先週金曜日からスタートしたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」。同居人と違って、この春は見たいと思う番組が少ない中、これだけは見逃すまいと誓っている数少ないドラマです。第一話目は「芝浜の回」。見所として言いたいことはほとんど同居人に書き尽くされてしまいましたが、やはりマコトとぶっさん、もとい、虎児と竜二のカラミもさることながら、西田敏行を初めとする名脇役陣の演技+α(=小ネタ)の数々でしょうか。
落語が大きなテーマになっていることもあって、舞台の中心が浅草になってますが、どん兵衛家も2世帯同居で弟子達を含めた大家族ですね。下町風情の家で懐かしのTBSドラマ「寺内貫太郎一家」や「ムー(一族)」の匂いがぷんぷん。そこに「池中玄太」テイストまでがミックスされているもんだからたまらない。西田敏行氏はさすがに以前のようなキレた演技は難しいかもしれないけど、ジェンガ絡みの親子げんかのシーンでは昔を彷彿とさせる動きとセリフで笑わせてくれました。
そして、このドラマのトリックスター、メグミ(伊東美咲)を媒介(?)に、老若入り乱れるオトコたちの関係性がどうなっていくのかも楽しみなところ。
ドラマとは話は変わって、右の画像は同番組をDVDに保存したものをMPEG-2にエンコードし直してHMP-A1で再生しているものと、そのMPEG-2ファイルをImageConvertor2で標準画質でコンバートしたものを見比べているときの画像です。動画のクオリティは前者の方が圧倒的なのですが、HMP-A1は液晶が白っぽいので赤の発色が今ひとつなんですが、右のクリエVZ90は有機ELの赤の発色が素晴らしく、MPEG-4の384kbpsでもたいして見劣りしません。さすがに動きの速いシーンなどは厳しいですけど、この手のドラマぐらいなら全然問題なし。ちなみに、MPEG-2のファイルは1.8GB、クリエ用のMPEG-4のファイルはたった218MBと約9分の1です。そういえば、このファイルを作成するのにえらい時間がかかってるんですよね。やっぱり、PSXとかスゴ録でもっと手軽にこういうムービーが書き出せるようになると良いのになあってつくづく思います。