「ICレコーダー」カテゴリーアーカイブ

ソニーのICレコーダーは独自CODECだからこそ豊富な編集機能を実現できている

新記録モード搭載のICレコーダ「ソニー ICD-SX77」を試す

iconiconウォークマンA800シリーズとほぼ同時期に発売されていたソニーのICレコーダー「ICD-SXx7シリーズ」の1GBモデル「ICD-SX77icon」を元麻布春男さんがレビュー。LPECと呼ばれるソニー独自のCODECについてかなり突っ込んだ解説をしてくださっています。ソフトに弱いと指摘されるソニーですが、CODECが独自だからこそ豊富な編集機能を実現できているわけで、ソニーのソフト開発に関する独自性も評価すべきところがあるのではないかというのが元麻布さんのご意見のようです。また、音質についてはSTHQモードは十分以上で、会議などの録音ならオーバースペックとのことですが、「ちょっとした楽器やカラオケの練習といった目的でも十分なクオリティを持つ」とのこと。

高音質ながら、「PCM-D1icon」のおよそ8分の1の価格。単純な比較はできないかもしれませんが、本体はコンパクトですし、用途によっては恐ろしくコストパフォーマンスが高いのかもしれませんね。

CD並の高音質で楽器演奏などもクリアに録音できるICレコーダー

CDに迫る高音質録音が可能なステレオICレコーダー発売~大口径・高感度のステレオマイクを搭載~(ソニードライブ)

ソニーは、新開発の“ステレオハイクオリティーモード(STHQ)”の搭載と、大口径・高感度のステレオマイクにより、CDに迫る高音質録音を実現したメモリー搭載ステレオICレコーダー2機種を3/16に発売します。市場推定価格は、1GBメモリ内蔵の『ICD-SX77』が25,000円前後で、512MBメモリ内蔵の『ICD-SX67』が20,000円前後。

新開発のSTHQモードは、80~20000Hzまでの広帯域に対応した録音が可能で、CDに迫る高音質での録音を実現。また、従来のステレオモードも周波数帯域を13,500Hzから16,500Hzに広げ、音質を大幅に向上しているとか。直径10ミリの大口径・高感度マイクを最適な角度で左右に配置することで、集音効果の向上と自然なステレオ録音を実現。従来機(「ICD-SX66/SX56」)と比べマイク感度が約3倍向上。レコーダーを置く机などから伝わる振動によるノイズを低減できる専用スタンドも付属。装着時は、マイク部分を上方に向けることができるため集音範囲が広がり、より臨場感のあるステレオ録音が可能。裏面にはネジ穴が設けられており、三脚を接続すれば楽器演奏などの録音時にも活用できるそうです。

会議や講演だけでなく、楽器演奏などもクリアに録音できるとしているあたり、あのリニアPCMレコーダー「PCM-D1」iconで培ったノウハウが製品作りに活かされているのかもしれませんね~。

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ひっそりと発表されたICレコーダー新製品

ソニー、パソコン接続キット付きICレコーダーのエントリーモデル『ICD-P50』を発売

ソニーは、最長約130時間の録音が可能なICレコーダーのエントリーモデル「ICD-P50」を9/21に発売すると発表していたそうです。単一指向性マイクや録音データをパソコンに保存/編集できるパソコン接続キットも付属。価格はオープンですが市場推定価格は15,000円前後とか。

iconicon4月に発売延期が案内された「ICD-U70icon・U60」ですが、ようやく9/10に発売されますね。メディアの取材などではUSBダイレクト接続が便利らしいので売り上げアップに期待したいところなのですが、リリースまで少々時間がかかりすぎましたかね…。

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ICレコーダー市場は大混戦~ソニーは新製品発売延期が響きシェア落とす

用途広がるICレコーダー、大混戦の1年を勝ち抜いたのはオリンパス

iconiconBCNランキング、ICレコーダーの売れ筋速報。ソニーのICレコーダーiconは、3位に「ICD-SX56」(シェア7%)と「ICD-B40(S)」(シェア5.3%)がランクイン。メーカー別の販売台数シェアの推移では、オリンパスとソニーが抜きつ抜かれつの1位・2位争いを繰り広げ、6月時点でオリンパスが34.4%のトップシェアを獲得。ソニーは、5月に1台3役の新製品「ICD-U70(右画像)」「ICD-U60」のリリースを延期したことなどが響いてか、5・6月で大きくシェアを落としたとあります。後半では、音質重視な人向けに高音質録音が可能なローランド「R-09」やソニー「PCM-D1」も紹介されていました。

そういえば、ローランドの「R-09」ってすごい人気なんですってね。アマゾンでもずっと品切れ状態みたいです。ソニーも「PCM-D1icon」の廉価版出せばいいのに…。

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ICレコーダーのエントリーモデル「ICD-B50」が実売1万円で登場

ソニー、実売1万円のICレコーダ

ソニーはICレコーダの新製品「ICD-B50」を7/21に発売するそうです。メモリ容量は256MBで、取り外し可能な単一指向性マイクも付属。電源は単4乾電池2本。最大録音可能時間はLPモードで150時間15分、SPモードで81時間15分、HQモードで30時間25分。価格はオープンですが店頭予想価格は1万円前後の見込みとか。機能を省いて低価格化を実現したようです。

ところで、一部部品の見直しのため発売延期になった「ICD-U70」「ICD-U60」は一体いつ発売になるのでしょうね…。

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デジタルデンスケに採用されたチタン材料は新日本製鉄製

新日本製鉄,深絞りに適したチタンをソニー製ICレコーダーが採用

デジタルデンスケ「PCM-D1」に採用されたチタン材料は、新日本製鉄が開発した「Super-PureFlex」というモノなんだそうです。伸びやすくしわになりにくい特性を持つ深絞り加工に適した新しいチタン材料とか。先週紹介しようと思って忘れてました。