BtoBもBtoCも「顧客視点」があってこそ半歩先の提案ができる

ソニー、BtoB向け展示会「P&B Solution 2005」-中鉢新社長「顧客視点でソニーの復活を目指す」

都内で開催中の、放送業務用機器や業務用機器を集めたソニーのプライベートショー「Professional&Business Solutions 2005」の展示と、中鉢新社長が登壇したセミナー「ソニーのB2Bビジネス戦略」のリポートです。中鉢氏は、セミナーでプロフェッショナル・業務市場での意気込みを顧客視点のポリシーを交えて以下のようにアピールしていました。

BtoBのみならず、BtoCでも顧客の声に耳を傾けて進めていきたい。マスコミ、ひいてはソニーの中からも、“顧客の声にただ応えていくのはソニーらしくない。ソニーらしさを求めている”という指摘もあるが、顧客視点があってこそ、半歩先の提案ができる。これは、PSNC(プロフェッショナルソリューションズ・ネットワークカンパニー)、ひいてはソニー全体の大きなテーマだ。顧客視点に立って、お客様に長期的な利益と満足を提供することを目標に取り組んでいく

頼もしいメッセージですね。あとは、実行あるのみといったところでしょうか。


ちなみに、このプライベートショー、一般でも登録すれば入場できるんですよね。展示はコンシューマにはなじみのないモノばかりのようですが、プロ・業務用で培ったノウハウや技術がコンシューマ向けに応用されていくことも多いので業界関係者じゃなくてもみておいて損はないのではないでしょうか。自分も本日見に行く予定です。

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