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ソニーがBlu-ray/DVDレコーダーとバイオの「ダビング10」対応について正式発表

ブルーレイディスクレコーダー、DVDレコーダーの「ダビング10」への対応についてのお知らせ
デジタルチューナー搭載VAIOの「ダビング10」への対応についてのお知らせ

iconiconソニーは、デジタル放送で運用開始が予定されている新しいコピー制御方式「ダビング10」に対応するため、同社のBlu-rayディスクレコーダーとDVDレコーダー、バイオの対象製品においてソフトウェアアップグレードを予定していると発表。アップグレードの開始時期や内容の詳細等については、決定次第Web上でで案内するとのこと。

ホントに「ダビング10」で決まりなのかもよくわかりませんが、ソニーが決めることではないし、早々に対応を正式にアナウンスした事自体は評価したいです。我が家のスゴ録(D900A)はかろうじて対象に入りましたが、それ以前の機器はNGなのが何とも残念。

Blu-rayレコーダーといえば、先日の「次世代レコーダーでリードを奪ったソニーのマーケティング戦略とは」というエントリーに関してぐっちさんからこのようなお便りをいただきました。(感謝です&一部改行調整など行いましたことお詫びします>ぐっちさん)

SPAさん、はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。さて、エントリーにありましたX90にしかお出かけ・おかえり機能が無い件、私も同感です。昨年にラインナップが発表された時点でなんだかなぁ~と思っており、SDCに参加した際、近くにいらしたマーケティング部の方にお話したことを思い出したので、お知らせしようと思い投稿した次第です。先の話の通り、最上位機種にしか搭載されないんですねぇ、と残念そうに話したところ、”まずはこのようなラインナップになったが、マーケティング部としてはお出かけ・おかえり機能を強化(もしくは特化)した機種も提案していきたいと思っている”とのお話が。全ラインナップに展開していくという話ではありませんが、個人的にはこのお話にたいそう期待しております(と言いつつ、いつの話になるのか分からないのでT70を購入してしまいましたが…)。まあ社内に提案していく、というレベルの話なので実現化されるかどうかは分かりませんが、今後の展開に期待したいところです。取り留めの無い話をしてしまいましたが、これからも影ながら応援していきますので、頑張ってくださいまし。

詳細は未定ながら、「ダビング10」の導入が決定した場合、「お出かけ・おかえり」という概念をあまり意識しなくてよくなるのではないかと。PSP以外のウォークマンやケータイといった機器にもそれぞれにマッチする画質でコピーできるようになれば大いに活用の幅が広がるように思います。レコーダーの場合は専用エンコーダーの仕様の問題もありますが、「ダビング10」という制約を逆手にとるぐらいの勢いで、ソニーらしい新しい映像の楽しみ方を提案して欲しいですね。あ、でもハイエンドにしかそういう機能が載らないというのはやっぱおかしいと思うので、モバイル機器への書き出し(コピー)に特化したモデルは出して欲しいと思いますです。また、応援メッセージもありがとうございました!

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2007年度のグッドデザイン賞を受賞したソニー製品

Good Design Award 2007

グッドデザイン賞2007の受賞結果が公開されました。ソニー関連製品の受賞作品は受賞企業一覧からアクセスできます。ちなみに、受賞した製品を以下にリストアップしましたが、8/27の「Good Design Presentation 2007でノミネートされたソニー製品一覧」でお伝えした一次審査通過の製品とは微妙に異なるというか、バイオtype Lとかネットジュークはおもいっきり新製品なんですねー。にしてもバイオは強い。それはそうと、ウォークマンはAがダメでEが受賞ですか。わかんないもんですねー。

・SO903iTV BRAVIA ケータイ
・パーソナルコミュニケーター mylo
・Handycam HDR-CX7
・CineAlta F23, SRW-1(デジタルシネマカメラ, HDCAM-SRレコーダー)
・VAIO VGX-TP1
iconicon・VAIO Type C
・VAIO Type T
・VAIO Type U
・VAIO Type L
・ポケットビット(USMxGHXシリーズ)
・WALKMAN E010series
・ネットジューク(NAS-M95HD, NAS-M75HD, NAS-D55HD)
・SS-AR1(スピーカー)
・BRAVIA V series, W series
・RDZ-D700/D800/D900A(スゴ録)
・CECH-10000(PS3)

この他、αのブランディングやSony Design Home Pageを含む合計19点が受賞。「Rollyicon」や「EX700SLicon」は来年なんですかね?もちろん、「XEL-1icon」の受賞にも期待したいですが、type Uはそろそろ新デザインを・・・期待してます!

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Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(2)~BRAVIA&Blu-lay編

シアターを抜け、スロープを上り現れたのが最初の展示。「ハイビジョンの新しい楽しみ方」というソリューション展示をはさむように、その場にいる説明員の説明が3倍速い(うそ)という赤一色のBRAVIAiconコーナーが左に、青いBlu-rayレコーダーコーナーが右に一望できました。青と赤が一緒になったらハレーションを起こしますが、間にワンクッションあることで展示的にもコントラストが生まれているような気がしました(<いらない感想)。

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BRAVIAコーナーでは真っ先に70V型がお出迎え。そのでかさにただただ圧倒されました。パンピーには一生手が出せない4,000,000円!そこから、ずーっとしばらくはもうテレビ、テレビ、テレビ。途中SXRDプロジェクターもありましたけど、これでもかというぐらいの数のBRAVIAがキレイな映像を来場者に見せつけます。テレビは良いですよね。目に見えるものは説明もしやすいですもんね。それに引き替えオーディオは難しいよなあ…。

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とそれはさておき、BRAVIAの映像美がどんな技術によって実現されていると思いますか?それは・・・

iconiconなんてことをオレが説明できるわけ無いじゃないですか。今やソニーのエレキビジネスの中核であるところのテレビをこうも簡単にスルーしてしまえる(してしまいたい)自分が好き。だって、モバイル系サイトだもん(今はかなり怪しいぞ)。ということで、テレビはほどほどにしてスルーと決め込んでいたのですが、BRAVIAの真向かいに個別の新機能や新しい周辺機器に的を絞った「My BRAVIA STYLE」の展示が行われていまして、そちらで思わぬ足止めを食らうことに。

我が家の環境ではHD映像が楽しめないことがわかっているにもかかわらずネットワークTVボックスの説明を聞いたり、買えないにもかかわらずBRAVIAのプレミアムフォト機能のデモを見てしまったからさあ大変。前者はSD画質のサービスならADSLでもいけると聞いて俄然興味が沸いてしまったし、後者は静止画がテレビ画面にこんなにキレイに映るんだと感心することしきり。ちなみに、このプレミアムフォトコーナーの説明員さんが以前ロケフリのマーケを担当していた方で、体験レポートでもお世話になった方でした。その節は大変お世話になりました。(<ここで言うな)

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そんなこんなで、時間も無いので「ハイビジョンの新しい楽しみ方」コーナーは流し見して(上の写真がそうです)、その日に発表になったばかりというBlu-rayディスクレコーダー新製品コーナーへ突入。やっと出ましたね。しかも4機種同時発売。PSPへのお出かけ機能はフラッグシップ機にしか搭載されませんでしたけど、MPEG-4 AVC録画対応により、ハイビジョン映像をたっぷり録り貯めることができるようになりました。

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実際にノーマルのDRモードとMPEG-4 AVCの下から2個目の低画質モード(SR)を見比べてみましたが、個人的には後者で全然OK。十分キレイでした。エントリー機のT50はHDD容量が250GBしかありませんけど、SRモードなら60時間も録り貯めることができるというのですから驚き。流れ的には当然のことなのかもしれませんが、コストのかかるHDDをただひたすら大容量化するのではなく、MPEG-4 AVCに対応することで、録画時間を増やすという考え方は実にソニーらしいと思いました。

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あ、あと2層対応について、「やっと対応ですね~」と言ってみたら、「まあ、前に一機種しかありませんから、2機種目で対応できたことになります」と返されました。確かにそうですよね。えらそうなこと言ってすいません。時間はかかったけど2層対応だけにとどまらなかったのはお見事としか言いようがありません。よく頑張りました。パチ・パチ・パチと心の中で拍手。

とここで気になったのがスゴ録のこと。Blu-rayディスクレコーダーのリリースも読んでいなければ、ソニーの幹部が発表会で何を言ったのかもわからない状態で会場入りしたので、スゴ録新製品はどこにあるのだろうと思って説明員の方に聞いてみると、スゴ録は無くなりますとのこと。あー、そうなんですか・・・え、無くなる!

みたいノリツッコミはしませんでしたけど、すでにメディアが報じているように今後ソニーのDVRはオールBlu-rayになるという事で、スゴ録ブランドはこれにて消滅ということになるようです。ということで、我が家にあるD900Aがまさに最後のスゴ録となりました(つーか、もうソニスタで売ってないぞD900A)。実際のところ、スゴ録が無くなることの寂しさのようなものはありません。かつてのCoCoon、PSX、スゴ録が併売されていた時代の悪夢から関係者もようやく開放されたというところでしょうか。にしてもここまで来るのに何年かかったことか。

話は戻ってBlu-rayディスクレコーダーの新製品ですが、個人的に気になる「お出かけ機能」のウォークマン対応(Baseline)やら、コピー9(10?どっちでもいいや)の件については確認できませんでした。全く、それでよくモバイル系サイトを標榜しているなという声が聞こえてきそうですが、いや本当にそうです。使えないヤツです。すいません。

製品情報やメディアのニュースを見る限り、お出かけは従来どおりの仕様っぽいし(<つまらん!)、コピー9については必ずしも対応できるとは言えないが、間に合えば製品発売時に、間に合わなくてもアップデートなどで対応したいとする声明は出ているようです。

色々と聞いた話から推測するに、お出かけを欲しいと思っている消費者は自分が考えているほど多くないのでしょうね。全部入りのフラッグシップにのみ載せてきたのもそういう事なんでしょう。ただ、コピー9が実現してくると多少話は変わってくると思われますので、長い目で見たら非常に重要になってくる機能のひとつであるとも考えられるのではないでしょうか。

とここまで書いておいて何ですが、価格を見たらエントリー機ですら結構良い値段ですね。コピー9対応に絶対が無いので、14万前後でもかなり勇気がいる投資になるかも。あ、でも実売は10万を切るぐらいになるのか。MPEG-4 AVC対応でBlu-layにもいっぱい残せると考えると250GBでも十分運用していけるなあ、う~ん。って家計的に絶対買えないってば、欲しいけど・・・。(追記エントリー機はシングルチューナだったのでした。SPA家的にはWじゃないと無理だ。ってことはその上の機種を狙わなきゃいかん。って、もっと無理。)

(次回はロケフリHome HD編を予定)

#2段目のレポートでやっとリズムが出てきたか?所詮は自己完結なレポなんで気にせず勢いのあるウチにテキストのみアップします。写真は加工に時間がかかるのであとで追加します。また、誤字脱字含め内容が修正されることがありますが、それも勢いで書いているがゆえのこと。何とぞご了承ください。ちなみに、今のところ第一弾レポについてのソニーからのツッコミはありません。【追記】その後、写真を追加しました。

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Good Design Presentation 2007でノミネートされたソニー製品一覧

Good Design Presentation 2007

グッドデザイン賞の一次審査を通過した作品を展示するデザインフェア「グッドデザイン・プレゼンテーション 2007」が昨日で終了しましたが、ノミネート製品の閲覧は同イベントのサイトからも可能ということで、ソニー製品を検索してピックアップしてみました。

・W52S
・SO903iTV BRAVIA ケータイ
・パーソナルコミュニケーター mylo
・Cyber-shot DSC-G1
・Cyber-shot DSC-T100
・Handycam HDR-SR7, SR8
・Handycam HDR-CX7
・CineAlta F23, SRW-1(デジタルシネマカメラ, HDCAM-SRレコーダー)
・VAIO VGX-TP1S, TP1DT, TP1
・VAIO Type C, VGN-C51/C61/C71/C90
・VAIO Type T, VGN-TZ50/TZ90
・VAIO Type U, VGN-UX71, UX91 series
・ICD-SX67.SX77
・WALKMAN A800 series
・WALKMAN E010series
・SS-AR1(スピーカー)
・RDZ-D700/D800/D900A(スゴ録)
・CECH-10000(PS3)

このほか、x-ScrapBookやアプリキャストといったアプリケーションソフトやαのブランディングを含む合計22点のソニー製品がノミネートされていました。さてさて、どのプロダクツが大きな賞を受賞するでしょうか。

メディアの露出量を考えて、バイオ10周年モデルの「type Ticon(TZ)」あたりがかなーり票を伸ばすのではないかと予想してますが、皆さんはいかがでしょうか。

オーディオ部門では今年アップル製品のノミネートが無いので、是非ウォークマンに大賞を取ってもらいたいです。

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スゴ録新製品はいつ出るの?~現行機種が8ヶ月以上のロングラン

yasuさんから、最近では珍しい「スゴ録」絡みのお便りを頂戴しました。

SonyStyleにて、長期間入荷未定となっていたRDZ-D900Aの販売が再開されています。が・・・今度は、D800,D700のステータスが入荷未定に変更となっています。Amazonの在庫が一旦なくなった後、再入荷した時期とほぼ同時に、sonystyleも販売開始していました。D900Aは、このまま新モデルに移行するものと考えていたのですが、製造再開したのでしょうか?

現行機種、D900A/D800/D700が発売されたのは06年の11月ですから、なんと、8ヶ月以上のロングラン製品となってしまってますね。ひとつ前のD97A/D77A/D87の発売が06年5月なので半年ペースで新製品発表が行われるものと思っていたのですがそうはなりませんでした。

時期的なことを考えると、PS3やBlu-rayレコーダーがスゴ録の新製品開発になんらかの影響を与えたことも考えられますが、昨今話題のコピーワンスの回数制限見直しの件もありますから、慎重に事を進めているのかもしれませんね。D900Aの販売復活(増産)もそういうことなのではないかと…。

まあ、9月にはお馴染みのディーラーコンベンションもありますし、このまま何もないということはないと思いますですよ。個人的には、メモリースティックスロットがデフォルトで搭載され、PSPだけでなくウォークマンやmyloといった機器でもお出かけが出来るようになるといいなあって思ってます。

ちなみに、今のDVDレコーダー市場のメーカーシェアは、25%越えのシャープ&松下と16%越えの東芝&ソニーの上位4社で9割を占めるんですって。製品別では新製品のないソニーは苦戦しているように見えますが、それでも16%のシェアを獲得しているんですからたいしたものですよね~>上位4社でシェア9割、寡占化進むHDD-DVDレコーダー

ロケフリTVボックスの画質について

ハイビジョンスゴ録やBRAVIAの20インチ導入を機に、ロケフリ環境を再構築したSPA家でございますが、前回のエントリーから早3ヶ月。各クライアント機器の再生画質や設定について、別途個別にエントリーするなどと予告しておきながら全く手つかず状態。ていたらくというか、おおまかというか、いい加減というか…。

ということで、若干反省(若干かよ)。今さらではありますが、久しぶりのロケフリネタとして、主にLF-BOX1をBRAVIA20インチに繋いでみた場合の画質について書いてみたいと思います。

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ソースはスゴ録「RDZ-D900A」のテレビ録画。素材はSPA家では今クールNo.1の「帰ってきた時効警察」のワンシーン。左がBRAVIAにS端子で接続しているLF-BOX1で、画面はフルにしています。右がリビングの32インチWEGAでD4接続のスゴ録映像。いずれもスクリーンショットではなくデジカメで撮影した画像です。LF-PK20→LF-BOX1は無線LANで最高のクオリティ(MPEG2)が出ているはずですが、VHSビデオのクオリティに近いという印象。

画面にぐっと近づいて撮影してみるとよくわかります。左がBOX1/S端子/BRAVIAの画像で右がスゴ録/D4端子/WEGA。BOX1経由の映像は赤みが失われているのと、全体的にもやーっとした感じがしますね。でも個人的には十分許容範囲。20インチクラスのテレビでの視聴ならそれほど気になりません。

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あと、これはロケフリベースステーションの仕様なんでしょうね。外部入力の映像がオーバースキャン気味に表示されます。上の画像を見ていただければおわかりいただけるかと。気になる人は気になるかもしれません。参考までに、X5とPSPでも比較してみましたが、BOX1同様にオーバースキャン気味に表示されていることがおわかりいただけると思います。

lfblog_070527_5.jpg(X5)

lfblog_070527_6.jpg(PSP)

いずれも微妙に違うのがなんとも気持ち悪くもあり面白いですね。ちなみに、我が家のテレビはどれもフルHD対応でないので、ドット・パー・ドットもなにも関係ないのですが…。

そんなこんなで、3ヶ月ぶりのロケフリ体験レポートになりましたが、本エントリーを最後にSo-net Blogのサマリーサイトについては終了させていただきます。なお、So-net Blogの方は後ほど、サマリーのサマリーじゃないですけど、過去のエントリーの見出し一覧を作る予定です。今までおつきあいいただき、ありがとうございました!

それから、RBB Todayにロケフリに関する増田和夫氏のコラムが掲載されています。GW中に公開されていたようですが今の今まで気がつきませんでした。開発秘話も載っていますのでロケフリファンは是非ご一読を。

ロケフリはどこまで家電になったのか?ロケーションフリーベースステーション「LF-PK20」の進化をチェックする

初号機の開発は電話機部門のスタッフが担当して、当時社長だった出井さんからのリクエストで始まったプロジェクトだったんですね~。リモコンコードの手作業による追加も驚き。地味な作業だけど立派です!また、「ハイビジョンのワイヤレス伝送にも課題はありますが、時代の要請であり、お客様のご要望としても多いことは十分に理解していますので、検討は進めています」というコメントから今後のロケフリの展開が読み取れますね。