VAIO type P専用本革キャリングカバー「Slim Suit P」を自分好みにカスタマイズする方法で一番簡単なカラーゴム交換について手っ取り早く解説しておきたいと思います。
パッケージには赤と黒のカラーゴムセットが計2組おまけで付属しますが、今回は自分のtype Pの本体カラー「クリスタルホワイト」に合わせるため、市販の白いカラーゴムを用意しました。写真も白い方がわかりやすので…。本体固定用とリフィルのがそれぞれ55cm、バンド用が30cm。合計で1.5mほどあれば十分でしょう。
製品に同梱される取扱説明書でもイラストで交換方法を解説していますので参考にしてみてください(右画像)。
まずは、標準で付属しているパープルのカラーゴムを取り外します。丁寧に取り外せば再び使用できますので大事に保管しておきましょう。
ゴム通しには付属の細いワイヤーを使います。ワイヤーを二つ折りにしてゴムの片側を通し、こよりのようにワイヤーをねじります。このワイヤーをカバーの穴に順番に通していきます。1の穴に通したらゴムを端まで通して一結びを作ります。あとは順番にゴムを通すだけ。
8までゴムを通したら、ゴムのたるみを調節しつつ最後の一結び。中面が革を引っ張らない程度に全体がコの字の直線になっていればOK。外面はビーズ2カ所の位置を確認。
ちなみに、3,4と5,6の穴の間にビーズを通すと、リフィル使用時の転倒防止になりますが、リフィルを全く使わない場合は特に必要ありません。あえて、アクセントを外すというスタイルもありです。もちろん、1,2と7,8にあえてビーズを通すのもあり。基本はなんでもありです。
リフィル用のゴム通しにしても、ロングバッテリーを常用する方にとってはある意味邪魔かもしれないので、外しておくのも手です。
バンド用ゴムはあらかじめビーズを通しておき、外側から中面にゴムの端を順番に通してからまとめて一結びします。ここでもビーズを使うか使わないか、数を降らすか増やすか、オリジナルのビーズを使うか、などでさらにカスタマイズを楽しめます。
全てが完了したら、本体を装着してみましょう。黒いカバーに白いゴムがアクセントになってます。また、上蓋を開いた時の液晶の左右のゴムは、パープルの時よりも目立ちません。なんたってホワイトですから。
なお、オリジナルのゴムを使う場合にはゴムの太さと強さに気をつけてください。今回使っている白いゴムは標準で付属するゴムよりも少し太めなので、上蓋を占めた時に液晶とキーボードの間の隙間が標準の時よりも広がってしまいます。
てことで、このカバーのカスタマイズの肝は、ゴムの強度と太さの2点です。市販のカラーゴムを購入する場合はそれを意識して品定めをしてください。ゴム自体、それほど高価なものでもありませんし、見た目で意中のモノが見つかったらとりあえずゲットして試してみるのも手です。
次回はオリジナルビーズを使ったさらに突っ込んだカスタマイズ例をご紹介します。