ソニーは、同社全額出資の小売り関連の四事業について、投資ファンドなどの出資を受け入れ、ソニーグループから分離・独立させる方向で最終調整に入ったそうです。エレクトロニクス事業再建に経営資源を集中させるため、中核でない事業を切り離すとか。四事業は、ソニープラザ、B&Cラボラトリーズ、マキシム・ド・パリ、ソニー・ファミリークラブで、いずれも創業者である盛田氏が立ち上げたとか。
ソニプラはいまだにソニービルやタワーの略称と間違える人がいますが、ソニーの名前が取れればそれもなくなるかも…。マキシム・ド・パリは一度も利用せず(できず)、SFCも銀座ソニービルに行ったときにだけ取り扱い商品を流し見する程度でした。ソニーファンといっても、これらの4事業にはさほど縁がなかったので感慨も何もありませんが、多角化の相乗効果も感じられないのでこれはこれで良い方向に働くのではないかと勝手に思っております。
とはいえ、マキシム・ド・パリがソニーグループでいるうちに有名なイチゴのミルフィーユぐらいは食べておこうかなあ…って別にお店が無くなる訳じゃないんですが…。
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