東京ゲームショウに行ってきた~ビジネスデイはビジネスデイにあらず

とある方の計らいでゲームショウ初日のビジネスデイに足を運んできました。人が多いことったら、もう半端ではありません。受付が幕張メッセの一番端の1ホールにあり、入場するまですごい時間がかかりました。一般開放の明日、明後日はこんなもんじゃないんでしょうね。SCEブースは6ホール。途中マイクロソフトブースでHD DVDドライブを見たぐらいで、残りは適当にスルーしてしまいました。何しろ人が多くて…。どこがビジネスデイだよってな感じです。(<って、一般人のあんたが言うな)

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で、お目当てのSCEブースですが、どこもかしこも人だらけ。シアターも試遊台も長蛇の列。並ぶ気にもなれず人がプレイしている様子を眺める程度で精一杯でしたが、PS3のゲームはあれだけ言うだけあってさすがにすごいです。面白いかどうかは別にして、あのクオリティでゲームができるだけでも感動かも。

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グランツーリスモHDも、そりゃあもうすごいの一言。もうゲームの域を超えるリアルシュミレーターですね、アレは。個人的にはとりあえずみんゴル5が遊べれば良いかなって感じですが、そのみんゴルコーナーではちょうどマスコミの取材が行われていて、TBSの小倉アナがプレイ中でした。NEWS23で取り上げられるのかな。とまあ、PS3のコントローラーすら触れずじまいなので、PSPコーナーに移動。

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海外だけで販売されると思っていたピンクモデルがどうやら販売されるようで、コンセプト展示が行われておりました。ピンク以外にも迷彩柄や単色のカラバリもありました。ちなみに、赤は3倍高速との記述はありませんでした。インプレスでもニュースになってますのでご参考にしてください>SCE、ゲームショウ2006でPLAYSTATION 3の試遊台を設置-PSPの新カラー「ピンク」が近日発売予定

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個人的に予想外に凄いなあと思ったのが11月発売のPSP専用カメラ「ちょっとショット」。ハードこそ低スペックですが、ソフトがとても良くできてます。撮影した静止画や動画をただ見るのではなく、PSPのハードパワーで様々な演出を加えて楽しむツールなんですね。上の画像にあるように、撮影した動画に自動的にモザイクがかかり、ワイドショーのインタビューさながらな映像に仕立て上げることができたりします。まあ、面白いのは最初だけで飽きちゃうかもしれませんが…。ちなみに、GPSユニットも展示されていたのですが、実機に触ることもできず、おまけに撮影厳禁でしたので詳細はよくわからずじまい。ただ、ユニットそのものはなかなかコンパクトでデザインも良かったです。

その他、SCEブースでPS SpotでPSPゲームの体験版が配布されていましたが、人が多くてネットワークも大混雑。2本ダウンロードするのが精一杯。5本全てダウンロードするのに1時間ぐらいかかるかも…。

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おまけですがマイクロソフトブースの様子を少しだけ。シアターは90分待ちで、もちろんスルー。ブースの奥でHD DVDドライブが展示されていました。

ということで、PS3が世界初のプレイアブル出展されたにもかかわらず、本体には一切触れずに帰ってきてしまいました。展示会のコンセプト的にゲーム以外の機能を紹介しても仕方がないとの判断だったのか、Blu-rayディスクの再生デモもWebブラウザも見ることができずじまいでしたが、ゲームの画面を見ただけでPS3が持つ潜在能力の高さは実感できました。とはいえ、コアなゲーマーではない一般消費者がPS3に5万円を払うだけの価値があるかどうかを判断するには、現段階では情報不足な感は否めませんでした。

Blu-rayプレイヤーやWebブラウザマシンとしての実力、PSPとの連携、ゲームソフトの配信ビジネスについてなど、もう少し突っ込んだ情報を公開してくれれば印象も随分と違うものになるのでしょうが、そんなことを期待するのは自分のようなごく一部の人だけなんですかね…。あとは久多良木氏の語るコンピューティングの未来にどれだけ共感、夢を感じることができるか、でしょうか…。いずれにしても、真価が問われるのはクリスマス商戦後、来年になってからなんでしょうね。とりあえず、個人的には前々から言っているとおり、初期ロットだろうがなんだろうがゲットします。買えるかどうかは運次第かもしれないけど…。