米IDC調査、世界PDA出荷は5期連続減、統合型端末は3期連続増

世界PDA出荷、5期連続で減少

米IDCの世界PDA出荷調査の速報値によると、1~3月期の出荷は前年比12.1%減、前期比30.6%減の190万台で、5期連続で減少したそうです。統合型携帯端末(通信機能内蔵のスマートフォンなどってことでしょうね)は前期比3.3%減の840万台ながら、前年比134.6%で3期連続増加しているとか。

世界PDAシェアトップ3はpalmOne(32.6%)、HP(26.2%)、Dell(11.4%)。統合型端末トップ3はNokia(64.5%)、Research in Motion(9.2%)、富士通(8.5%)。


先だってのGartnerの調査はPDAもスマートフォンもひっくるめての数字で25%増ってことでしたが、PDA単体での苦戦は相変わらずというところでしょうか。それにしても統合型でのノキアの強さが際だってますね。palmOneがたったの4.6%で4位、ソニエリに至っては2.5%で5位ですか…。

下のNIKKEI NETのニュースの焦点では日本市場の低迷についても記載されています。

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