電子書籍ビジネスの今と未来を考える

「電子書籍」はどこまで来たか

iconicon電子書籍の今と未来を考えるという、小寺信良さんのコラム。市場が縮小傾向にあるPDAに代わり、テキスト表示機能を搭載し始めたMP3プレーヤーやAVプレーヤーがポータブルテキストビューワーとして台頭し始めたことや、JPEGビューワー機能を持つデバイスに対応するボイジャーのテキストビューワーソフト「T-Time」の紹介を交えつつ、ソニーと松下の電子書籍専用端末のそれぞれのビジネスモデルの違いについても紹介しています。


書籍の売り上げが減少傾向にある事についても、音楽や放送よりも動きの遅い出版産業だからこそ対策を考える余裕があるのではないかとした上で、「松下、ソニーのような強力な異業種の参入によって、やり方が選べるようにもなってきているのは、むしろ幸いとすべき」と述べていらっしゃいます。

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