高音質音声圧縮技術ATRAC3plus形式に加え、MP3形式での再生にも対応したHi-MDウォークマン2機種 発売(ソニーのプレスリリース)
ソニーマーケティングは、ATRAC3plus形式だけではなく、MP3形式の音楽データの転送・再生が可能なHi-MDウォークマン2機種を3/10に発売します。「Hi-MD PHOTO」規格に対応し、デジカメ機能を搭載したHi-MDウォークマン『MZ-DH10P』は、音楽と画像を融合して楽しむウォークマンとしての新スタイルを提案するとしています。また、ウォークマンとして初めて有機ELディスプレイを搭載し、録音にも対応したHi-MDウォークマン『MZ-RH10』も同時に発売します。両機種共にオープンプライスですが、市場推定価格は、『MZ-DH10P』が53,000円前後、『MZ-RH10』が35,000円前後とか。
パソコン用のソフトとして、『MZ-DH10P』のジャケット撮影機能に対応し、新機能を追加した新SonicStage(Ver.3.0)が両機種に付属。既ユーザー向けのアップデータ並びに無償のMora版も同時に公開されています。
また、ソニースタイルではカラバリモデル「レッド」を50,800円(税込み、送料別)で発売(下画像)。なお、同機種にはヘッドホンは付属していません。
これが、ソニーのポータブルオーディオの新提案って…。この手の機能なら誰もが想像の範囲内ではないでしょうか。有機ELの使い方もあまり意味がないような気がするし、それ以外にもツッコミどころが結構多いような…。果たして1年前に出ていても驚きがあったかどうか…。
そもそもHi-MDを推進したいならPSPのUMDドライブも互換にすべきじゃなかったのでは?それでこそ21世紀のウォークマンでしょうに。ホント何がしたいんだろ、ソニーは…。このままじゃ、Goodbye Sonyって人も多くなるんじゃないのかなあ…。
(もちろん、MD派の人を否定する気は毛頭ありません。ソニーのポータブルオーディオ戦略に対する個人的な想いですので、気に障った方がいたらごめんなさいです。)
【関連リンク・ニュース】
・Hi-MDが進化 MP3形式とデジタル静止画像への対応で用途を拡大(ソニーのプレスリリース)
・Hi-MDラインナップ(ソニスタ)
・Hi-MDホームページ
・Walkmanオフィシャルホームページ
・SonicStageホームページ
・SonicStage3.0へのアップデートプログラム(パーソナルオーディオカスタマーサポート)
・無償版SonicStage3.0(Mora、ダウンロード用プレーヤー紹介ページ)