6/1のつぶやき~音楽を聞く権利を購入したはずなのに

データのデジタル化のメリットやそれらがもたらす未来について書かれているコラム「データのデジタル化で何が変わるのか?」の一節

ダウンロードした音楽は、ノートパソコンでもMP3プレーヤーでも、あるいは携帯電話やPDAでも、音楽を再生するためのソフトが動作する機器ならどれでも聴くことができる

を読んで、そうそう思い通りにならない現実が横たわっているなあと感じています。ここで言ってることはパソコンを母艦にするという前提であれば充分納得できるんですが、パソコンと一緒にMora対応のネットジューク「NAS-A1」(レビューが滞っていてごめんなさい)も使っていて不便に感じることがあります。それは、パソコン経由でダウンロードした楽曲と、ネットジューク経由でダウンロードした楽曲が、それぞれの機器でしか管理できないことです。

DRMのことはよくわからないですけど、本質的には楽曲を聴く権利を購入したはずなので、デジタルの利便性を訴求するのであれば、購入した楽曲がどの機器でも再生可能なのはもちろん、機器間でのデータ(権利)の移動や再ダウンロードも標準でちゃんとサポートして欲しいのです。HDDレコーダーでいうところのムーブができたり、どちらか一方にマージできるようにならないのでしょうか。パソコンっていつどういうトラブルに見舞われるかわからないということもあるし、それこそネットジュークだって家電といいつつほとんどコンピュータみたいなモノですから、機械的なトラブルで楽曲を聴く権利まで失うようなことがあっては困るんです。


ちなみに、パソコンで買った曲はネットワークやメモステ経由でネットジュークで再生可能なんですが、個人的にはネットジュークに一本化してしまいたいんです…。なんとかなりませんか>Moraさん。

(って、Moraだけの話じゃないんですけど、ソニーが絡んでるって事で名指しにしました…)

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