム周辺機器ではブリスターパック多いですね。多分に漏れずこいつもそうでした。本体は収縮式になっており、めいっぱい左右に伸ばした状態でPSPを装着可能です。収縮式にしたのは持ち運びを考えてのことだと思うのですが、縮めた状態でも結構かさばるのであまり意味がなかったかも…。収縮する機構はひっかかりがあって心許ない感じですが、PSPを装着してしまえば安定するのでさほど気になりません。充電式の電池がグリップ部に仕込まれており、左のグリップからPSP本体に接続する電源ケーブルがついています。

グリップの電池の充電は左側面にあるDC端子にPSP用のACアダプターを接続。充電時間は3~4時間だそうですが、LEDも何もないので満充電になるタイミングやどこまで充電できているのかはさっぱりわかりまへん。PSPは上下の4つの爪で引っかけて止めるだけの簡単なものですが、グリップ側のくぼみにPSP本体がしっかりとはまるので多少のことではぐらついたりするようなことはなかったです。

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グリップの内蔵電池を充電した状態で電源オンにしたPSPに接続すると、PSPを外部電源に接続した状態と同じになります。PSPを電源オフにした状態で接続している場合はPSPの内蔵電池を充電するみたいです。ちなみに、このグリップの充電池からの電源ケーブルををPSPに装着した状態で、グリップのDC端子にACアダプターを接続した場合はまだ試していません。グリップの充電池を充電しつつPSPに給電できると良いのですけどね。また、PSPのリモコン兼ヘッドホン端子ですが、あらかじめ装着した状態ならグリップにかき込みがあるので問題なく使えます。ただ、ヘッドホンによってはプラグの形状の関係でうまく接続できない可能性はありそうです。

使用感については個人差はあると思いますが、グリップを装着することで実際のところかなり使いやすいというか、ゲームプレイがしやすくなりました。モンハンなどのプレイにまさに最適です。作り的に微妙にグリップがPSPのL/Rボタンに干渉するのですが、慣れてしまえば問題なし。モンハンの道に引きずり込んだ同居人にも使ってもらいましたけど、単体で使うよりもかなり楽と言ってました。

ということで、グリップ自体の使い勝手は申し分ないのですが、問題は充電バッテリの使用時間。説明書きには、併用によりPSP単体よりも2~3時間使用時間が延びるとありますが、実際はほんの数十分程度と行った印象でした。その辺については前述の「不定期連載 ゲームグッズ研究所【第29回】」のレビューにも書かれていまが、2~3時間なんてとてもとてもといった印象。まあ、値段も値段なので文句を言う気もさらされないのですが、ネット上で情報を探してみたらここのグリップにこんな改造を施している人を見つけました。自分は不器用なんでやりませんけど、腕に自信がある人はチャレンジしてみては。…>リチャージグリップ改造

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ちなみに、リチャージ機能が必要ないという方のために、グリップ単体の「コンフォータブルポータブルグリップ」も販売されています。でもって、リチャージグリップがことのほか使いやすかったので、結局そっちもゲットしてしまいました。価格はアマゾンで税込1,029円とジャージグリップの半額以下です。こちらは最近購入したシルバーとのマッチングを考えてホワイトを選択。リチャージグリップから、充電池とケーブルを取っ払っただけの商品のようで、ケーブル用の穴などはそのまんま残っていますが、その辺はご愛敬。バッテリが無い分軽量で扱いやすいのが良い感じです。

ということで、またしてもMHP2のためにPSPの周辺グッズを買ってしまったわけですが、キラーソフトがひとつあるだけで、バッテリーやらチャージャーといったグッズがこうして売れていくということなんですよね。結果、PSPビジネスも潤うということで、ゲーム機にはいかにソフトが大事ということがよくわかりますよね…ってこんなに色々買うのは自分だけ?