7gの“モニター音質”イヤフォン ソニー 「MDR-EX90SL」
AV Watchにソニーの「MDR-EX90SL」レビューが掲載されていました。遮蔽性は他のカナル型イヤフォンに比べると低く、音漏れがそれなりにあるというのは誰もが指摘したとおりですね。また、個人差のある音質や装着感についてはスタッフ2名で聞き比べを行なっています。
常用イヤフォンがケンウッド「KH-C701」という臼田さんは、「MDR-CD900STと比較すると、分解能などでは劣るものの、ゆとりある音場表現と、しっかりとしたバランス感。聞きやすさや、音楽を“楽しむ”という点ではMDR-EX90SLの方が上」とコメント。常用イヤフォンがオーディオテクニカの「ATH-CK7」という山崎さんは、「音の出ているポイントが「ATH-CK7」より頭の中心から“遠い”(中略)イヤフォンが耳のすぐ外に浮いているような不思議な感覚だ。それゆえ定位は頭内定位なのだが、音場は広く、閉塞感も少ない」とコメントなさってますが、自分のインプレもそんな感じだったような…。
やはり短所は低めの遮音性能と音漏れになりそうですね。ただ、これまでのインナーイヤホンとは明らかに違ったキャラクターの音を楽しめるのは間違いないです。音楽好きなら1本持っていても無駄にはならないのではないでしょうか。
(ちなみに、自分は昨日の札幌への道中では、機内でShure E2c、千歳から札幌市内へのバスでEX90SL、と使い分けましたです~)
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