ソニーの身近なインテリジェンス展~明日より開催【追記あり】

以前にもお伝えしましたが、ソニーが次世代の様々な製品およびサービスの付加価値のひとつとして考えられている「インテリジェントアプリケーション」への取り組みを紹介するイベント、「知る、考える、働きかける、ソニーの身近なインテリジェンス展」が明日から二日間(12/17-18)、銀座ソニービルで開催されます。QRIOの最新技術パフォーマンスをはじめ、ウォークマンAシリーズ 、スゴ録、テレビ王国のサイトなど知的な技術が搭載されている製品やサービスを用意し、今、実現している「インテリジェントアプリケーション」に身近に触れる機会を提供するとか。

ちなみに、お台場ソニースタイルでは「ロケーションフリー・おでかけスゴ録体験イベント」を12/25まで開催中のようです。ロケフリTVはただ展示されていてもその便利さが実感しにくいのですが、ショールームならアテンドしてくれる人もいるのでわからないことも説明してもらえると思います。興味のある方は是非。

身近なインテリジェンス展は時間があったら覗きに行きたいです。ところで、概要説明で、

製品やサービス自体が、ユーザーのことを「知る」、ユーザーの欲しいものを「考える」、そして、自然なかたちで「働きかける」。ソニーは、そういった新しい付加価値を実現する技術の研究開発を進めています。

とありますが、ソニー自身が、ユーザーのことを「知る」、ユーザーの欲しいものを「考える」必要があると思うのは自分だけでしょうか…。

【追記】見に行けない人はITmediaの渡邊さんのリポート「人と機械の架け橋――ソニーの“インテリジェンス”を見てきた」がお薦め。ウォークマンAシリーズのアーティストリンクについて、

検出は楽曲ファイルのタグ情報ではなく、GracenoteのMusicIDと同社独自技術を複合させた波形解析によって行われているそうだ。解析によって得られたデータは、CONNET Playerを通じてインターネット上のサーバーに蓄積されているデータと照合され、結果、「ジャンルの近いアーティスト」としてウォークマンのディスプレイに表示される。タグ情報で機械的にマッチングを行うのではなく、波形分析をベースにしているので、CDからリッピングしたファイルではなくとも、マッチングが行えるのが特徴だ。

との記述がありました。そのマッチングに何であんなに時間がかかるんでしょうかね…。


【関連ニュース】
ソニー、知る、考える、働きかける、ソニーの身近なインテリジェンス展
ソニー、スゴ録などの“インテリジェンス”展示イベント-ユーザーに「働きかける」知的機能を紹介。QRIOもデモ
ソニー、最新のQRIOなどインテリジェンス製品を展示するイベント
ソニー、同社のインテリジェント・アプリケーションを一般公開──QRIOの新機能もデモ
ソニー、スゴ録やウォークマンが提案する「インテリジェンス展」 知的な進化を遂げたQRIOも登場
【ソニー インテリジェンス展】スゴ録の学習型自動録画機能「x-おまかせ・まる録」などをアピール
【ソニー インテリジェンス展】ソニーが提案するインテリジェントアプリケーションと未来