ソニー、2006年3月末で顧問制度を廃止~在任中の45人も退任

顧問制度廃止について(Sony Japan)

ソニーは、2006年3月末で顧問制度を廃止することを決定したと発表。同社が今置かれている経営環境を踏まえ、改めて同制度の存続意義について検討した結果、その役割は社内外の別のリソースにより代替することが望ましいと判断し、廃止することにしたとか。これに伴い、現在顧問在任中の45名は3月末日をもって退任するそうです。また、同制度廃止決定により、現役の役員についても、定年後は顧問に就任することなく退任することになるそうです。また、今回の施策により、よりスリム化した効率のよいマネジメント体制を整え、中期経営目標の達成に向け邁進するとしています。

日経の報道によると、出井氏は日本経団連副会長の任期が切れる来年5月に最高顧問を退き、大賀名誉会長も今年4月に相談役に退くそうです。また、同制度では任期は最長3年で1人あたり1000万円前後の報酬が支払われているとの記述も>ソニー、顧問制廃止へ・大賀名誉会長も4月に相談役に

【追記】創業者に近い大賀氏の退任や、独自事業の撤退といったリストラが、「ソニーらしい商品を生む土壌を奪うのでは」と危惧する声も一部上がっているとか。そういう動きもまたソニーらしさの一つであると思いたいです>大賀、出井両氏も退陣 ソニーらしさ失う?業界波紋 顧問制度3月廃止

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ハイビジョンハンディカムを買ったからBRAVIAに買い換えよう

アルパパのブログ : デジタルハイビジョン”ハンディカム”HC3

iconiconアルパパさん(@アルパパのブログ)から、銀座ソニービルのハイビジョンハンディカム「HDR-HC3icon」特別体験コーナーを見てきた感想をブログにエントリーしたとお知らせをいただきました。いつもいつも感謝です!>アルパパさん。

今使っているハンディカムは6年前のものだそうですが、新機種を見てこれなら買い替えたいと思ったそうです。個人的に注目したのは以下のコメント。

デモ機はハイビジョンテレビに接続されていて大画面で確認できるので、画質はもうびっくりするぐらいきれいなのが分かるのですが、自宅のテレビはNTSCなのでハンディカムを買い換えるときっとテレビもハイビジョン対応に買い換えたい衝動にかられてしまうんでしょうね~。

ソニーの商機はまさにそこにあるんじゃないでしょうか。ハイビジョン対応テレビの普及が本格化するのはまさにこれから。ハイビジョンハンディカムで綺麗に撮った画はハイビジョン対応BRAVIAの綺麗な大画面でという単純な図式以外のソニーならではの密な連携に期待したいです。

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トリノオリンピックで目立つ携帯オーディオプレイヤー

iPodを使うオリンピック選手は「動く広告塔」

スノボのハーフパイプでは多くの選手がポータブルオーディオを使っていましたね。滑走前に取り出して選曲し直している風景もよく見かけました。競技では米国選手のパワーが圧倒的で、自ずと彼らが使うiPodが目立つカタチになっていたのが印象的でした。

オリンピックでいつも目立っていたのはデジカメやビデオカメラですが、ポータブルオーディオがこれほどまでに目立つようになった背景にiPodの爆発的ヒットがあることは認めざるを得ない事実なんでしょうね。北京オリンピックでは、ソニーのハイビジョンハンディカムが目立つことを祈っております。

懐かしの名曲を探せ!(第18回)~トリノ五輪 選手入場曲の巻

オリンピック関連ですが、こちらは開会式の選手入場で使用されたBGMを取り上げてます。開会式の音楽担当は、カナダのテクノDJ「RICHIE HAWTIN」という人だったんですね~。イタリアなのにカナダのDJを起用。しかも米国発のメガヒット曲が流れるオリンピック。米国流の巨大エンタメビジネスの影響力を感じざるを得ません。

前にも書きましたけど、イタリアの選手が入場している時にはちゃんと地元アーティストのAlan Sorrentiの曲を使っていたので偉いなあって思ったんですよね。でも、実際はAlanの曲も米国人のJay Graydonがプロデュースしたという現実があるわけで…。

とはいえ、AORファンにはうれしい選曲でした。なんてったって、あのJay Graydonのギターがオリンピック会場を揺るがし、全世界の視聴者の耳に届いたのだから。ってそんなこと、コラムでは全く触れられていませんけどね…。

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音声関連機器国内出荷、10ヶ月連続増加&7ヶ月連続2桁成長

JEITA、2006年1月の電子機器国内出荷を発表-五輪前で大型TV好調。デジタルオーディオ実績も追加

JEITA発表の2006年1月の民生用電子機器国内出荷実績によると、大型フラットテレビなどが好調で、全体の出荷金額が前年同月比113.5の1,579億円で6ヶ月連続で増加しているそうです。なかでも、音声関連機器が前年同月比165.6%の204億円で10カ月連続で増加と7ヶ月連続の2桁成長を達成しており、ひときわ目立っています。JEITAは同市場の成長を、「デジタルオーディオプレーヤーが牽引した」と分析しているとか。

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PSPが携帯キャリアの音楽配信サービスに対応…といっても韓国のお話

PSPがKTFの音楽配信サービスに対応

韓国の携帯電話キャリア「KTF」が運営する音楽配信サービス「dosirak」がPSPに対応したそうです。利用には、SCE韓国が独自開発したUMDディスク「PUD(Personal Utility Disc)」が必要で同ディスクは無料配布されるとか。メモリースティックに動・静止画コンテンツをダウンロード・再生できる「Contents Viewer」、dosirakサービスの音楽ファイルをメモリースティックに保存し、オフライン状態で再生できる「dosirak Music Player」といった新機能が特徴とか。

iPodが幅をきかせていないブロードバンド先進国の韓国ならではの対応でしょうか。マルチプレイヤー化が進む韓国のPSPに対して、日本はどういった展開が控えているのでしょうか。個人的には、ソフトラインナップの充実と合わせて、小型化と多機能化で一挙に攻めに入った任天堂のハードに対抗しうる小型PSP投入に期待したいです。

【追記】日本はP-TVが音楽ビデオの配信を開始したようです。210円とiTMSよりも安価ですが視聴期間が限られている点が違います。レンタルビデオ感覚というには割高すぎますね。こんなサービス、自分には必要ありませ~ん!>Portable TV、東芝EMIのミュージックビデオを配信

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ワンセグ対応モバイル機器花盛り

携帯向けで地上波テレビへの新規参入なるか

ワンセグ放送に対する消費者の反応もまずまずのようだ。今後,HDD付きの機種なども投入されれば,好きな時に番組を録画して,どこでも視聴できる「モバイル・タイムシフト視聴」も可能になる。そうなれば,かなりの普及が見込めることになるかもしれない。

専用機以外に、ケータイ、ノートPC、携帯ゲーム機など、モバイル機器に続々と搭載されるワンセグ。ニュースでもワンセグというワードを見かけることが多くなってきました。ドコモからもついに対応端末が登場でauと並びましたね。

ドコモ、ワンセグ対応「P901iTV」を3月3日発売
P901iTVに見る「ワンセグ端末としての」こだわり

モバイル機器にどんどん搭載されるワンセグ。ソニーの本格的な対応製品はまだバイオ「type T」ぐらいですが、何か展開を考えているのでしょうかね…。PSPやソニエリのケータイは想像が付くとして、無線LANでロケフリ対応が考えられるサイバーショットの多機能化の流れもあったりして。コネクト事業部(当時はカンパニー)が推し進めるとしていたコンバージェンス戦略にも注目したいのですが、組織変更もあり想像付かなくなってしまいました。自分にとって一番しっくりくるのはAV機能を充実させたクリエなんですけど、それは叶わぬ夢なんでしょうね…。

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