PLAYSTATION®3 2006年11月11日 日本国内発売
~北米 2006年11月17日、欧州 2006年11月17日発売~
~BDおよびHDDを標準搭載~
希望小売価格 59,800円(税込価格62,790円): HDD 20GB
希望小売価格 オープン価格 : HDD 60GB
(PlayStation.com(Japan) | お知らせ)
SCEがPS3の基本スペック並びに国内販売の日程と価格を正式に発表しました。リリースのタイトル通り、国内では11/11、その他の海外は11/17に発売に決定。20GB HDD搭載モデルが税込62,790円、60GB HDD搭載モデルはオープンプライス。なお、海外発表では前者と後者の価格差が100ドルなので国内では11,000円前後の価格差になるようです。以下はプレスリリースの要約です。
PS3は、PS(One)/PS2との互換性に加え、Cell/RSXが実現する次世代のコンピュータエンタテインメントコンテンツを家庭内で楽しめる最先端のコンピュータシステムあり、ギガビットイーサネットとHDDを全機種に搭載することにより、ネットワークを介して様々なコンテンツのダウンロードやオンラインゲームへの対応、オンラインサービスの利用が可能になるとしています。また、従来のTVからフルHD対応のフラットディスプレイを広くサポートしたほか、廃熱・静音対策を徹底的に追求することによりPS2並みの静粛性も確保。さらに、Cellの圧倒的な演算能力を活かして、Blu-rayディスク(BD)に記録されたコンテンツを最高のビットレート(多重化:48Mbps)で余裕を持って再生可能とか。また、同時に発表された専用コントローラは、従来のPS用コントローラの改良に加え、新たに高精度・高速応答を実現した6軸検出システムを内蔵。Bluetooth採用で煩わしいシステムの設置作業が不要になり、ネットワークを介してPS3を自由にコントロールすることも可能になるそうです。
スペック表を見ると、60GBモデルにだけ無線LAN、メモリカードスロット、HDMI端子搭載なんですね。しかも、以前の発表時よりも内容的にはスペックダウンしているみたいですね。フルHD対応テレビで楽しむなら60GBモデルしか選択肢がないことになりますね。価格は想像していた以上に高額に設定されたという印象です。そういう意味ではやはりゲーム機ではなくエンタメコンピュータなんだぞということなんでしょうね。Mac miniっぽい立ち位置が一番わかりやすいのかも。にしても、BDソフトの再生とゲーム以外にできることはまだまだ不明なので、今の段階での総合評価は難しいですね。そのうちIT系メディアからE3のレポートがあがってくると思うので、詳細情報はそちらに期待です。
なんにしても、これがこけたら皆こけるぐらい、ソニーにとっては重要なビジネスなのでしょうし、6万も7万もする商品を全世界で同時に発売するというのも相当異例のことだと思いますので、その成り行きをじっくり見守りたいと思います。国内は11/11ということで1並びでどんなプロモを展開するのかにも注目ですね。
ちなみに、自分はもちろん60GBモデルの初期ロット購入しますよ~。不具合があろうがドンとこーいだ!(といいつつ、何かあればPSXの時のようにガンガン叩きますが…)
【追記】D’annaさんから、今回のPS3の発表について以下のようなお便りを頂戴しました。
あんまり言いたくないけど ホンとソニーの戦略って ソニーって馬鹿(アスカ風に) 20GBと60GBの価格差であれだけ多くの機能を削減できるなんて PSXの時もそうだし今までもそう AV関連の商品は全部一緒ですね ほんとに消費者を馬鹿にしてますよ 大体今時消費税抜きの価格をデカデカと載せてるところもセコスギ 本気で嫌いになっちゃいそうです ハッキリ不買運動を起こしたくなるような今回の発表でしたよ
まずはお便り感謝です。確かに今時税抜き表示はないですね…。まあ、価格が価格ですから、飛ぶように売れるということにはならないのではないでしょうか。なので、不買運動を起こす必要もなかろうかと…。逆にあの価格で売るための仕掛けをソニーグループが作れるのかどうかに注目する方が面白いのではないでしょうか。ゲーム機にしては高すぎるけど、BDプレイヤーとしてはリーズナブル。でもってそれ以外の性能については全くの未知数。しかも、ほぼ全世界同時発売ですからね~。
みたいなことに気を取られている間に、Bluetooth対応のコンパクトサイズのPSPの開発が進んでいたりしたらそれはそれで面白いのですが…。って、それは無いかなあ…。
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