タッチエンジンモジュールを商品化 ~低電圧駆動方式によりモバイル機器に最適なモジュールを実現~(Sony Japanのプレスリリース)
ソニーは、低電圧で駆動が可能な積層圧電素子を用いた触覚ヒューマンインターフェースモジュール、「タッチエンジンモジュール」を開発、11月中旬よりサンプル出荷を開始すると発表しました。タッチエンジンモジュールは、タッチパネルなどと組み合わせることで、クリックなどの操作に対し指先に振動を伝え、ユーザーへ確実な操作の感覚を生み出すものです。低電圧で駆動が可能な『積層圧電素子』を採用することによってモバイル機器に適した低電圧での駆動を可能にしています。また、同モジュールは、タッチパネルが簡単に搭載できる構造のため、あらゆる機器への搭載を可能にするとか。3インチサイズの『STE-9013』と4インチサイズの『STE-9014』の2種類あり、いずれもサンプル価格は30,000円。なおモジュールは既に、放送局向けコントローラー“UCP-8060”に搭載されているそうです。
夏に開催されていたSony CSL研究所展でもタッチパッドで画面を操作する「PreSense」という技術展示がありましたが、それが元になっているんですかね…。
また、Sony JapanにはInterBee出展とbit-drive絡みの2つプレスリリースが掲載されていますのでリンクのみでご紹介しておきます。
・『 映画から報道まで、HDはソニー。』 ~ 拡がるHD制作に対応する最新機器をInter BEE 2005に出展 ~
・拡張性と柔軟性を追求したフルメッシュ型インターネットVPNサービス「マネージドVPN“ダイナミックリンク”」開始