タグ : W54S

東芝の力を借りないとPS3もW54Sも作れないソニーグループ

高性能半導体の生産力強化を目的とした新たな協業体制の構築に向け(Sony Japan)
IBM及び東芝とのゲーム機向け高性能半導体生産に向けた協力体制の強化(Sony Japan)
高性能半導体の生産力強化を目的とした新たな協業体制の構築に向け新合弁会社の設立で基本合意(東芝)

昨日、日経が報じたソニーによるCell製造工場の東芝への売却について、両社から正式なアナウンスがありました。ソニーのプレスリリースはまだhtml化されていないので、AV Watchのニュース記事をお借りして要約。

東芝とソニー、SCEがCellなど半導体製造合弁会社設立-Cellの生産設備を東芝へ譲渡。45nmに向け共同開発

ソニーセミコンダクタ九州のFab 2の300mmウェハーラインの製造設備を2008年3月末までに東芝に譲渡することを決定したほか、「Cell Broadband Engine」や「RSX」などの高性能半導体生産については新会社を設立することで基本合意したそうです。これにより、東芝はソニーグループからのPS3向けなどの高性能半導体受注拡大と安定確保とシステムLSI事業の拡大を、ソニーグループは高性能半導体のさらなる微細化などによりプレステ事業の強化を図るとか。さらに、Cell開発で協業しているIBMとは45nm SOIプロセス技術を用いたCellの量産に向けた開発について、協力関係を進展させることで合意。PS3向けの低消費電力、低コスト高性能半導体の量産体制構築に向けて協力するそうです。

細かいことはよくわかりませんけど、東芝、ソニー、SCEで新会社を設立して、その会社が東芝の工場を借りてCellの生産をするという理解で良いのでしょうか。ちなみに新会社の出資比率は東芝が60%。PS3生産には東芝との絶大なる強力が欠かせないということになりそうですね。

東芝絡みですが、先日取り上げたソニエリ製au「W54T」の東芝OEM説を裏付ける有力なコラムが公開されています。(お知らせ感謝です!>匿名設定さん)

KDDI新端末に忍び寄る「没個性化」の影

東芝のW56Tとソニー・エリクソンのW54Sは、サイズ、通話時間、機能など、スペックに違いはほとんど見られない。この2機種は中身としては全く同じで、ソニー・エリクソンは東芝からOEM供給を受けているようだ。「新しいプラットフォームなので、メーカーの負担も大きい。そのためこのような形となった」(長島氏)という。
KCP+はメーカーとしては主に東芝と三洋電機が開発に携わってきた。しかし、「ソニー・エリクソンとしては、音楽関連の強化もあり、何としてでもこの商戦期に対応端末を投入したいがために、東芝の力を借りたようだ」(KDDI関係者)という事情がある。つまり、実際にKCP+対応機種を投入できたのは開発メーカーの東芝と三洋電機のみとなる。

次世代DVD規格では犬猿の仲ですが、東芝の力を借りないとPS3もケータイも作れないのが今のソニーグループなんですねー。まあ、ソニーはソフトに注力するってことだし、これはこれで仕方がない・・・ってことで片付けて良いのか?なんとも複雑な気持ちになりますですねー。

続きを読む

au×Sony“MUSIC PROJECT”はau×Sony×Toshiba“MUSIC PROJECT”?

au、ウォークマンと連携できる新たな総合音楽サービス-「LISMO」を拡張。「W54S」など3機種が対応
KDDI×ソニー、着うたフルをウォークマンで楽しむ新プロジェクト

昨日、電撃発表されたソニエリの「W54S」の久々のBluetooth対応で小躍りしてしまいましたが、KDDI のニュースリリース「別紙1」を見ると、基本的なスペックや機能、筐体デザインが東芝製「W56T」と限りなく酷似していることに気がつきました。W54Sって東芝のOEMですよね。東芝がリバーシブルスタイルを、ソニエリはイルミパネルを採用していますが、違いはそれぐらいで、二つ折りを開いた状態はまさにそっくりさん状態。microSD採用もしかり。初見でなんか違和感あったんですよね。聞くところによると有機ELもソニー製ではないらしいです。

「SonicStage for LISMO」の開発やネットジュークとの連携はソニーのオーディオ部隊が関わっているのは間違いないとしても、対応端末を東芝が開発しているとなると随分と印象も変わります。これが真実なら「au×Sony“MUSIC PROJECT”」の陰の立て役者は東芝であり、「au×Sony×Toshiba“MUSIC PROJECT”」と言い直しても良いのではという気にもなってきます。サービスそのものと対応端末の開発は分けて考えるべきだと思うんですが、ソニーはコラボの当事者でもあるのでソニエリには頑張って欲しかった。まあ、本家ウォークマンに対応するサービスにウォークマンケータイを投入したら訳がわからなくなるというのもわからない気はしないのですが・・・。

あと、W54SのBluetooth採用で今後のソニエリ端末にもBluetoothを全面的に採用していくのかと思ったのですが、それも怪しい気がしてきました。そうなるとBluetooth愛好家としてはW54Sが市場にあるうちになんとか入手しておきたいという気にもなるわけですが・・・。そんなこんなで、なんとも複雑な気持ちな今日この頃でございます。

【追記】以下はW54Sの東芝OEM説に対するACMさんからのご意見です。(感謝です!)

W54Sの東芝OEM疑惑(笑)の件ですが、もしかしたらW56TがソニエリのOEMかなと思っています。キー配列を見ますと、東芝機は伝統的に十字キーを挟んで左上にアプリキー、右上に電話帳キーなんですが、W56Tに限るとソニエリ機と同じで逆の配列なんですよねぇ。同日に発表されたW55Tは従来の東芝機どおりのキー配列なんですが。でもW54SはmicroSD&Bluetoothを採用しているあたりが・・・一体どっちなんでしょうね(笑)

なるほどー、逆のパターンも考えられるということですね。実際どっちなんでしょうね。ソニエリとシャープの関係は理解できても、東芝との関係は無いに等しかったですしねー。個人的にはどっちでも良いから、ソニエリ端末へのBluetooth搭載が今後も続くことをただただ祈るのみっす。

続きを読む

LISMOがウォークマンでも使える「au×Sony “MUSIC PROJECT”」対応のソニエリ「W54S」登場~有機EL&ワンセグ&悲願のBluetooth搭載

au携帯電話の新ラインナップ8機種の発売について
au携帯電話の新ラインナップ8機種の発売について〈別紙1〉
総合音楽サービス「LISMO」の拡張について〈別紙〉
KDDI au: NEW COLLECTION 2007 AUTUMN & WINTER
KDDI au: 製品ラインアップ > W54S
W54S | au | Sony Ericsson

KDDIがau携帯電話の新ラインナップ8機種を、11月中旬以降、順次発売すると発表。「au×Sony “MUSIC PROJECT”」によるLISMO「オーディオ機器連携」や、自分の好きな情報や便利な機能を常に待ち受け画面に表示できる「au one ガジェット」をはじめ、auの最新サービスに対応したKDDI統合プラットフォーム「KCP+」搭載の3機種を投入するとかで、ソニエリ製の「W54S」が正式に発表されました。

w54s.jpg

LISMO「オーディオ機器連携」とは、その名の通り、「LISMO」とソニーのオーディオ機器が連携する機能。「LISMO Port」では「着うたフル」や「mora for LISMO」から楽曲をダウンロードできるほか、楽曲の一元管理と携帯電話やウォークマンへの転送が可能。さらに、ソニーのネットジュークとの連携により、PCいらずで「着うたフル」のバックアップや再生、ウォークマンや携帯電話への転送が可能とのこと。なお、ネットジュークの連携機能は12月以降に行う予定の無償アップグレードにより実現するそうです。

W54S単体では、有機ELディスプレイとワンセグ搭載にプラスして、ついに、というか、やっとというか、BluetoothのAVプロファイルに対応しました!市販されているBluetoothレシーバーを使えば、LISMOやワンセグの音声などを高音質かつワイヤレスで楽しむことができるとしています。また、大容量の800MB(暫定)内蔵メモリを搭載しており、音楽を存分に保存できるとしています。

詳細は未確認ですけど、とにもかくにもBluetooth搭載が嬉しい。これでやっとソニエリユーザーに戻れそうです!にしても、LISMOがウォークマンやネットジュークに対応してくるとは驚きです。日本市場ならではの独自展開ですが、内容によってはSonicStageを凌駕してしまう可能性も出てくるのかもしれませんね。とにもかくにも、もっと詳細が知りたーい!IT系メディアさんの続報に期待です。

【追記】ソニーにもプレスリリースが掲載されました。「携帯電話、PCとオーディオ機器の枠組みを越えて、携帯配信、ネットワーク配信、CD等さまざまなソースからの楽曲を有機的に利用可能とすることで、もっと音楽を自由に楽しめる環境の実現と普及を目指す」ことがプロジェクトの背景とか。これもひとつの「Goes Open」なんですかね・・・。あと、「LISMO Port」=「SonicStage for LISMO」なんですね。>もっと音楽を自由に楽しめる環境づくりを目指す「au×Sony “MUSIC PROJECT”」の開始について(Sony Japan)

続きを読む