バーチャルモバイルエンジンは映像製品でMPEG2とH.264を切り替え可能

エコプロダクツ2005 家電メーカーは省エネ&ローエミッションから一歩先へ

東京ビッグサイトで開催されていた「エコプロダクツ2005」に出展しているソニーブースに関するリポートが各所で掲載されておりますが、中でも注目はウォークマンに採用されているバーチャルモバイルエンジンに関するもの。同チップは消費電力を抑えるというエコ的な側面にフォーカスされているわけですが、

原理的には映像製品においてMPEG2とH.264を切り替えたりといった使い方もできるということで、今後の機能強化が期待されるLSI技術

なのだとか。動画再生対応機器でもソニーが得意とするスタミナバッテリを実現できるかもしれませんね。

ところで、バーチャルモバイルエンジンはMP3用とATRAC用のコーデックを切り替えて消費電力を抑えているそうですが、ATRAC3plusコーデックを開発したソニー技術開発本部の東山恵祐氏のインタビューがリクルートの就職情報サイト「Tech総研」に掲載されていました。興味のある方は是非…>ソニー、Excite技術者を直撃!!音楽配信に生きるスキル

以下、プチつぶやき。


「エコプロダクツ展」ですが、1999年の第1回目から翌年の2回目までは自分も裏方で結構深く携わっていました。そういえばソニーも第1回目から出展していました。分解性の発泡スチロールか何かを展示していたような覚えがあります。時は流れ今年でもう7回目とのことですが、環境関連ではすっかり定着した日本を代表するイベントになったようで、立ち上げに少なからず関わることができたことをうれしく思ってます。

(1999年の第一回目はいきなり森総理(当時)の視察が決まってえらいあたふたしたっけ。それと、初回に引きずり込んだグラフィックデザイナーのK氏は相変わらず良い仕事をしているようで…。しかし、7回目にもなるのに仕事は全然楽にならないとか。なんか申し訳ない事しちゃったなあ…。ごめんね、Kさん。ってここで言っても見ているわけないか…)

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