幅広い音楽を魅力的に再生できるインナーイヤーレシーバー「EX500SL」

人気のカナル型イヤフォンがリニューアル カナルの枠を越える低音。ソニー「MDR-EX500SL」

AV Watchの新製品レビューに、密閉型バーティカル・イン・ザ・イヤー方式採用のインナーイヤーレシーバー(<相変わらず長っ!)「「MDR-EX500SLicon」」が取り上げられました。自分のいい加減なプチインプレとは違い、EX90とEX700との比較を交えつつ、EX500ならではの特性を浮き彫りにしてます。個人的に注目したポイントを以下に箇条書き。

  • EX90SLからEX500SLに付け替えた途端に「音漏れがかなり減った」。高域から中域まで、漏れる音全体が低く、高域はマスキングされたようにこもり、気にならない
  • EX90SLとの最大の違いは中低音にあり、特に中域のボリューム感はユニットサイズが同口径とは思えないほど違う。純粋に低い音が出るだけでなく、低音再生時でもユニットが暴れず、他の帯域に悪影響を与えていないところに関心した

iconicon結論的には、「幅広い音楽を魅力的に再生できるモデルであり、多くのユーザーにオススメ」」とか。また「“低域の量感”というダイナミック型ドライバの魅力を再確認できるモデル」との記述もあります。

音漏れが少なく、コードのタッチノイズも少ないのはナイス。EX90を超えるヒット商品になるかどうかにも注目です。

(レビューでハイブリッドシリコンイヤーピースの内側の部分が硬いシリコンだから内部を通る音に悪影響が出るのを防いでいるとの解説もありますね。スペアイヤーピースのレビューで「心なしか全体的に音が締まるというか、タイトに聞こえる感じがします」と書きましたが、理由はまさにこれだったのか?)