ソニー、欧州で攻勢 エレクトロニクス事業100億ユーロ目指す
ソニーヨーロッパが、欧州のエレクトロニクス事業で、過去最高となる、売り上げ100億ユーロ(約1兆6,000億円)達成に向け動き出したそうです。BRAVIAではカラー技術でライバル(Samsung)との差別化を図り、販売台数で前年度比50%増を目指すほか、東欧市場にノート型パソコンを投入するとか。また、英サッカープレミアリーグ「アーセナル」、エミレーツ・スタジアムとの技術提携でHDで試合映像を流す新ビジネスも好評とか。
【追記】日本でも先週末にソニーの株価が一時、前日比320円高の6660円まで買い進まれるなど、集中した買い人気を集めているとか。2008年3月期の連結営業利益が4000億円を上回りそうとの観測報道、有機ELテレビの商品化、PASMO好調によるモジュール増産なども中長期的な業績向上の支援材料となっているようです>ソニー、急速回復で年初来高値更新、今度こそ復活はあるのか
こちらのニュースでは、ロシアの家電市場で日本ブランドが善戦していると伝えています。最も日本メーカーのシェアが高いのはビデオカメラだそうです。続いてカーオーディオ、テレビが好調とか。反対にシェアが低い製品は、携帯オーディオとプリンターだそうです。
こちらは中国でのお話しですが、ソニー製品のニセモノが大量に出回っているとか。ニセモノ製品の多さはそのブランド力を反映しているとかで、街で見かけるニセモノ製品の中では圧倒的にソニー(らしき)ブランドが多いそうです。ソニーロゴの入ったiPod nano風とかPSP風のMP4プレーヤーなどの実物画像も拝めます。「SONIA」、「AOPLE」って、おい…。
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