オンキヨーとインテル、松下電器とスクエニが提携する時代

Viivはユーザー体験を向上させるプラットフォーム
オンキヨー、Viiv対応のHD映像/音声対応PCを発売-MCEで24bit/96kHz音楽を直接ダウンロード

インテルのViiv対応PCをあのオンキヨーが発売。ドライブこそDVDですが、高品位なAVコンテンツはネットからダウンロードという使い方がメイン。インテルの発表会では、モバイル機器(W-ZERO3)とのコンテンツ連携のデモも行われたとか。

松下、デジタル家電PFでスクウェア・エニックスと協力-「UniPhier」に3Dエンジンなどを採用

松下のデジタル家電向け統合プラットフォーム「UniPhier」に、スクエニのデジタル家電向けミドルウェア「SEAD Engine」を組み込み、デジタル家電上でのシームレスなコンテンツ利用環境を構築するとか。これにより、高度なグラフィック機能を備えた専用端末(ゲーム専用機など)を用いることなく、テレビ上でゲームを楽しむことも技術的には実現可能とか。

オンキヨーとインテル、松下とスクエニが提携。以前なら想像も付かなかった組み合わせですね。リビングの覇権争いは業界の垣根をどんどんとっぱらってしまうのですね。ちなみに、松下とスクエニの提携は「テレビからケータイまで機器を横串に刺すもの」であり、コンテンツ供給者にとってもメリットがあるとされているようです。

ソニーは今はテレビを売ることに注力していますが、PCベースではバイオtypeX Livingでリビング進出を果たしていますし、PS3というかCellベースのホームサーバーの投入も当然考えていることでしょう。iTMS+iPodで破竹の勢いのアップルの出方含め、コンシューマ向けデジタルホーム市場の今後の行方に注目ですね。


【関連ニュース】
オンキヨー、AV志向のViiv準拠PC
【IDF Japan 2006 Vol.2】“Viiv”の利点をアピールした“デジタルホーム”基調講演――変形合体ノートパソコン“Montevallo”も日本初公開
Viivと携帯端末を接続するプラットフォーム、フェイスが開発
オンキヨー、オーディオ専業脱却へ
インテル「Viivブランド」展開の現状