22日に発表があったハギワラシスコムのクリエ対応Bluetoothアダプター「HNT-BT1」ですが、ハギワラシスコムさんのご厚意で試作機のサンプルを入手できましたので、これから数回にわたって簡単なレビューをお届けします。
クリエ対応Bluetoothアダプターは、Bluetooth機能を持たないクリエにBluetooth機能を付加するためのアダプターで、本製品を使用することで、Bluetooth GPSを使った街歩きナビ<ルプラン>や、Bluetooth搭載携帯電話を使ったワイヤレスインターネット接続を実現します。また、Bluetooth搭載の携帯電話との接続が可能で、これらの携帯電話を使ったダイヤルアップ接続をワイヤレスで実現するものです。
まずは、アダプターの外観から。サイズは、41.7(W)×34.0(H)でコンパクトフラッシュと同等の大きさで、厚みが11.8(T)mmとコンパクトフラッシュ3枚分程度となっています。重量は14gと非常に軽く、クリエに取り付けて使用しても重さの変化はほとんど気になりません。
「HNT-BT1」はクリエのインターフェースコネクタに取り付けて利用しますが、ロック機構などは特に用意されていないので、強い力を加えるとはずれそうになることがあるので多少の注意が必要でしょう。特に横からの力には弱いので片手で持つ場合などは、自分の手のひらなどに当たってしまい、不用意な力が加わることもありました。
右上の画像はクリエTH55に実際に「HNT-BT1」をつけた状態です。「HNT-BT1」は、これ以外にも非常に多くのクリエに対応していますので、参考までに対応機種との組み合わせもご紹介しておきます。
左から、TJ37、TJ25、VZ90。
左から、TH55、NX80V、そして対応はうたわれていませんがNX70Vでも動作しましたので画像を追加しておきました。(ちなみに、NXシリーズにメモステタイプのBluetoothモジュール「PEGA-MSB1」を導入している場合はドライバが干渉して使用できませんでした。ウォームリセットで関係ファイルを削除後、ソフトリセットで使うことができましたので、一応ここでご報告しておきます。)
なお、NXシリーズの場合はクリエ本体のインターフェースコネクタの位置の関係から、机上においた場合などに「HNT-BT1」が若干下側に位置するために、少したわむ感じになりますが使用には特に影響はありませんでした。
インターフェースコネクタに対応と言うことで、Bluetooth内蔵モデルと比較すればスマートではないことは確かですが、常時Bluetoothを使うわけでもないので、この程度のサイズと重量なら持ち歩き、取り付けは含め、それほど苦に感じないというのが個人的な感想です。
(実際の使用方法などに関してはまた明日にでも)