国内音楽配信サービス、配信フォーマットの違いで音質に差がでるのか?

音楽配信サイトの音質を比較する~ 最も高音質な配信サービスは? ~

藤本健さんのDigital Audio Laboratory。iTMS、Mora、OnGenといった国内の音楽配信サービスから配信されている同じ楽曲をダウンロードして、フォーマット(AAC、WMA、ATRAC3)の違いによる音質の差があるのかをチェックしたそうです。条件を合わせるのに相当ご苦労なさったようですが、結論としては「どれがいいかは判断しにくい」とか。ちなみに、ダウンロードした曲をCDに焼いて、再びそのCDからエンコードしても音質は全く変わらないようです。

ニフティ、AAC音楽配信サービス「MOOCS」をスタート

昨日、ニフティがSD-Audio(AAC)形式を採用した音楽配信サービス「MOOCS」をオープンしましたね。ニフティが音頭をとっているように見えますが、Pana製の専用プレイヤーを採用・無償公開するなど、ソフト的にもハード的にもPanasonicとの連携が目立ちます。アップルのiTMS、ソニーのConnect(日本ではMora)対抗の第3勢力というイメージ。後発だけに、FMラジオ局などと共同で配信サービスとの連動番組制作など新しい試みもあるようです。ただ、楽曲自体は微妙に高値ですね。そして、SMEの不参加…。

ウォークマンAの発売を再来週に控えたソニーですが、無償配布の予定もあると発表された「Connect Player」と連携する「Mora」のサイトデザインが従来のイエローベースのものから「Connect Player」ライクな昔のバイオカラーを彷彿とさせる色遣いに変わってました。もしかしたら、「Connect Player」の公開も間近ってことなんでしょうか?


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