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myloにBluetoothを!~欧州も視野に入れれば必然なのでは…

なんの前置きもなく突然発表されたパーソナルコミュニケーター「“mylo” COM-1icon」。お台場メディアージュでマスコミ向けに開催された体験会のレポートが各所であがっています。

ソニー、新しい小型コミュニケーション端末「mylo」を公開
ソニー、小型携帯端末「mylo」の体験会を開催-WMA DRM10に対応し、Napsterも利用可能
ソニー、PSPとも携帯ともPCとも違う「パーソナルコミュニケーター」発売
ソニー、無線LANやSkype内蔵の携帯端末“mylo”を発売 - 端末間で音楽共有も可能
myloを見てきたのだ
ソニー期待の新コミュニケーションツール「mylo」を写真でチェック!
2時間ほどこってり触って来ちゃいました――“mylo”体験会レポート
Skypeや音楽でつながるコミュニケーション – ソニー「mylo」

細かいですがこれらを読んで個人的に気になった内容を箇条書き。

【製品コンセプト関連】
・myloは、米国で9月末に発売した製品で、VAIO事業部の中に担当部署を作り、開発を進めた
・ターゲットは20~30代で、「mixiなどのSNSサービスを頻繁に使っているような層を想定
・myloはネット中心でPSPはゲーム中心。スマートフォンはビジネス端末だがmyloは個人のためのエンタテインメント端末」(VAIO事業部門PCD事業センター企画部・鈴木直也統括部長)という棲み分け
・PCやPDAとは異なる全く新しいコミュニケーションに特化した新しい情報機器。時代の半歩先を行っている製品ととらえており、今回のように発売前に製品を公開することでコンセプトなどを理解してくれる人を増やしていきたい
・ネットユーザー向けの端末なのでネットコミュニティーで話題にしてネットで購入してほしい

【製品スペック関連】
・バックグラウンドで音楽を再生しながら、Webブラウザや静止画表示機能が利用できるため、ジョグレバーを利用することで、他の機能を利用している時でも音楽機能の操作が行なえる
・平型ヘッドセット端子には、別売の携帯電話用イヤフォンやヘッドセットが利用できるほか、付属の3.5mmステレオミニ変換ケーブルを利用することで通常のヘッドフォンを使うこともできる
・メモステスロットは、メモステIOには対応していないため、後からモデムなどの追加は行なえない
・ミニUSB端子はPCとのUSB 2.0接続にのみ対応し、USBデバイス接続には対応しない
・Napsterの定額配信サービスでの利用の可否について確認してみたところ、問題なく利用ができたという。Napster対応機種として公式の認定取得を行なうかについては現在検討中
・テキストエディタは日本語入力にも対応し、予測変換機能を備えた同社独自のIMを搭載
・ソニー側からソフトのアップデートは行なえるものの、ユーザー自身では新しいソフトをダウンロードしてインストールすることはできない

iconicon時代の半歩先を行く製品ながら、米国から約半年遅れで投入されるわけなので、日本の通信事情と欧州での展開も視野に入れてBluetoothを搭載すべきなんじゃないでしょうかね。こちらのバラシ記事で「コスト削減の余地があちこちに残されている」とありますし、コスト削減分でBluetooth搭載が吸収できればと淡い望みをいだいてます。個人的には、プレイログとの連携、音楽データ共有機能の必要性は全く感じないのと、ケータイと同じ平形コネクタ採用で音質にどれだけ影響が出るのかが若干心配ですが、それ以上にユーザー自身で新しいソフトをインストールすることはできないというのがかなり残念。Linux採用ということでACCESSのALPとの連携まで期待したのですが…。ただ、myloの日本展開はソニー(バイオ事業部)でなく、ユーザーに近いソニスタ主導で行われているようなので、どんどん要望を出せば動いてくれる可能性もあるのではないかと勝手に期待してます。

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ビサビがTreo 750v(輸入版)の取り扱いを開始

モバイルショップ「ビサビ」は、Palmの最新機種、Treo 750vの予約受付を開始しました。価格はSIMロックなしで税込118,000円。Winodows Mobile 5.2を搭載、3Gネットワーク対応の最新機種で国内初上陸とのことです。

Treoはいいかげん日本語版が出てきても良いと思うのですが、米Palmに力がないのか、キャリアにやる気がないのか…。

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パーソナルコミュニケーター“mylo”の国内発売が決定!

小型軽量ボディにフルキーボード搭載 ワイヤレスLANでインターネットコミュニケーションが楽しめる パーソナルコミュニケーター“mylo(マイロ)”発売icon(ソニスタ)

iconiconソニーは、ワイヤレスLAN環境下でインターネットにアクセスし、Webサイトの閲覧や、チャット、インターネット電話などによるコミュニケーションを楽しむことができる小型携帯端末、パーソナルコミュニケーター“mylo” COM-1iconを、ソニースタイルおよびその提携店で12月中旬に発売予定であることを発表しました。色はブラックのみで販売価格は税込で約45,000円(送料別・10/18時点)。なお、商品のお届け開始日は、2月上旬を予定しているとか。

myloは、増加するワイヤレスLANスポットで、手早く端末を取り出してインターネットに接続。そのときの気分に合わせたコミュニケーション手段で、知人・友人とつながることができる新ライフスタイル「My Life Online(mylo)」を叶える提案商品。同商品の市場導入により新しいコミュニケーション・スタイルを創造。ワイヤレスLAN環境の整備・普及度合いに配慮しつつ、将来的な販路の拡大を目指すとか。

バッテリー駆動時間は、音楽再生時で約45時間、「Skype」/「Google Talk」待ち受けが10時間、動画再生時が約8時間、Web閲覧が約7時間と申し分なし。動画再生はMPEG-4(メモリースティックビデオフォーマット準拠)対応で、イメコンの使用を推奨してます。音楽再生はMP3、ATRAC、WMA(Windows Media DRM対応)ということなので、Napsterでも使えるかも。

iconiconなお、myloの展示に関しては、11月上旬より、順次、東京および大阪にてタッチ・アンド・トライ形式のイベントを開催する予定で、イベント詳細は、mylo blogiconでお知らせするとしています。

クリエの後継でもなんでもないかもしれないけど、この手の端末を日本で出すという英断に拍手。何はともあれ、めでたい!ということで、何はなくともメール登録を!icon

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さよならPalmSource、こんにちはACCESS Systems

企業ロゴマークを刷新-米国子会社PalmSourceの社名と企業ロゴマークをACCESSに移行-(ACCESS)

ACCESSは、グローバル展開の拡大に伴い、組織のさらなる進化を表現するため、企業ロゴマークを刷新。完全子会社である米PalmSourceも社名と企業ロゴマークをACCESSに順次移行するとか。なお、米PalmSourceの社名は「ACCESS Systems America」となるようです。

クリエファンなら、Palm OSのエミュレーションを内包するALPの動向には注目したいところですよね。ちなみに、ACCESSのサイトにあるProduct Focusではソニエリのウォークマンケータイに同社のNetFrontモバイルブラウザが採用されていることを大々的にアピールしています。とはいっても日本のウォークマンケータイは別物なので関係ない話なんですが…>Sony EricssonのWalkman(R)携帯電話とACCESSのNetFront Browser

また同社は、その「NetFront Browser」の仕様を開発段階からコンテンツプロバイダーや検索サービス事業者向けに提供するパートナープログラムを開始したそうです。すでに、NTTレゾナント、カカクコム、グーグル、ツタヤオンライン、ニフティ株式会社、paperboy&co.、ヤフーなどが賛同、協力しているとか>コンテンツプロバイダ、検索サービス事業者向けに「NetFront(R) Browser」コンテンツパートナープログラムを開始

Palmといえば、米PalmがTreoの新製品「Treo 680 smartphone」を発表しましたね。通話やメールなどの機能を、より簡単に利用できるように工夫した「誰もが使えるスマートフォン」とか。珍しく4色のカラバリで展開されるようで、2007年6月初頭までに世界で20以上のキャリアが採用する見込みとのことです>新しい「Palm OS」Treoは4色で使いやすさ重視

Treoといえば、ビサビが「Treo 650 Special Colour Edition(輸入版)」を特典満載の大特価で提供しています。スクリーン周辺がブルーになった限定モデルで、交換用バッテリ、2GBのSDカード、純正スタイラス、保護フィルムがセットで64,800円。

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ソニーの「mylo」は、無線LAN上で動くケータイ

ソニー「mylo」ファーストインプレッション

このマシン、ちゃんと日本語が表示できる。内蔵しているWebブラウザで、日本語表示が可能なばかりか、テキストファイルの表示やMP3のID3タグ表示などで、何もせずに日本語が出るのである

塩田紳二さんのPDAレポートにソニーの「mylo」が取り上げられました。このコーナーにソニー製品がまともに取り上げられるのは2003年のクリエUX50以来っすね。米国での取材ついで暇つぶしで購入されたとのことですが、標準で日本語表記ができることが相当なインパクトだったのか、ソニー自体への評価が2段階も回復したそうです。昨日取り上げたTech On!同様のバラシ記事も後日公開されるようで楽しみです。

あー、ますます欲しくなってきた。
米国に出張できるような仕事ないかなあ…。
つーか、もうこれがウォークマンの新製品ということでいいですってば。

myloの部品構成は無線LAN対応PDAそのもの

【分解】Skype使えるソニーの「mylo」,PDAライクなハードウエア構成を活用

Tech-On!にソニーmyloのバラシ記事が掲載されています。「部品構成は,無線LAN付きの携帯型情報端末(PDA)そのもの」とか。また、バラシによりコスト削減の余地が残されていることがわかったようで、「今後,価格の抑制を図ってユーザー層を拡大していく可能性がある」としていました。結果、myloの製品コンセプトが市場に受け入れられるかどうかを見極めるには価格の推移についても注視する必要があるとのこと。

個人的に注目したのは記事冒頭の右上の画像。Webブラウザで日本語がちゃんと表示されているではありませんか。あー、やっぱ欲しいかも…。輸入する方法とかあるのかなあ…。

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