ソニーマーケティングさんのご厚意で、ロケフリベースステーションパック「LF-PK1」をモニター試用できることになったのですが、本体はまだ手元になく、PC用ロケフリプレイヤー「LFA-PC2」を先行で試用していることは過去のエントリーでお伝えしました。
そんなこんなで、現在はX5のベースステーションと接続して手持ちのバイオで使っているのですが、「LFA-PC2」って複数台のPCにインストールこそできてもベースステーションに登録できるのは一台だけで複数台のPCで使うにはシリアルキーがそれぞれ個別に必要なんです。単体販売する理由の一つがここにあるんですね。
自分、先日購入した「type T」にインストールして試用中なのですが、それまで使っていたバイオノート「TR2P」でもロケフリTVを使いたいと思い、ソフトを1枚追加購入しました。ソニスタでずっと入荷待ちステイタスだったのですが、予約して10日後に入荷案内が来て、昨日やっと手元に到着しました。
ソフトのインストール後は、以前紹介した手順でX5のベースステーションにTR2P(厳密にはソフトのシリアルキー)を登録。これで手持ちのバイオノート2台でロケフリTVを楽しめるようになりました。
ちなみに、X5のモニターとPCの互いの割り込みについてですが、モニターとPCの場合は片方が割り込むと自動的にもう片方が切断されるのに、PCからPCの場合は割り込みができませんでした。自宅で奥さんがPCでロケフリTVを使っている場合、旦那さんが出張先でノートPCから自宅のロケフリTVにアクセスしようとしてもエラーが出て接続できないのです。まあ、いきなり割り込まれたら夫婦仲も悪くなりそうですが、「登録済みのパソコンがベースステーションに接続要求していますがどうしますか?」みたいなアラートが出て、相互に割り込みができるようになるといいなあ。
(注:上記の話はPK1ではなくあくまでX5のベースステーションでのことです。PK1の場合はちゃんとできるのかもしれません。念のため…)
で、「LFA-PC2」単体販売のもう一つの理由なんですが、PSP専用プレイヤーの登場が大きな要因なのかもしれません。PSPのプレイヤーは無償ですから、PSP所有者は「LF-PK1」を単体購入するだけで使えるようになるわけです。PSP専用プレイヤーの登場を見越してソフトのバンドルをやめたのかもしれません。そういえば、PSP専用プレイヤーもちゃんと割り込みができるのだろうか…。
しかし、PSP専用プレイヤーが無償でなんでPC用は有償なんでしょうね。どのみちベースステーションには1台しか接続できないわけで…。PSPが複数台ある場合の登録がどうなるのかはわかりませんが、プレイヤーが無償なので、Macアドレスとか、PSP本体のシリアルで登録するのかな?いずれにせよ、PSPの方が優遇されていることには変わりないですね。もういっそPCソフトも無償配布する方がハードが売れるんじゃないでしょうか。