『スイスアーミーナイフ』型のアプローチはやめなさい

携帯音楽プレーヤー販売は57%増加へ

市場調査会社iSuppliの調査によると、デジタル音楽プレーヤーの出荷が2004年の2倍以上になる見通しとか。全体では、2004年の3680万台から2009年には1億3200万台に増え、中でもHDD搭載プレーヤーは2004年の980万台から2009年には5620万台になり、市場全体の43%を占めるとの予測も。また、同社はメーカーに対して製品に多くの機能を詰め込みすぎないよう警鐘を鳴らしているとか。


「機能が少なく使いやすいインタフェースを持った、シンプルでエレガントな製品が市場ではよく売れているのに対し、何でもできる型のアプローチは失敗している」とは同社の弁ですが、日本ではITmediaが「高付加価値化のステージに入り始めたポータブルプレーヤー」などというコラムを掲載しているように、多機能=高付加価値でも無いと思うので、ユーザーがメリットを感じるようなトータルな機能の向上は大いに歓迎したいと思いますです。

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