「Sony Reader」カテゴリーアーカイブ

Sony Reader日本上陸に備えて「自炊」初めてみる?

書籍を「裁断→スキャン」して電子書籍端末で読むメリットとデメリット
動画と写真で確認する――裁断&スキャンのコツ(裁断編)

書籍を「裁断→スキャン」してデジタルデータ化する行為を「自炊」と呼ぶことを最近知りました。ドキュメントスキャナーと裁断機を使うそうなんですが、そうした「自炊」のノウハウやTipsを紹介してくれている記事を読むと、ふつふつと興味がわいてきました。

電子書籍についての考察(その8) お手製電子書籍が電子書籍時代を導く

こちらの記事を読むと、こうした動きは今に始まったことではないことがよくわかります。「出版業界としてはアングラ流通が主流となる前に、自前のスキャンよりも便利でお手ごろ価格の電子書籍を売り出す以外に生き残る方法はないと考えるべき」とのコメントも…。

iPad対策(?)としてももちろん、リブリエもといSony Readerの日本(再)上陸に備えて「自炊」してみるのも良いかも…。ただ、スキャナーや断裁機って結構良い値段するんですよね。ゆえに代行屋さんが出てきているわけですすが。にしても、コンテンツをデジタル化するために、汗して断裁し、手間暇かけてスキャンするアナログ的行為のギャップがすごいというかなんというか。てか、「自炊」って日本人向きなのかなあ…。

ちなみに、iPad/iPhone用にフリーのDLNAアプリが出ていることをこちらの記事を読んで初めて知りました。ソニーにもiPadに負けないコンテンツビューア投入を期待したいところっす>iPadとホームサーバーの連携 PDFやビデオを再生できる環境を作るApple「iPad Wi-Fi/32GB」ソフトウェア編 ~まさに七変化のマイ・ノート!

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iPad上陸がもたらすもの

先週こんな事書きましたが、今週になってこんな記事を発見。

iPad発売で進むモバイル通信の価格破壊
iPadを巡る、キャリア各社の慌ただしい1週間

iPad発売に合わせるようにモバイル通信サービスが続々と登場。モバイルWiFiルーターなどの発表を含むキャリア各社の慌ただしい動きをレポートしてます。

そうそう、自分は本日から約1週間「b-mobile WiFi」のお世話になります。季節外れの帰省です。札幌(同居人の実家)です、はい。レビューするにもちょうど良いってことで使い倒してみようと思います。

iPad登場でミニノートPC市場に異変――IT機器市場,2010年後半の展望

また、iPadの登場がミニノートPCの市場成長に大ブレーキを書けるとする記事も。iPadに代表される“新コンセプトPC”の台頭がデスクトップPC+液晶モニターの低価格な組み合わせも凌駕する状況にあることから、今後のIT機器市場はノート・パソコンを軸に成長拡大していくとしています。ま、なんだ、とにかく好奇心があれば大丈夫。ソニーだってやれるさ、きっと…(うそ)>ソニーが“make.believe”好奇心活性化プロジェクトを終了 ~3カ月に渡る取り組みで「ソニー=好奇心」は根付いたのか?

iPadで編集者の仕事がなくなる!? PASMOが教えてくれるポイントカード0.2

一方で、「iPad狂想曲は夢の見すぎ」「電子化ですべては解決しない」とする宮脇さんのような方もおられます。実際、電子書籍に関しては本格的に始まる前からなんだかカオス状態ですよね…。

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ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞が電子書籍配信事業企画会社を7月に設立へ

ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社 電子書籍配信事業に関する事業企画会社を設立(Sony Japan)

ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社が電子書籍配信事業に関する事業企画会社の設立(2010年7月1日を目処)について基本合意に至ったとか。協議に基づき、書籍・コミック・雑誌・新聞などを対象としたデジタルコンテンツ向けの共通配信プラットフォームを構築・運営する事業会社への移行および年内のサービス開始を目指すとか。ちなみに、小学館、集英社などの出版社も本事業の設立趣旨に賛同しているそうです。

参加4社は保有する技術やノウハウを結集し、出版社や新聞社などが安心してデジタルコンテンツを提供できる環境を整備して国内最大級の電子書籍配信プラットフォーム構築を目指す。他企業にも広く門戸を開き、本事業への参加を呼びかけ、事業会社は様々な端末を通じてコンテンツを提供できるオープンなプラットフォームの整備を図る。事業会社は、出版・新聞コンテンツの収集、電子化、管理、販売、配信、プロモーションを手がけ、またそれに必要なシステムの企画、開発、構築、提供を行う予定。

iPad発売前日の夕方に発表ってすごいですね~。単行本、新書、文庫、コミック問わず、新刊が発売当日に安くどこにいても手に入ると良いなあ…。週刊誌や月刊誌は細分化して特集記事ごとに課金とか、切り売りのパターンが欲しい。

【追記】発表会では「年内のサービス開始と端末発売を目指す」として「Reader」の日本市場投入を明言したとか~>ソニー、KDDIなどが電子書籍配信新会社。年内スタート -ソニーはReaderをKDDIも端末発売。オープンに展開

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iPadがモバイルPC市場に与える影響

「iPad」登場でネットブックの販売は頭打ちに? 業績悪化の恐れがあるパソコン各社は新タブレット機で対抗
「iPad」などタブレット、ネットブックの市場シェアを奪う–米調査

iPad登場によるPC市場への影響を占う的な記事がチラホラ。「ネットブックは新鮮さを失いつつある。ネットブックの大幅な販売増はいつまでも続かないことが明らかになる中、各社とも次に流行りそうな製品を模索している」とする米ソニーでVAIO生産を統括する上級副社長のコメントも引用されてます。

ネットブックもマージンは先細り、売上の減少はあれど無視できない存在であり、iPadがけん引するタブレットの成長とあわせて、ポータブルPC市場全体が2010年に約2億1500万台の販売を記録。売上高も2008年と同等レベルの約1170億ドルに達するとかなんとか。

ソニーはXとかPとかZとか素晴らしいマシンを作ってくれるんだけど、すごく薄いとか軽いとか小さいとか速いとか、結局ハードやスペック方面ばかりがフォーカスされて終わっちゃうんだよなあ…。良かれ悪しかれ、人々のライフスタイルを変えてしまうほどのインパクトを持った商品が無い。SCEとがっぷり四つで、プレステとVAIOの融合マシンを作ってみるとか、どうなんでしょ。

iPad Peek

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モバイル機器はアクセで儲けよう

iPad用アクセサリーにメーカー各社が熱視線 高価なのでiPhoneやiPod用よりも利益率が高い

携帯電話ユーザーのアクセサリー購入額は1人平均60ドル(約5300円)、2009年の同市場の規模は84億ドル(約7500億円)。iPadの価格は最も安い機種で499ドルその購買層は金銭的に余裕があり、本体の保護や追加装備により積極的に費用を投じるのではないかとの話。

iconiconCLIEのアクセも相当儲かったらしいし、ウォークマンも好調な今はしらんけど、昔はアクセでもうけたらしい…。Xperiaやソニーリーダーも革製カバーとか、相当儲かりそうですな…>ソニー「リーダー」を使って考えた 電子書籍端末、日本成功の条件ソニースタイルがXperia周辺機器キャンペーン、参加人数に応じて割引実施

てことで(?)、アップルさんに負けぬよう、縦割りの弊害を取り払い、斬新なモバイル製品を世に問うて、そのアクセサリーで儲けてくださいませ…>今度こそ、縦割りの弊害を取り払う キャッシュ捻出し、斬新な製品を世に問う

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フレッシュなコンテンツが手に入るなら国内電子書籍ビジネスに再参入する

ソニーの電子書籍事業,「予想を超える売れ行き」 米Sony Electronics社 Deputy President,Digital Reading Business Division 野口不二夫氏

ソニー「Reader」の最新の販売状況と国内再参入について語る野口不二夫氏。「どれだけフレッシュなコンテンツが手に入るのかなどといった独自の基準」「を満たすような状況になれば,日本でも事業を展開する」とか。

国内のコンテンツ供給元(出版社)皆様、どぞよろしく。それはそうと、野口氏というかソニーの電子書籍ビジネス全般については、iPad正式発表以降、比較対象として取り上げられることも多く、露出が増えましたよね~。ま、良い傾向なんじゃないでしょうか。てことで、iPadとの比較記事もまとめてクリッピングしておきます。

第4回:クローズドなKindleに対抗勢力,ソニーやGoogleはオープンを標榜
「iPad vs Kindle」議論に違和感
iPadが創るデジタル生活産業

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