先週末のXbox360に始まり、昨日のプレステ3と、本日のレボリューションと、3社の次世代ゲーム機の概要が出そろいました。これらの新ハードを単純にゲーム機という側面で見ると、マイクロソフトはいまのところ不明ですが、ソニーと任天堂はそれぞれのプラットフォームでリリースされた過去のソフトウェア資産を、ソニーはそのまま(PSとPS2専用ディスクのまま)、任天堂はGCの8cmディスクの完全互換に加えカードリッジタイプのゲームをネットワーク経由でプレイ(ダウンロード)可能にした点は、次世代ハードへの移行を促す上で大いに意味のあることだと思います。反対にそうでもしないとユーザーのゲーム離れを抑止できないという厳しい現実の裏返しにも見えますが…。
まあ、(自分を含む)大人のオジサンゲーマーの皆さんなら、あーだこーだとハードを比較してスペック論争しても意味がないことで、面白いゲームが遊べるならば3つとも全部買っちゃえば良いってなもんだと思います。あとは、ゲームができる時間をどれだけ捻出できるかってことにはなりますが…。ちなみに、ゲーム機としてなら個人的には大好きなメトロイドやゼルダの新作が遊べるレボリューションに今のところ一番注目してます。
ところで。PS3の場合はゲーム機以外のマルチメディアコンソール的な用途も可能になっていくのでしょうが、今の段階でそっち方面の機能にフォーカスするのは避けたようですね。それにしても、恐るべきはその拡張性。Cellだのグラフィックチップだのはよくわからないのでどうでもいいんですが、HDD用のスロット、メモステだけじゃないSDとCFにも対応したメモリーメディアスロット、通信系ではWi-FiにBluetooth(2.0)と、巷のデジタル家電の拡張性を軽く凌駕するだけでなく、ある意味パソコンをも超えちゃってるのではって感じです。光学系メディアもBDやSACDといった普及前夜のメディアまでカバーしていて、もう何でも来いってなもんです。
米Nintendoは、「Nintendo’s E3 2005 Press Conference」を開催し、同社の次世代ゲーム機「Revolution(コード名)」の仕様の一部やゲームボーイアドバンスSP互換の「Game Boy Micro」を発表したそうです。
また、2インチのバックライト液晶を搭載したGBASPと同等の処理能力をもつ小型軽量の「Game Boy Micro」を今秋に発売予定という発表も電撃的に行われたそうです。
SCEは、次世代高性能プロセッサCellを搭載し、スーパーコンピュータに匹敵する演算能力を実現した次世代コンピュータエンタテインメント・システム「プレイステーション 3」(PS3)の概要を、米国で開催したプレスカンファレンスで発表。併せて18~20日に開催される世界最大のゲームショー「E3」において、プロトタイプを展示すると発表しました。