BCN年末店頭動向調査、大画面で液晶TVが過半数突破-松下はCM自粛がシェアに影響。BRAVIAは好調な立上がり
BCNが発表した2005年年末の量販店店頭における市場動向に関するニュース。
薄型テレビは、液晶テレビの大画面化の進展が顕著で、鮮明さが大きなセールスポイントとなっているとか。メーカー別シェアは、シャープ(43.1%)、ソニー(27.7%)、松下電器(9.0%)の順。「BRAVIAは、予想以上にスムーズな立ち上がりを見せたといえるが、ソニーのテレビ事業の復活というには時期尚早」とのコメントも。
DVD/HDDレコーダーは地デジ搭載モデルが年末商戦で一気に広がりを見せたとか。シェアは、地デジ未対応製品では、ソニー(24.6%)、東芝(19.0%)、松下電器(17.0%)。対応製品では、松下電器(22.2%)、日立製作所(21.1%)、東芝(19.3%)の順。
携帯オーディオプレーヤーは、前年同期比2倍、メモリタイプのシェアが8割、製品別ではiPodが他社を圧倒している点などに注目が集まったとか。ソニーに対してだと思いますが、「アップルに追随できる商品力がない。アップルの一人勝ちはしばらく続きそうだ」とのコメントも。
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