ポータブルオーディオに無線LANチップが組み込まれる日も近い?

小型化もここまで進んだ! アセロス・コミュニケーションズが組み込み機器向けの無線LANチップを発表

アセロス・コミュニケーションズが、モバイル機器や家電製品への組み込みを想定した無線LANプラットフォーム“ROCm”(Radio-on-Chip for Mobile)シリーズを発表。米国本社から、最高技術責任者が来日、組み込み向け無線LAN市場の現状と同社製品のメリットについて説明しています。

注目は、同社のセキュリティー技術「JumpStart for Wireless」。アクセスポイントと無線LAN子機のボタンをそれぞれ1回ずつ押すだけで、公開鍵方式の暗号通信が行なえるというもので、インターフェースが限定されるデジカメやプリンター、携帯音楽プレーヤーなどでも簡単にセキュアーな通信が行なえるのが利点とか。


こと、ポータブルオーディオでの無線LAN採用に関してはBluetooth同様に興味津々で、色々と期待しちゃうんですよね。パソコンとクレードルやケーブルなどで接続する必要なくライブラリの同期ができたりするようになるのか、はたまたメーラやブラウザが搭載されネット接続できるようになるのか、インターネットが楽しめるようになるのか、などなど、勝手に期待がふくらんじゃいます。

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