ソニー60年、アップル30年、パーム10年

届きましたよ、「Sony Chronicleicon」。いや~、ソニー製品の60年の記録というだけあって見応えありますね。2002年版の中身を知らなかったので新鮮です。ページをめくっては、「あ、これも買ったなあ…」ってな感じで眺めております。

sc_pm.jpgウォークマンのページにはあのニホンザルのチョロ松のCMの話が…。初代ワイヤレスウォークマンもこの時だったんだなあと感慨にふけってしまいました。期待のクリエのページには初代クリエのラフスケッチ画像があって、当初はPalmTopのロゴが入っていたとの記述が。クリエと名が付くまで紆余曲折あったんですよね~。企画開発担当の方に裏話を聞いたっけ…。

そうそう、Sony Chronicleの隣に映っているのは「Palm Magazine vol.25 永久保存版」です。こちらも昨日ゲットして読みふけってました。ASCII遠藤さんと神様山田さんのACCESS社へのインタビューに始まり、米Palmのロブさんと元Palm日本法人CEOのクレイグさんへのインタビュー、機長さんの「プロジェクトパーム」とのっけから非常に内容の濃い読み物が多く、各種特集を含め保存版の名に恥じない素晴らしい内容でした。

PalmやHandspringの日本撤退についていまだにソニーをスケープゴートにする人がいるけど、クレイグさんのインタビューを読んでそうじゃないということが確信できたのも大きかったっす。「Palm Pilot誕生から10年」とのことですが、ソニーのPalmTopが無ければ、そしてロブさんがソニーで働くことがなければPalmは生まれなかったのかもしれないのですから…。

さておき、アップルもまもなく創業30周年ですね。90年代はソニーとも深くつながりのあった同社。ソニーを追いかけ追い越せだった時代からソニーが追いかける立場になったのも印象深いです。>アップル社30周年、インターフェースの歴史を振り返る

色々な意味で繋がっているソニー、アップル、パーム。
それぞれの歴史は違うけど、みんな大好きな会社です。