iPodで作業環境を携帯可能に–IBMが「SoulPad」技術を開発
IBMの研究者らが、家庭やオフィスのデスクトップ環境をiPodなどの携帯端末に入れて持ち運び、任意のPCでも実行できるようにする仮想のコンピュータユーザー環境設定技術「SoulPad」を開発しているそうです。「SoulPad」の非常に優れている点はPCが最小限の環境を備えていれば動作することで、家庭とオフィスの間を行き来する出張の多いビジネスマンに最適とか。
すでにUSBメモリなどに自分専用のメーラーやWebブラウザを入れて利用するスタイルがありますが、「SoulPad」の実行には6GBのディスク容量が必要ということで、今の段階では価格もこなれてきたHDD搭載のデバイスということになるみたいです。iPodでいけるならHDD搭載Walkmanでもいけるってことなんでしょうか。ただ、情報漏洩やらセキュリティ云々とやかましい世の中だけに、便利だからといって誰でもすぐに使えるようにはならないのかもしれませんけど…。