「SPAのつぶやき」カテゴリーアーカイブ

チカンに注意・・・と言ってもPS3の内蔵ハードディスクの話なんですが【追記あり】

年が明けたと思ったらもう3月。明日はひなまつりです。月日の経つのは早いものですね。と、そんな話はさておき、PS3の話です。自分のPS3は初代の60GBモデルなんですが、スゴ録のお出かけ動画のストレージとしても活用しているせいで、なんだかんだとハードディスク(HDD)の容量が心許なくなってきました。ということで、大容量HDDのチカン(置換)にチャレンジ。

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購入したのは「WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD 160GB Serial-ATA/150 5400rpm 12.0ms 8MB WD1600BEVS」でアマゾンで税込10,752円でした。また、あまった60GB HDDを有効活用するため、ハードディスクケース「玄人志向 GW2.5AI-SU2 [2.5型SATA-HDDケース] クロムシルバー」もあわせて購入。こちらは税込1,597円。両方あわせて12,349円なので、結構安くあがったかなあと思います。

で、アマゾンのゲームコーナーにあるPS3のHDD交換方法の解説ページを参考にしながら速攻でトライしてみました。まずはなにはなくともセーブデータのバックアップということで、USBメモリーにPS1・PS2・PS3のセーブデータをコピー。ここで驚くべき事実に遭遇。「まいにちいっしょ」と「みんなのGOLF5」のセーブデータだけがコピー不可とのことでした。まいいいつはともかく、みんGOL5は結構キャラも使い込んでいたのでイタイです。

これ以外にもスゴ録のお出かけ動画を手持ちのメモステを総動員して待避(ムーブ)するのですが、容量が多くて対応しきれません。ふと、同時購入のHDDケース経由でムーブすればいいやと思いつき、ひとまずHDDを交換してみることにしたのですが、そうは問屋が卸してくれなかったのですが、その話は後述します。

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結果からですが、HDDの交換はいとも簡単に終わりました。最新の40GBモデルとはHDDの収納方法が異なりますが、ブルーのネジを外して右にスライドするだけで簡単にHDDははずれます。ディスクを取り出したら、台座の4点のビス留めをはずして、新しいHDDに交換。その後は逆の手順で装着しておしまい。PS3の電源を入れると初期化が始まり、すぐに使い始めることができました。ちなみに、160GBのHDDなのに、総容量が149GBで空き容量が130GBでした。また、購入時に設定したユーザー情報やPS Networkのアカウント情報は問題なく引き継がれていました。

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ただ、新HDDの中身は当然の如くまっさら。早速、玄人志向のHDDケースに60GB HDDを装着してUSB接続(ケースはHDDを入れてフタをして2本ネジ止めだけ)。てもって、以前のデータをコピーしようと思ったら、これがねえ、できないんですよ。そもそもがPS3側で外付けのHDDを認識しません。結局、PS Networkで購入したゲームも、HDDインストールに対応したゲームデータも、再ダウンロード・インストールしなくちゃいかんということです。HDDを認識しないと言うことは、当然の如く、お出かけ動画のムーブもできません。

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ということで、ゲーム関連はあきらめ、お出かけ動画だけを救出するために、HDDを再度オリジナルに交換後、メモステDuoを総動員して手当たり次第にムーブ。再びHDDを置換してメモステから動画を新HDDにムーブ。みたいなことを何度も繰り返してようやくすべての動画を新HDDに移行。その後、PS Networkから購入したゲームを再ダウンロードしたのですが、今このエントリーを書いている間もダウンロードが終わりません。7~8タイトル分あるので夜までかかりそうです。いやー、マジで疲れました。

てなことで、日曜の午後が丸つぶれになりましたが、その甲斐あってPS3のHDDがどーんと増えました。これだけあれば、しばらくは不自由になることはないだろうなあと思っております。お出かけ動画やゲームムービーのストレージ、ゲームの体験版、6月のメタルギア4もどーんと来いです!

#蛇足ですが、WESTERN DIGITALのHDDは、元々の内蔵HDD(中国産のSeagate製)よりも動作音(カリカリ音)が大きくてかなーり驚きました。1万円ちょいのHDDなんてこんなもんなんですかね。あとは慣れということで気にしないことにしました。
また、玄人志向のHDDケースに入れた60GB HDDはFATで初期化するとPS3やMacでも使えるようになりますが、結果的に著作権保護付きのお出かけ動画はムーブできませんでした。6月に実施予定のダビング10にともなうPS3の仕様変更に期待したいです。

【追記】moonさんと匿名設定さんからPS3のデータバックアップについて以下のようなツッコミいただきました。(感謝です!)

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ににんがしのつぶやき~恐怖ハローもとい強風波浪に注意です

久しぶりのポカポカ陽気もつかの間、恐ろしいまでの強風、砂埃(黄砂?)飛び交う黄色い空に、天変地異を通り超えた見えないモノの大きな力を感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。10階建てマンションの10階の最北に位置するSPA家にとって、冬の季節は暖かい日差しとも縁がなく、エアコン、オイルヒーター、ハロゲンヒーターがフル稼働。冬場は暖房効率も非常に悪いため、光熱費の額がハンパじゃありません。ヘタすれば毎月ウォークマンが買えちゃうぐらいです。それでも部屋の中は底冷えが激しく、暖をとるのに暖かい飲み物は必須。下戸の同居人には悪いのですが、寒い夜は焼酎のお湯割りが最高なんです。血行が良くなって足の先までポカポカなんです。ってどんな前置きだ。

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てなことで、地元の河内屋で焼酎あさりの日々が継続中なんですが、最近こんな焼酎を発見しました。「れんと」という奄美黒糖焼酎。空と海をイメージしたというブルーのビン以上に目を引いたのが、「音響熟成」というキーワード。貯蔵タンクに一定の音響振動を加え熟成を促す製法で作られているそうなんです。使われている音楽はクラシックだそうです。クラシックが醸すメロディで、もやしもんたちが何を醸すのでしょうか。よくわかりませんが、実際に飲んでみると口当たりも良く、上品な印象。お湯割りよりもロックや水割り向きなのかも。演歌を聴かせればオヤジ好みなお湯割りにマッチするアジになるのかな…。

右の画像は、現在CX系でオンエア中の「鹿男あおによし」の原作本と、中村光さんの「聖☆おにいさん」という漫画です。同居人に勧められ、昨日の強風で(いつもだけど)引きこもっている間に読了。いやー、面白い。どちらにも「神」が登場するのですが、無理矢理まとめると、前者は神々(に使える動物)に翻弄される人間を、後者は人間に翻弄される神々(キリストとブッダが何故か日本で暮らしている)を独自の視点で描いているとでもいいましょうか。さらっと読めるんだけど、どちらにも大変深ーいものがありましたです。興味のある方は是非!

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今月はCDも増えました。イーグルスのランディマイズナーのソロ2作の2 in 1をディスクユニオンでゲット。「One More Song」のレコジャケは、クリスタルな時代に貸しレコード屋で目立ってましたからよーく覚えてます。掘り出し物はSSWもので、デンマークのARVIDや、マイケル・トムリンソンのデビューアルバムがなんと1枚500円。当然の如く同時ゲットしましたがマイケル・トムリンソンのアルバムがブルーズ・ヒバードっぽくて個人的には大当たりでした。

22日にはウォークマンA820シリーズの視察後にHMVへ殴り込み(?)。マーク・ジョーダンのライブ盤キリンジのニューシングル目当てだったんですが、視聴機にあったステファン・ビショップの新譜にノックアウト。ニック・デカロの「Under The Jamaican Moon」ってビッシュの曲だったのね。On and onのセルフリメイク含め、AORファンにはたまらない内容になっています。キリンジのシングルは、シングルなのに驚きの11曲入りでしかも1,050円です。1曲換算で約95円。音楽配信なんのその。CD買う方が安いという逆転現象です。10曲は自分も足を運んだ日比谷野音のライブ音源ですが、にしてもすごい。昨今の12cmのCDシングルなんてほとんどがぼったくりですからね。見上げた心意気です、キリンジとコロンビア。ちなみに、マーク・ジョーダンのライブ盤はなぜか銀座のバーに置き忘れてきてしまいました。アホです。今週取りに行きます。

CDはまだまだ欲しいものが多いんですよね。ケニー・ランキンの再発もの、グラミー取ったVince Gillの4枚組、PARIS MATCHの7枚目、あげだしたらきりがありません。光熱費分がそのままCD購入に充てられればなあ…。

消費者の利益って何?

Blu-ray陣営がフォーマット戦争終了について声明「大変喜んでいる」。ソニーは「BD市場急拡大を確信」
ソニー、「HD DVD終息」を受けてコメント

東芝のHD DVD事業撤退を受け、ソニーが声明を発表。

多くの映画スタジオや家電、IT企業、販売店、ビデオレンタル店等、業界からの圧倒的なBD支持は、消費者が次世代光ディスクフォーマットとしてBDを選択したという事実を明確に示すものと考える。フォーマットの一本化は、消費者、関連業界の両方に利益をもたらすものであり、BD市場の急速な拡大を促進するものと確信している

Zzz・・・

消費する(金を払う)側に儲けもごりやくも無いっての。
消費者不在でモノが売れるかってんだ、べらんめい。

売ったソフトは全部無償でBDに交換しろー!東芝がタダで配った「トランスフォーマー」もなー!>パラマウント
ボーンシリーズを早急にBDで発売しろー!>ユニバーサル
受信料で制作したかぐやの映像を早急にBDで発売しろー!>ポニーキャニオン&NHK
受信料で制作したプラネットアースをBDで発売しろー!>ジェネオン&NHK
砂の器をBDで発売しろー!>松竹
スターウォーズをとっととBDで出せー!ダイハード4にちゃんと特典入れろ!>FOX
初代PS3ユーザーにもスパイダーマン3のBDを無料で差し上げろー!>SPE

zzZ・・・

以上、レーザーディスク、ドリームキャスト、3DOなどで痛い目を見たにもかかわらず、HD DVDプレイヤーも買ってしまった、とあるモンスター消費者の理不尽な寝言でした。

(クリエやアイボも消費者の利益を考えての撤退ってか?)

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ソニーのヘッドホン用イヤーピースにもの申す

昨日、外出時に久しぶりにノイキャンヘッドホン「MDR-NC32NXicon」を使いました。繋ぐはBluetoothレシーバー「DRC-BT15Picon」。ノイキャン&Bluetoothで移動中も快適と行きたかったのですが途中でトラブル発生。まずはBT15Pのバッテリー切れ。単純に充電を忘れていたからなんですが、1時間ももたずに使えなくなってしまいました。NC32NXはネックストラップタイプなので、A808を直づけしてその場は事なきを得たのですが、その後にCDショップに立ち寄ったのが運の尽き。

店内にいる間だけヘッドホンを外していたのですが、会計を済ませて(<また買ったのか)店を出てからNC32NXの右耳のイヤーピースが無くなっていることに気がつきました。ショルダーバッグのベルトや服とこすれたかなにかで変な力が加わってとれちゃったんでしょうかね。あー、やっちゃった。と心の中で嘆く自分。一応、CDショップに戻って店内を探したのですが見あたらず。店の外に出てからはずれた可能性もあるということで、素直にあきらめて銀座ソニービルに向かいました。

iconiconで、mylo新製品を見た後、アビックさんでスペアイヤーピースicon買いました。実はアビックさんでイヤーピース買うのはこれが2回目。以前も同じことやってるんです。なんで、ソニービルに行く用事がある時に限ってイヤーピース無くすんでしょうか、オレ。ただ、前回の場合はしばらくしてから無くしたと思っていたイヤーピースがバッグの中から出てきたんです。

こういう無駄な金を使わないためにも、この手のヘッドホンを持ち出した際は、耳から外した時はイヤーピースも外してカバンなどにわかるようにしまっておこうみたいなことも考えていたんです。それなのに…。喉元過ぎればなんとかで、ホントダメダメです。

結局、今回もイヤーピースを買う羽目になったわけですが、ソニービルから地下鉄の駅に向かう間に、歩きながらスペアイヤーピースの封を切ってNC32NXに取り付け、さあ音楽聞くぞーってなことで、耳に入れようとしたんですが、右耳だけ妙な違和感があるんです。おかしいなあと思って、NC32NXの右のヘッドホンを見てみたら…イヤーピースが何故か2個ついてる。無くなったはずのイヤーピースがくっついていたんです。

なんだよ、耳の中に残ってたのかよ…。って、おい!そんなことより、オレはこれを右耳にいれたまま山手線に乗って、しかも銀座ソニービルに来てうろうろしていたのか。あー、なんと恥ずかしい失態…。どうしてイヤーピースが耳に入ってますよ、って教えてくれなかったんだよ。と、myloを触っている時に右側にいたコンシェルジェのお姉様がたに当たりたくもなるぜよ。

ということで、スペアーイヤーピースばかりがゴロゴロしている我が家でございますが、ソニーには今後出すヘッドホンのイヤーピースは、EX700ばりに、ちょっとやそっとじゃはずれないようにきっつく作って欲しいと思います。

【追記】その後、sugiさんからお便り頂戴しました。(感謝です!)

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久しぶりに味わうアナログ感覚

連休最終日ぐらいはのんびり昼ビールでもかっくらおうかなあと思っていたところだったのに、突然のソニエリのWindows Mobile搭載スマートフォン発表とグラミー賞授賞式のオンエアが重なり、どたばたしてしまったSPAです。

とはいえ、午後からは落ち着いたもので、しばらく触っていなかったギターをつま弾いたり、押入の奥にしまってあったPC用のUSBインターフェースを取り出して、久しぶりにちょこちょこいじってみたりしました。なんで急にそんなことをしたかというと…こいつ(↓)の使い勝手を確かめるためです。

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わかる人にはわかりますよね。ちなみに、自分で購入したわけではありません。最近、飛躍的に認知度がアップした「みんぽす」さんのモノフェローズ制度を利用してお借りしたものです。

080211_2.jpgとりあえず、マニュアルにも目を通さずに使い始めたんですが、操作がまあとにかくシンプル。昔のアナログレコーダー感覚で使えるのがよいですね。作りもしっかりしているし、見た目にもどことなく昔のソニーのラジオやラジカセを思わせる風情があって良いです。手に持つと見た目よりもずっしりときます。中身がぎっしりとつまっている感じがひしひしと手に伝わります。LEDの色もどこか懐かしい。まさに、「It’s a SONY」なプロダクツ。こりゃいいわー。でなことで、もう少し使い込んでからレビューしたいと思いまーす。

(にしても指が痛いっす。ギターも、もう何年も触っていなかったので、指もすっかり動かなくなってしまいました。やっぱ、楽器は毎日やらないとダメですね。頭が弱ってきたのもギター弾かなくなったせいか?PCのキーボードじゃやっぱダメだよなあ…)

ソニー製品を壊すシーンが出てくるソニーピクチャーズの映画

一昨日の晩、録画してあったソニーピクチャーズ配給の「もしも昨日が選べたら(原題:Click)」という映画を見ました。日本では2006年秋に公開されたもので、正月にWOWOWでオンエアされたんです。2006年のSDCでこの映画のトレイラー(Blu-rayビデオ)が機器のデモに使われていたので良く覚えています。

家族よりも仕事を優先させてきた主人公が人生さえも自在に操れる万能リモコンを手に入れ、家族との面倒な時間や出世までの道のりを早送りしていくも、最終的にそのリモコンに主人公自身がコントロールされてしまい・・・みたいなお話しの笑いあり涙ありのヒューマンコメディです。

そんな内容の話はさておき(<おくな)、ソニーピクチャーズ配給ってことで、ソニー製品がちょこちょこ出てきたんですわ。リモコンこそオリジナルですが、我が家にもあるロケフリ「LF-X1」がテレビとしてではなく、近未来のタブレット端末っぽく使われたりしていました。

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一番驚いたのが序盤に登場したAIBOの扱われ方。AIBOが出てきたことにも驚いたのですが、06年の映画なんで制作時期を考えれば出てきてもおかしくないですよね。で、リアル犬(こいつがまた面白い)を飼っている主人公宅の隣に住む子供(そばかすがハンパじゃない)が所有しているのがこのAIBOなんですが、主人公の嫌がらせでとんでもないことになってしまいます。

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生の犬よりもカッコイイだろうと言う隣のガキをぎゃふんと言わせた形ですが普通に考えてもやり過ぎ。無惨に破壊されるAIBOの姿。その後にたどる過酷な運命を暗示しているように思えて、笑いも引きつってしまいました。にしても、やるなソニーピクチャーズ。ソニー製品をこうも大胆に破壊するシーンを取り入れるとは。所詮はコメディだからソニー本体も笑って許したのかな。

ちなみに、映画自体もまあまあ面白かったです。同居人がラスト近くで涙ぬぐってました。個人的には奥さんに「プロポーズの言葉覚えてる?」と聞かれ、答えに詰まった(忘れた)主人公がリモコンを使って過去の自分を確認しに行く(再生する)シーンにドキリとしていしまいました。(だって、今日が11回目の結婚記念日なんだもの。聞かれたらどうしよう。ドキドキ・・・)