「PDA/電子辞書」カテゴリーアーカイブ

モバイルシアタースタイルで使うカメラ機能が便利なW44S

爽やかな発色。独自のスタイルで快適に遊べる──「W44S」

荻窪圭さんがソニエリ製au「W44S」のカメラ機能を総チェック。想定されていない使い方みたいですが、モバイルシアタースタイルでの使用がことのほか便利なようですね。画質の基本的なテイストは今までのソニエリ端末とほぼ同等とか。ワイドモードのフルHDサイズの画像もインパクトありますね。総合的には、「画質もよく、積極的にカメラ機能を使いたくなる端末」とか。

W44Sは個人的に久しぶりに興味の沸いた端末で、機種変も検討していたのですが、W51Sの噂が聞こえてきてしまったので、様子見モードに突入してしまいました。W51Sはどんな端末になるんですかね…。

ところで、話題沸騰のiPhoneについて、アスキーのレポートにクリエTH55との比較コメントがあると匿名さんからお知らせいただきました。

【Macworld 2007 Vol.7】iPhoneの実機は「触っていて気持ちがいい」

匿名さん曰く、

日本での導入には文字入力が相当な難関になりそう。英文メールでもSMS (“Short” というだけのことはある?) ならまだしも、長文打つ気にはなれないらしいです。キャリアやら方式の問題もさることながら、メール必須の日本のケータイ市場には,そこがかなりの難関になるように思います。POboxやATOKのサポートがあったPalm/CLIEの方がその問題点含めて「先取り」であったことは言うまでもありませんね。

とか。仮にiPhoneが日本で発売されるとしても課題は多そうってことですね。クリエの「先取り」についてもよーくわかりますです。ソニエリも海外では好調なようですが日本ではいまひとつという印象。日本市場が特異なんだから、別にSymbianじゃなくたっていいですよね。iPhone対抗にALP採用のスマートフォンなんてどうですか。クリエ開発陣だった人も多くソニエリに出向しているとも聞いています。ALPなら皆さん奮闘してくれるのでは。って、そうは簡単にいかないか…。

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PDA工房、「mylo」対応液晶保護シート・アクセサリの発売を開始

PDA工房は、現在ソニスタで予約受付中の「myloicon」に対応した以下の液晶保護シート・アクセサリー類を発売します。

Crystal Shield for SONY mylo 税込977円
Crystal Shield for SONY mylo(3枚セット) 税込2,079円

Crystal Shieldは光線透過率90%という高い透明度で、画面の色合いを忠実に、高品位な光沢感を再現することができます。若干硬めのシートで接着面にシリコン素材を使用した自己吸着タイプのため、気泡が入りにくく非常に貼りやすくなっています。何度でも貼り直しができ、はがしても跡が残りません。約2枚分の価格で3枚入りのお得なパックも用意されています。

Retractable充電通信ケーブル for SONY mylo 税込1,344円

USB miniBコネクタのケーブルに4mm×1.7mmのDCコネクタケーブルが分岐した形状となっており、1本で2つの機能(充電とPCとの通信)が利用できる便利なケーブル。巻き取りが可能で、ケーブルの長さを自由に調節

3in1 Retractable充電通信セット for SONY mylo 税込2,604円

持ち運びに便利な「Retractable充電通信ケーブル」に各種USBアダプタをセットにした製品。AC/USBアダプターはAC100~240V (50/60Hz)に対応、カーシガー/USBアダプターはDC12V~24Vの入力に対応。

以下は、myloにおすすめの外部バッテリーとのこと。

バッテリーエクステンダーII 税込2,604円

本体内に4本の単3サイズのニッケル水素(Ni-MH)電池やニッカド(Ni-Cd) 電池を入れて使用。USBポートの電源を利用して動作・充電をする機器で使用可能。昇圧回路内蔵により、ニッケル水素電池などの充電式電池(2次電池)で出力される電圧が一般的な機器への充電電圧(5V)より低くなる電池でも5.6V~電池電圧の電圧を出力。標準でUSBポートの電源出力を3サイズのDCプラグに変換するアダプターも付属。電圧や極性・プラグサイズが合えば、デジカメやポータブルオーディオなどのモバイル機器に使用可能。

pocket MOBA シリーズ
-3200mAh 大容量外付けバッテリ pocket MOBA 税込6,479円
-薄型 軽量67g 持ち運びに便利なバッテリ pocket MOBA Jr. 税込5,479円
-1000mAhのiPod nanoと同じサイズの5V専用モデル pocket MOBA mini 税込4,979円

大きさがほぼ名刺と同じサイズ、厚さは名刺入れ2つ分のコンパクトな外付けバッテリー。リチウムイオン電池を内蔵しており、充電をして繰り返し使え経済的。出力は3V、5V、9V(実効8.4V)への切り替えが可能で、コネクタを交換することでいろいろなデジタル機器の充電が可能。

真のウォークマンケータイはiPhone?【諸々追記あり】

Apple – iPhone(米アップル)

iphone.jpgかねてから噂になっていたアップルのiPodケータイですが、開催中のMac World SFで「iPhone」として正式に発表されました。機能の詳細については、米アップルのサイトやメディアの報道などで確認できますが、「iPhone」で何ができるのかを一番わかりやすく解説してくれているのはJobs氏の基調講演でのデモ。1時間以上ありますけど必見です。

ポータブルオーディオ市場で頂点を極めたアップルが次に狙うのは携帯電話市場。満を持してという表現が的確な実に革新的な製品だと感じました。ソフトであらゆるコンテンツを同列に扱え、操作性を極限まで高められるからハードをあそこまでシンプルにできるのでしょうね。なにより、iTunesの存在が大きい。そして、それらのソフトの全てを自社で開発できるところが同社の強みでもありますね。

日本での発売にも期待したいですが、どうなることやら…。ちなみに、ソフトバンクの孫さんが会場にいたらしいですね。iPhoneについては、takeoneさんから

私にとってはまさに「クリエの理想型」のような製品であり、激しく興奮いたしました。こういう製品はぜひソニーにやって欲しかった!!

という感想をいただきました。自分も同感です。たらればの話になりますが、クリエビジネスが今も継続されていたとすれば、iPhoneのような製品がひとつの到達点だったのかもしれませんよね。(公にはなっていませんが、04年頃にすでにクリエフォンの話もあったようなんですよね。製品化まではこぎ着けていたのに、キャリアとの折り合いが付かなかったようなことを聞いております。当時、もしもそれが実現していたらと思うと…)

また、現行のソニー製品ではmyloやPSPと競合しそうですね。両方ともソニーオリジナルのOSで動く製品ですが、iPhoneでできることを目の当たりにしてしまうと、ソフト開発力の差を感じざるを得ません。元アップルのエンジニアをヘッドハントするなど、ソニーもソフト重視の戦略を打ち出していますが、その成果が実るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

アップル – Apple TV(アップルジャパン)

iPhoneの反響が大きすぎて、目立たなくなってしまいましたが、iTVもApple TVと名前を変えて正式発表されました。こちらは日本でも来月(2月)に発売されます。iTunesありきの製品ですが、40GBのHDD搭載には驚きました。価格も36,800円とそこそこリーズナブル。HDMIにも対応していますが、解像度が640×480ではHDTVとの組み合わせはちょっと厳しいかも…。また、Apple TV発表に合わせ、AirMac Extremeも一新されましたね。次世代ワイヤレス技術「802.11n」搭載と、これまた新しい技術を積極的に取り入れるアップルらしい仕様です。

なんというか今後はITと家電の境目がますます曖昧になりそうですね。アップルはiPodやiPhoneで、マイクロソフトはZuneやXboxでコンバージョンス戦略を推し進める中、我らがソニーはどう動くのか。楽しみでもあり、不安でもある2007年の幕開けです。

【追記】iPhoneのライバルと言うことで無理矢理ですが、ビサビでTreo 680が全色入荷しているそうです。今回の入荷分には、Palm純正1GB SDメモリ、ステレオヘッドセットのほか、pocketTunesなどのソフトウェアが含まれるCD豪華特典付きとか。価格は税込65,800円。

【再追記】iPhone発表を受け、PalmとBlackBerryの株価が急落したようです。お知らせ感謝です!>匿名さん>激震(Engadget Japanese)

【再々追記】ソニエリがメモステMICRO採用のウォークマンケータイを発表したそうです。デザインは見慣れたストレートタイプ。音楽再生機能つき携帯の入門用(?)の低価格モデルとのことですが、iPhoneを見てしまうとさすがにインパクトが薄いっすね…>ソニエリ、「入門編」ウォークマン携帯を発表

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デザイナーが商品開発にまで携わった「mylo」

アラゴロクさんからmyloに関して以下のような情報をお寄せいただきました。(感謝です!)

ご存知でしょうか。ソニー公式サイトに新「Sony Design」サイトがオープンし、myloのデザイナーインタビューが掲載されています。このサイトには他にも興味深いコンテンツが掲載されているようです。

iconiconいや~、全然気がつきませんでした。最近、ソニーのサイトあまり見てないんですよね…(って、ソニーファン失格!)。「Sony Design」サイト自体が結構なボリュームなんですね。これからじっくり見させていただきます!

とそれはさておき、myloiconってデザイナー側が積極的に提案してできあがったんですね~。あの独特の∞フォルムにした理由などについても語られています。音楽でコミュニケーションが盛り上がるような「掛け算」がmyloの魅力であり、パーソナルコミュニケーターたるゆえんなんですね。個人的には最後の最後にある、

端末にデータを溜め込まないのがネットワーク・コンピューティングの基本。必要なデータやメールは適宜サーバーにアクセスしてチェックすればいいんです。この前提で新しいサービスや機能が次々と登場してくれば、コミュニケーションの世界がもっと刺激的になるんじゃないかと、期待しています

というコメントが興味深かったです。そういえば、黒mylo出荷まであと1ヶ月を切ったんですね~。ああ、届くのが待ち遠しい…。

myloは仕事で使えるか

ソニーmyloを仕事に使う

iconicon来年の元旦も仕事で忙しいという戸田覚氏の「仕事にすぐ効く!ITサプリ」でソニーの「“mylo” COM-1icon」が取り上げられてました。「SOHOや中小企業では、Skypeを内線代わりに使うと便利」とのことで、Skype端末としてなら仕事に使えそうってことのようです。総論的には、仕事オンリーで使うのは製品コンセプトに沿わないが、音楽プレーヤー、SNS、Skype端末としても利用するような「マルチな使い方をできるのなら、なかなか便利そう」との評価。欲を言うならBluetooth対応でケータイ経由の通信にも対応して欲しいとのコメントもあります。

本体サイズが「ポケットに入れておくにはちょっと大きい」と言う一方で、「PSP並の画面を期待したい」ってのは、かなり難しい注文なんじゃないでしょうかね…。

myloはSkypeやGoogle Talk端末としての顔が本流

無線LANを搭載したコミュニケーションマシン–mylo(マイロ)

iconiconCNET JapanのEditor’s Reviewに“mylo” COM-1iconが登場。5ページのボリュームで画像も豊富です。仕様の面でWebブラウジングに難ありとかで、性格的にはSkypeやGoogle Talk端末としての顔が本流なのではとの評価です。価格も決して安くないので、「購入するかどうか迷っているなら、周りで使っている人が出てきてから検討しても悪くないだろう」とまとめていました。

価格面でPSPを引き合いに出していますが桁が違いますからね。クリエと比較すればそれほど高いとも感じないですが、それでも4万はやっぱり大きいか…。確かに納期もちょっと遅いですよね~。まあ、でもそれも楽しみのひとつって事で。

ところで、欧州ではこんなスマートフォンも登場しているんですね。myloって欧州では売らないんですかね。売るとなったらBluetoothは必須なんでしょうけど…>“W-ZERO3″ライクな「Sidekick 3」が欧州発売 – データ通信無制限プランも有

【追記】その後、デジタルARENAでもmyloのレビューが掲載されました。メール機能が無いことと割高な価格でコストパフォーマンスが△とか。>無線LAN搭載でWebもチャットもお手の物! ソニー「パーソナルコミュニケーター“mylo”」

レビューを見せられてもユーザーが実際に手にできるのは二ヶ月先なんですよね。熱が冷めなければ良いのですが…。

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