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ウォークマンAは見るまでもない、新iPodがあれば十分

Apple、iMac G5/iPod開発担当者インタビュー「新iMacは、100点満点で110点」

ソニーと比較される方も多いですが、私はソニーのAシリーズは見ていません。むしろ、この新iPodがあれば十分です

iconicon大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。新iPod開発担当者インタビュー。上のコメントは日本での勝算について聞かれた事に対する答えですが、ウォークマンなど全く眼中にないって事なんでしょうね。でも、動画の再生時間なら1年以上も前に発売された「HMP-A1icon」の方が長いんですよね。動画変換ツールもちゃんとバンドルされているし、DVD(セルタイトルは除く)から直接MP4に変換できるソフトの提供もしてくれました。もちろん、音楽と動画どちらが主体で、なおかつ本体サイズの違いもあるので一概に比較できないとは思いますが、こういう発言されると悔しくて…。

「ビデオ再生機能は音楽プレーヤーとして洗練させていく延長線上で生まれた」──新iPod担当者インタビュー(その2)

目指しているのは、ユーザーにとって分かりやすく、使いやすい、シンプルなソリューションです。同じソフトで同じ要領で音楽や音楽ビデオを購入。さらにはケーブルをさすだけで、ファイルがどこにあるかなんか気にせずに、音楽も音楽ビデオも自動的に転送――こういったiPodとiTunesのよさは、開発者間の密接な協力があったからこそ生み出されたものだと思います。

こちらはASCII24の同様のインタビュー。ソニーがコネクトカンパニーで目指していることもアップルと何ら変わらないと思います。でも動画が絡んでくるとウォークマンブランドがかえって足かせになるのかも。クリエやHMP-A1などで培ったノウハウを活かした全く新しい端末投入もありなんじゃないのでしょうか…。

低ノイズ設計により高音質再生を追求したHDデジタルアンプ搭載モデルと、本体色に合わせたコーディネートアクセサリーを付属した4色カラフルデザインのMDウォークマン2機種 同時発売(ソニードライブ)

そういえば、MDウォークマンの新製品が出ましたね。それも、新iPodと発表日が同じ…。めずらしくSony Japanのプレスリリースにも掲載されてます。これ、先月開催されたディーラーコンベンションでも展示されていましたが、自分が会場にいた時はMDコーナーには来場者の誰一人も寄りついていなかったのが印象的でした…。

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iPod nanoレビュー~ソニー製品とのサイズ比較

ipodnano_0911_4.jpg脅威の薄さにスパイダーマンも驚くアップル渾身の一品「iPod nano」。そのサイズをしてSteve Jobs氏自ら史上最大の革命と宣言した「iPod nano」の実力やいかに。
・・・なと大げさに書いてしまいましたが、入手した「iPod nano」についてこれから何度かに分けてレビューしていきます。

まずはiPod nanoとソニー製品とのサイズ比較。レビューと言いながら、後先考えずに書きますのであっちこっちに脱線すると思いますが、それもまた一興ってことで軽く読み流してください。

ちなみに、個人的にはiPod購入は初代から数えて6台目となります。うち2台は人の手に渡りましたが、第3世代iPod(15GB)、第4世代iPod(40GB)、iPod shuffle(512MB)は現役で使用中で、同居人も同スペックのiPod shuffleを所有しています。で、今回購入したiPod nanoは2GBのブラックモデル。なお、カラー液晶搭載のiPodの購入は今回が初めてです。

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ということで、まずはカテゴリー的に最大のライバルとなるウォークマンスティック(新製品のA6xxシリーズと筐体サイズは同じ)とのサイズ比較。縦横ではウォークマンの方が一回りコンパクトですが、奥行き(厚み)はウォークマンの139mmに対しiPod nanoが69mと半分。

重さはウォークマンが47gに対してiPodが42g。その差は5gとあまり変わらないように思えますが、実際に両方を手に取ってみるとウォークマンの方が重く感じます。iPod nanoは表面積が大きいので手に持った場合に重量が手のひらの中で分散されるのでしょうね。

そういえば、iPod nanoのプレゼンでJobs氏が他社競合製品とのサイズ比較を交えていましたが、ソニー製品で比較対象になっていたのはHDD搭載のウォークマンスクエア(NW-HD5)でした。スティックではなくスクエアを比較対象にするのは反則ではないかと思ったのですが、これも一つのテクニックですよね。スティックが比較対象だと薄さと重さでしか勝てないわけですから…。(なお、米アップルの発表会はノーカットでQuickTimeムービーで公開中なので興味のある方は是非。)

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で、Jobs氏の反則技同様、初代HDD搭載ウォークマン「NW-HD1」と比較してみました。いってもサイズを把握してもらうための比較ってことで、特に深い意味はありません。HD1の幅がiPod nanoの縦とほとんど同じで、nanoの幅がHD1の縦の3分の2ぐらい。厚みはスティック同様約半分って感じでした。

それはそうと、個人的にはいまだにNW-HD1が好きなんですよね。ウォークマン20周年という節目に初めて登場したHDDウォークマンということもあって力が入ってましたから。なにより本体の質感が素晴らしい。ボディのヘアライン採用も傷を目立たせないという思わぬ副作用があったりするんですよね。iPodは初代からHDD搭載モデルすべてが本体表面に傷が付きやすく、最新のつぶやきにも書きましたけどiPod nanoも全く同じ。裸のままで使ってるとすぐに傷が付きます。アップルのデザイン戦略と言えばそれまでですが、傷が付きやすいことで保護シートやケース市場を活性化させるという側面を持っていることも見逃せません。自分は初代iPodの使い始めこそ保護シートを貼ってましたが、ウォークマンを含め、今は傷がついても全然気にならなくなりました。

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iPod nanoのすごさは69mmという驚異的な薄さの本体に1.5インチのバックライト付きカラーLCDを搭載している点にあります。ソニー製品ではウォークマンは11月発売の新製品を含めカラー液晶搭載機は出ていませんが、ゲーム以外に動画と音楽再生機能を取り込み、久多良木氏の「21世紀のウォークマン」発言が話題を呼んだPSPがカラー液晶搭載ですね。Jobs氏も出荷台数の比較対象としてプレゼンで取り上げるなど、アップルにとってはウォークマンよりもPSPを脅威としてとらえているのかもしれません。iPod nanoはそんなPSPの液晶パネルの中にすっぽり収まってしまうサイズなんですね…。

あ、ウォークマン以外のブランドではVAIO PocketやHMP-A1がカラー液晶搭載ですが、両者ともにソニー混迷の象徴としてすでに無かったもののような扱いを受けていますが、それぞれが持つ(持っていた)個性は次世代の製品に活かされることを願ってます。

予想通り、話があっちこっちに行ってしまいました。
次回は、もう少し使い込んだ上で、使い勝手などについての感想を書いてみたいと思います。

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携帯電話とPSP向けの無料動画変換ソフト

無料ソフトで作る! ケータイ&PSPで楽しむ“自分だけの”お気に入り動画

デジタルARENAの特集。フリーソフト「携帯動画変換君」を使って携帯電話やPSP向けの動画を作成する方法を紹介しています。

iconicon個人的には、「HMP-A1icon」専用にカスタマイズされた「Nero Recode 2 CE」のように、動画ファイルをただ変換するだけじゃなくて、メディアから一気に対応フォーマットに変換するソフトを提供して欲しいです。手順も少なく数回のクリックで終わるし、2時間程度の映像も寝ている間に変換してくれるし、とっても楽なんです。

実際、このソフトで書き出したデータをイメコン(1.5&2以降)に持っていけば、クリエやPSP用の動画が作れちゃいます。逆にイメコンで作ったデータは専用転送ソフトでHMP-A1でも見ることができるんですよね。ちなみに、このソフトはHMP-A1ユーザーに無償で配布されているものです。HMP-A1開発チームはソニーには珍しく太っ腹ですよね。ところで、後継機は出るのかなあ…。

携帯オーディオで動画再生の動きが活発化~次世代の主戦場となるのか?

クリエイティブ、次世代型プレイヤー「Zen Vision」を発売–動画再生でiPodを先制

クリエイティブが、30GBのHDDと3.7インチのカラー液晶を搭載したメディアプレイヤーを欧米で先行発売すると発表。携帯オーディオプレイヤーが進化して動画再生に対応するというベクトルを持つ製品だから、iPodを先制するといった表現になっているのでしょうね…。その他にも、動画対応のプレイヤーが色々と出てきて話題になってます(下の関連ニュースで紹介してます)。

ゲームがメインだけど動画や音楽再生にも対応する「PSP」や動画再生がメインで音楽再生がおまけのソニー「HMP-A1」など、逆のベクトルを持つ製品がすでに市場にあるので「次世代」という言葉が適切かどうかはわかりませんが、今後は携帯デジタルオーディオプレイヤーも標準で動画再生に対応するという動きが加速しそうですね。

ちなみに、昨日のiTMS日本版の発表にあわせて、もしかしたら動画再生対応iPodが発表されると思っていたのですが、残念ながらそれはありませんでした。QuickTimeファイルフォーマットがMPEG-4ファイルフォーマットのデファクトになり、iTunes最新版ではとっくに動画再生に対応していて、その気になればいつでも対応できそうなものなのですがなかなか出てこない。QuickTime7ではPSPと同じH.264対応を果たしていますが、リリースされているのはMac版だけで、現状Windows対応が遅れていることも関係しているのではという話を耳にしました。これがクリアされたときに、一気に動画対応の新世代iPodが私たちの目の前に登場するのかもしれません。

そうなったときに一番の競合となるのはアップル自身が意識しているPSPなのかもしれません。PSP自体、課題はたくさんありますが、UMD Videoの手軽さと液晶クオリティ、そしてなによりその価格はアップル以外の競合他社にとっても脅威なのだと思います。ただ、ソニーにはiTuneのようなインテリジェントな統合環境を提供する力が備わっておらす(分散してしまっているともいう)、つぎはぎ(というか場当たり的)に対処しているような状態なので、やりようによっては動画系のコンテンツ配信でもアップルが一挙に市場を制圧しちゃうかもしれません。

ただ、これはあくまでパソコンがベースになる話で、ソニーがパソコンではない新機軸のハードウェア(PS3やCell搭載のメディアサーバーのようなもの)を投入して、それをベースにサービスを供給できると話はまた違ったものになるのかもしれません。いずれにしても、ソニーが人様が作ったプラットフォーム(WindowsPC)の上で商売している限り、アップルと同様のイノベーションを世にアピールする事なんてできないと自分は思ってます。

しかし、肝心のコンテンツ提供会社がコレ(↓)ではねー。ソニーBMGが音楽ファンからそっぽを向かれる日もそう遠くないでしょう。

iPod非対応のコピープロテクトCD、売れ行き好調

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デジタル一眼レフブームも後押し、「モバスト」が必需品に

デジカメ専用想い出箱? この夏はモバスト持って旅に出よう

モバイルストレージ(モバスト)の売れ筋ランキングコラム。上位にこそ食い込んでいないものの「飛鳥」の名前が目立っている気がします。データのバックアップに特化した「ピュアモデル」に対して、画面の大きい「デジタルAVプレーヤータイプ」が増えてきたとして、そのメリットなども紹介しています。iPodもオプションでモバスト機能を実現できますし、今後のHDD搭載AVプレイヤーの一つの方向性であることは間違いなさそうです。

iconicon略して「モバスト」って言うんですね、知らなかった…。ちなみに、ソニー製品では、この記事で言うところのピュアモデルに相当するHDDフォトストレージ「HDPS-M1icon(31,290円)」がソニスタ限定で販売中ですよね。メモリースティックはもちろん、CFやマイクロドライブにも対応ということで、ソニスタではサイバーショット本体とのセット販売が行われることが多いです。

かたや、「デジタルAVプレーヤータイプ」はソニーでは存在しないですが、HDDウォークマンやHMP-A1iconの後継機といったあたりに機能搭載の可能性はありそうですよね。ただ、前者はともかく、後者は後継機の開発が行われているのかすら不明なんですよね…。

ビザビ、Covertecブランドのソニー・HMP-A1専用ケース

Covertec Innovative Leather Case for ハードディスクマルチプレイヤー(HMP-A1)

シンプルかつ上品なデザインが特徴のフランスCovertecブランドのケースにソニーのハードディスクマルチプレイヤー「HMP-A1」専用モデルが登場。カラーは ブラック、ブラウン、レッドの3色。シンプルなポケットタイプで、使いやすいときにすぐ取り出せるデザイン。ケースカバーはボタン留め。ビザビの取り扱い価格は税込5,985円。