ポータブルオーディオ、高付加価値で差別化の流れが加速

高付加価値化のステージに入り始めたポータブルプレーヤー

シリコンオーディオ販売ランキング絡みのコラム。百花繚乱のポータブルプレーヤーですが、基本機能面では成熟の域に達しつつあるとして、高付加価値化製品の投入を国内メーカーに期待したいとか。ソニーも、高付加価値型製品を投入するという方向性を維持。先日発表された新製品も、「有機ELの搭載」「3分充電で3時間再生というスタミナ性能」「ジョグシャトルによる操作インタフェース」などが差別化のポイントになるとしています。ランキングに関してはソニーのNW-HD3が久々に6位とトップテン圏内に返り咲いていました。


あちこちで話題になっている、なんちゃってiPod shuffleには確かに驚きましたけど、本体の多機能・高付加価値化だけでなく、データ転送に必要なパソコン用ソフトウェアを含むトータルソリューションも大事ですよね。まあ、そこまでは誰でもわかっていることでしょうから、ソニーにはパソコン以外のデジタル家電との密な連携を期待したいところです。

【関連ニュース】
CeBIT 2005レポート【ポータブルプレーヤー編】Panasonicのフラッシュ/SDプレーヤーなど多数出展
Samsung、iriver、MPIOの新製品やウォークマン携帯など

CeBIT 2005会場レポート【その他編】.85型HDDオーディオプレーヤーなどが参考展示
-DVDレコーダは欧州市場でもハイブリッド化の波

AV Watchアクセスランキング【2005年3月7日~2005年3月13日】~ ソニーの「ネットワークウォークマン」新モデルがトップ ~
NEXX、20GB HDDを搭載してMPEG-2/-4形式の動画再生が可能なポータブルメディアプレーヤー『PMP-1200』を31日に発売
仏Thomson、MP3ライセンスの一部費用を半額に値下げ