ハイビジョンハンディカム、出足好調

デジタルビデオカメラ売れ筋20、発売4日で2位と人気のハイビジョンカメラ(BCNランキング)
【7月4日~7月10日】ソニーのハイビジョン対応カメラ一体型VTRが急浮上(Sales Week 3200)

iconicon7/7に発売が開始されたハイビジョンハンディカム「HDR-HC1icon」が好調のようです。BCNランキングの方では、シルバーが2位でシェア10.3%、ブラックが6位でシェア6.5%で、合算するとシェア16.8%。日経BP・GfK SalesWeek3200の方でも一気に2位にランクインと、非常によいスタートダッシュになったみたいです。

それにしても、「DCR-DVD403icon」の人気って根強いですね。BCNランキングでは、3月第2週から約4か月間もランキング1位をキープしているそうです。
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iTMS、8月スタートへ秒読み?アップル、子会社「アイチューンズ」設立

エイベックス、iTunes Music Storeに楽曲提供を決定-Appleの100%子会社「アイチューンズ株式会社」と最終合意

iTMSにエイベックスが楽曲提供すると発表されましたが、米アップルではなく新たに設立されたアップルの100%子会社である「アイチューンズ株式会社」との提携ということが話題になってます。これにより、飛ばしではないかと騒がれた日経の日本版iTMSの8月サービス提供開始という報道も真実みが増した形になったようです。

なぜ、アップルがわざわざ子会社を作らなくてはならなかったのでしょうか。日本のレコード会社は大手家電メーカーが資本に大きく関わっているケースも多く、パソコンメーカーやポータブルオーディオメーカーとしての顔を持つ企業にしてみれば、ハード市場で競合するアップルと直接提携させる訳にはいかないみたいなことがあるのでしょうか。ソニーでいうところのレーベルゲートも似たようなものかもしれないけど、日本の音楽配信市場の特殊性を鑑みた上での会社設立であることは間違いなさそうです。

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一度失墜したブランド力が元の力に回復するのは極めて困難

消費者の頭のなかの“ブランド”を測る 第3回~“こだわる”、“もてなす”—顧客全部主義ではじめるブランドつくり

連日取り上げている日経BPコンサルティング吉田氏のコラム。今回は4月に開催されたブランド・ジャパン調査報告書の発行記念セミナーパネルディスカッションのまとめが掲載されています。『顧客全部主義のブランドつくり』がテーマで、ソニーと並んで強いブランド力を持つアップルから前刀氏が参加しています。元ソニー社員ということもあるのか、ソニーとアップルの組織の規模の違いについて言及なさってるところもあります。

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CSL茂木健一郎氏が語るIT社会で求められる経営者の能力とは

IT社会で求められる経営者の能力とは(前編)(bpspecial ITマネジメント)

ソニーのQUALIAブランドコンセプトづくりに大きく関わる、ソニーコンピュータサイエンス研究所のシニアリサーチャーである茂木健一郎氏へのインタビュー。氏は、「ITの成長のシナリオは我々の脳の情報容量が無限であることを前提としたものであるが、実際には脳が受け取り消化できる情報には限界がある」と提言、急速に発展するIT社会の課題をいかに克服していくかをローマ・クラブのレポートなどを引き合いに出して解説なさってます。

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ソニー、業界最小手ぶれ検出用2軸ジャイロモジュールを商品化

業界最小 手ぶれ検出用2軸 ジャイロモジュールを商品化(Sony Japanのプレスリリース)

ソニーは、業界最小となる容積0.06cm3の手ぶれ検出用2軸ジャイロモジュールを開発、8月初旬よりサンプル出荷を開始するとアナウンスしていました。ビデオカメラやデジカメなどの手ぶれ補正には上下左右の手ぶれ量を検出するジャイロセンサが使われていますが、今回商品化するジャイロモジュールは、2個のジャイロセンサとアンプ、フィルタなどの周辺回路を1つのパッケージにした業界最小容積の2軸モジュールで、機器の小型・軽量化に寄与すると共に、より小型な機器への手ぶれ補正機能の搭載を可能にするそうです。ソニーは、本モジュールの自社製品への搭載の検討をしており、ジャイロモジュールビジネスをデバイスビジネスにおける新しい領域として成長させていくとしています。

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