S-LCD、第7世代液晶パネルの生産能力を月産9万枚に拡大

第7世代アモルファスTFT液晶ディスプレイパネルの生産能力を月産9万枚に拡大(Sony Japan)

S-LCDが、現状の第7世代ラインに対して約280億円の設備増強投資を自社調達すると発表しました。現在月産6万枚の生産能力を2006年7月には7万5千枚に、2007年の年初を目処に月産9万枚に拡大するとしています。これにより、S-LCDは今後も、サムスン電子とソニー両社の積極的な液晶テレビ事業推進における強力で安定した供給拠点として、それぞれの事業に貢献するとしています。

液晶テレビと言えば、フラットパネルディスプレイ関連の展示会「第2回国際フラットパネルディスプレイ展(Display 2006)」でソニーがS-LCD製82型パネルを採用した液晶テレビや0.61型でフルHD解像度を持つ反射型液晶ディスプレイデバイス「SXRD」を公開しているそうです>ソニーが82型フルHD液晶テレビを日本初公開-Display 2006レポート。パイオニアのフルHDも

また、同展示会の基調講演の様子もリポートされています。ソニーは井原副社長が登壇しBRAVIAの好調ぶりをアピールしたようです>松下が103型PDPを国内販売。シャープが「10年後のTV」


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