山田祥平さんの「こんなノートを使ってみたい」。VAIO Wシリーズの製品企画とマーケティング担当へのインタビュー。Wシリーズの基本コンセプトは「インターネットコンパニオン」で、すでにPCを持っている人が「インターネットアクセスに特化して使うもう1台のPCとして選んでもらう」イメージなのだとか。以下、個人的に気になったポイントを箇条書きで。
- あえてメインPCとして使うケースも考慮して1366×768ドットの解像度を採用
- 人に見られることを考え、できるだけ指紋が目立たないよう、ツヤ消しの表面加工
- ディスプレイを開いたときにもコンパクトになるように逆ヒンジを採用
- Webブラウジングの使い勝手向上のためタッチパッドの面積を広く確保
- デザインを重視したが薄さと軽さはあまり追求していない。むしろ優先順位はかなり低かった
- パッケージへの思い入れを、ぜひ実物を見て感じてもらいたい
- “W”は“Web”につながっていくことを意味する。Atomを搭載したVAIO Wもメインは“Web”
- とにかく安いものが欲しいユーザーではなく、自分のやりたいことが分かっているユーザーに選んでもらえると思う
- 従来からあるVAIOシリーズでは1人1台の需要に対応できないからVAIO Wでその需要に応えていく
- 普通のユーザーはOSの種類をあまり気にしていない。やりたいことができればOSはなんだっていい
インタビューを読んでると、今回のWシリーズって戦略商品なんだなあってことを感じます。Wシリーズが1兆円ビジネスの夢が遠のいたVAIO事業にとっての一筋の光になることをお祈り申し上げております…。
って祈るだけかい!みたいなノリツッコミはおいておくとして、とりあえず「VAIO Wシリーズ“限定”スペシャルパック」は相当売れるんじゃないでしょうかね…。