挙動不審なPCアプリが実現するインテリジェント機能

【ソニー インテリジェンス展】ウォークマンAシリーズのインテリジェント検索機能を紹介
【ソニー インテリジェンス展】ソニーが提案するインテリジェントアプリケーションと未来

先週末の二日間、銀座で開催されたソニーのインテリジェンス展で展示されていたウォークマンAシリーズのインテリジェント機能の紹介記事と、同イベントの統括責任者である武藤克巳氏へのインタビュー記事。

インテリジェントアプリケーションというおもしろいものが存在し、ソニーが身近なものとして提供していることを改めて知っていただきたい

のがイベント開催の趣旨らしいですが、ウォークマンAに限って言えば現状では逆効果ではないかと。

実際触ってみないと分からんことってあるんですよ

こちらはITmedia +D Blog、小川夏樹さんの「Gallionic Private Judgment」。このエントリーでは、「実際に触ってみるとリリースの謳い文句の割りに、かな~り使いづらい部分があったりするのが見えてこない」ことがあるとして、一例としてウォークマンAシリーズを取り上げています。

ハードウェア的には無難な作りをしてるんで製品発表会場や発売後に大手量販店の展示モデルなんか触ってみて「なかなか好感触!」ということで購入したとしても、その先にあるCONNECT Playerが「オーマイガッ!」な完成度であることまでは分かりません。再現性のない強制終了や挙動、各種ボタンをクリックした場合、ソフト側で該当処理のプログレスが表示されたり、されなかったり、フォーマットしても終わってるのかどうかも不明・・・(中略)こういった製品としてのトータルでの完成度(ハードとソフト含めた)がリリースや媒体のニュース記事からは見えてこない部分なわけです

機能が中途半端で挙動不審なアプリケーションを使って実現するのがソニーのインテリジェントなんでしょう。それと、メディア側の本音に近いコメントとして以下のような記述もあります。

最近ではマイナス点があまりにも多い”しょぼーんな製品”は、掲載しないというスタンスの消費者向け媒体も多いようです。悪い悪いって、いったいどこが悪いのかを見せてあげるのも読者に目を向けている媒体の役目なんじゃね~かと

ご本人含め、そのようなことができるメディアがどれだけあるのかわかりませんが、「おもてなし」や「インテリジェント」の意味を勘違いしている人たちにガツンと言って欲しいものです。

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