液晶ベガが届いてからというもの、ハイビジョン放送の画像の美しさに感動しっぱなしなSPAです。白夜行を始め、ハイビジョン放送のドラマも多く、火曜日以降の数日は綺麗な画で見たいがためにリアルタイムのドラマ視聴スタイルをとってました。HDDレコーダーはD端子で接続しているものの、アナログ録画の画はハイビジョン対応液晶テレビには厳しいというか、どうしてもブラウン管よりも見劣りがするので画面に集中できないんですよね…。
となると、そこはやはりハイビジョン対応のレコーダーって話なのですが、RD-X5もまだ買ってまもないし、同居人から怒られるし…。そんな折に、読者のひろさんから
HDにとるまではよいですが、DVDにはハイビジョン画質ではムーブ(コピーワンスなのでムーブしかできない)できませんので、今あせって買う必要はないと思います。HDDVD or Blu-rayの勝者がはっきりして対応レコーダがでてからのほうがよいと思います
という非常に納得できるアドバイスをいただいたこともあって、猛烈に高まっていた物欲度はベガ到着の翌日には急降下しました(アドバイス感謝です!>ひろさん)。そんなこんなで、収まった物欲は液晶ベガそのものの機能を極める方向へ変質。それからというもの、2冊もある取扱説明書を眺める時間が増え、画質や音質の調整方法、2画面状態での動作の確認、ミックスメディアなど、ベガでできることを色々と試しておりました。そんな中、説明書で目に止まったのが、別売りのiLink対応の純正HDDレコーダー「VRP-T5」との連携でした。
ベガのダブルチューナー機能を最大限に活かすこの周辺機器への興味が猛烈に沸いてしまいまして、ネットで調べてみるとおおよそ5万程度で売られているではありませんか。DVDへの書き出しもできないし、容量的にも機能的にもHD対応HDDレコーダーには負けますが、ベガの番組表から予約録画できるし、リモコンでの操作も可能、追っかけ再生もできるし、なによりiLinkケーブル1本で接続可能というのが魅力に映りました。まさに、ダブルチューナーを搭載するベガならではの周辺機器。今後はコピーワンスのポリシーが変わる可能性もあるし、今あわてて専用機を買う必要はないというひろさんからいただいたアドバイスが、「VRP-T5」への関心をより高めたとも言えます。収まったかに見えた物欲はまたまた別な方向へと変わってしまうのでした。
ところが、ネックはやはり価格。テレビ購入直後で5万の出費はさすがに大きい。中古でも良いから安く売っているところはないかと、ネットで色々と調べていたら、アイ・オー・データのハードディスクレコーダー「Rec-POT Fシリーズ」がベガと繋がることがわかりました。この製品、D-VHSモードとディスクモードの切換が可能で、「VRP-T5」と全く同じ使い方もできることが判明。しかも、「VRP-T5」と容量が同じ160GBモデルの「HVR-HD160F」が44,800円で販売されており、量販店のオンラインショップなら還元があるので実質4万を切る価格で購入できることがわかりました。
液晶ベガ購入で溜まったヨドバシカメラのポイントは、ケーブル購入に充てるつもりが地元で購入してしまったので、まるまる余っている状態。およそ20,000円分がストックされているのでした。このポイントを使えば、「HVR-HD160F」がおよそ25,000円で購入できることになることに気がついた自分は、同居人を説得(というかこれさえ買えば夫の物欲が落ちると判断した模様でそれは正しかった)。26日の夜には「HVR-HD160F」を抱えて帰路につく自分がおりました…。帰宅後、速攻でセットアップ。それも5分。ケーブル1本で繋がるので楽ちんです。
最初はプレイリスト編集ができるD-VHSモードで使ってみたのですが、我が家ではフラッシュ機能(CM飛ばし)や追っかけ再生が圧倒的に多く、録画した番組を保存するつもりもないのでディスクモード固定の運用に変更。ベガの純正リモコンでいつでもパネルを呼び出して録画した番組が手軽に再生できるようになりました。ベガのTV番組表からダイレクトに録画予約もでき、時間になると勝手に電源が入って録画してくれて、終了すれば電源も切れるのでとっても便利。そして何より画が綺麗なのがうれしいっす。
ということで、SPA家のHDDレコーダー環境はこれ以上ないほどに充実。RD-X5、初代PSXと合わせて最大4番組録画が可能になりました。ちなみに、「HVR-HD160F」購入で、ビジュアル周りへの物欲はすっかり沈静化しました。それにしても、HD対応の液晶テレビ購入って怖いですね。物欲の連鎖が止まらなくなりますから…。これでHDハンディカムまで行ったら廃人になるところです。
(って、春にはHDMIを活かせるPS3発売が待っているわけですが~っ!)
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