先日のダンボール箱スピーカーエントリーに触発されたのか、アラゴロクさんからRollyへの意見やご自身の使いこなしに関してお便りをいただきました。
http://www.sony.co.jp/Fun/design/activity/product/rolly_01.html
Sony DesignサイトにRolly登場です。仕上げは森澤デザインだったのか。
Rollyの音質チューニングですが、固い床と壁のそばに置くと低音が増します。スピーカーのセッティングの基本と同じですね。また、クレードルに載せないでより床面に近づけた方が低音増強には更に良いようです。そうすれば一応エレキベースの音まで聴こえます(かすかにですが(笑))。
Rollyはどんな場所にも気軽に置けて鳴らせるので、スピーカーで音楽を聴く機会が増えましたね。もし音質にこだわって聴きたいときにはPFR-V1を使います。これらソニーの小さなオーディオは部屋を広くする!ということを言いたいですね。
あと、サイドLEDの光を暗闇を照らす照明に利用したりします(笑)。夜トイレに行くときとか、車の中で役に立つかも?(笑)
モーション作成は、殆どオートに任せて、オートでは滅多にしてくれない回転や旋回を付け加えるだけで、簡単に派手なオリジナルダンスが作れます。ホイールモーション作成ツールや、LR編集、コピー&ペースト機能がかなり便利。さらに、サンプル曲のモーションデータで使用されている曲線的なモーションを使いこなせるようになれば、幅が広がりそうです。
あとは、ソニービルやSDC2007、プロモーションビデオでデモンストレーションしていた「ソニー社員謹製の超こだわったモーション」をモーションパークで配信してくれれば嬉しいですね。『NICE DAY』、『SECRET LOVE』、『Livin’ La Vida Loca』、そして『SKITZO DANCER JUSTICE Remix』(例のディスコソング)。
Rollyには部分的に細かい問題はあります。VBRの音楽ファイルには正確な12音解析&オートモーションが作れないこと、範囲指定オートモーションをするとたまに全く指定外の部分が変更されてしまうこと、一定のリズムを繰り返す曲には単調なオートモーションしかつかないこと、選曲時に働くサビ検知機能がMotion Editorに生かされていないこと(直近のサビに移動できたり、サビ部分のダンスを派手にできればいいのに)、回転時にショルダーを動かすとスピンがブレてしまうこと、そして7分制限等々。ですが、これらの点に気をつけて使いこなせば大丈夫です。
いやー、貴重なご意見、そして、壁をしょわせると音が変わるというTIPS(?)のご教授、ありがとうございました。PC用のモニターの前にRollyを置いただけでその効果がわかりました。勉強になります。
ディスコ、ディスコーのモーション、欲しい人いっぱいいそうですね。モーションデータだけなんだからソニーもさくっと配信してくれれば良いのに~。
また、Sony Designでも取り上げられていたんですねー。当事者ですら「“Rolly”の魅力は、実物を見なければわからない」とおっしゃっているのが印象的です。そういえば、正式発表日のパーティーで森澤さんをお見かけしましたです。
なにはともあれ、アラゴロクさんの「ソニーの小さなオーディオは部屋を広くする」という表現、良いですねー。感動しました。小さな部屋で生活する日本のパンピーに豊かなオーディオライフを提供してくれるソニーに拍手です。