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どうなる日本のスマートフォン~ACCESSの動きに注目

スマートフォンを取り巻く状況が同時に動き出している

ASCII遠藤諭さんの「ケータイ出たとこレポート」。ウィルコムの『W-ZERO3』にユーザーが白熱する理由というコラムの3回目。遠藤さんがW-ZERO3発売後に個人的に最も興味深かったニュースがPalmSourceを買収したACCESSが“ALP”(ACCESS Linux Platform)を発表したことだそうです。そのALPについては気になるコメントが。

これ(ALP)については、今月29日発売の『Palm Magazine 永久保存版』で、アクセスの副社長兼CTOの鎌田富久氏にインタビューをさせていただいた。パームの神様・山田達司氏と一緒にうかがったその内容は、ぜひとも同ムックで読んでいただきたい。これは、日本のデジタル業界にとってもかなり意義のあるニュースなのではないかと思う。

とのこと。おお~、山田さんと遠藤さんの豪華ダブルキャスト。意義のあるニュースがムックでしか読めないのが残念ですが…。ちなみに、この『Palm Magazine 永久保存版(税込2,100円)』って明日発売なんですね。ASCIIの紹介ページにはあの「プロジェクト・パーム」未発表作品も一部抜粋して掲載との記述が。これはもう絶対に買わねば。

それはそうと、ACCESSと言えばこんなニュースもありました。

「ホーム・ゲートウエイ開発競争はもう始まっている」--ACCESSが米IPI社を買った理由(要登録)

IPルーター向けミドルウエア「ZebOS」の開発で知られるベンチャー企業米IP Infusion Inc.(IPI)をACCESSが買収したねらいについて同社幹部にインタビューしています。同社は以前から多くの顧客企業からホーム・ゲートウエイ製品の提供をオーダーされていたとかで、具体的なサービスの準備を急ピッチで進めていたそうです。買収はそのためで、PalmSourceとIPI社の製品と組み合わせることで、OSまでを含めたソフトウエア・パッケージを顧客企業に提供できるとしています。

PSPにも搭載されているNetFront、そしてホーム・ゲートウエイ製品とALPの連携とくれば、いろんな事を期待しちゃいます。クリエビジネスは終わってしまったけど、別な形でPalm OSがソニーの製品に活かされる可能性が大いに浮上してきました。

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ImageConverter 1.X関連ダウンロードプログラムが5月末に提供終了

ImageConverter 1.X 関連ダウンロードプログラム提供終了のお知らせ

NCCLがクリエ向けの「ImageCon verter1.X」とその関連プログラムのダウンロード提供を、2006年5月30日をもって終了するとアナウンスしていました。同ソフトウェアに組み込まれている一部モジュールのライセンス期間終了に伴うもので、5/30以降はソフトウェアのダウンロードができなくなるそうです。なお、既に手元にあるプログラムの継続利用については問題は無いとか。対象機種は、UX50/NX80V・NX73V/NZ90/NX70V・NX60/TH55・TH55DK/TJ37/TG50で、提供が終了するプログラムは以下の通り。

Image Converter 1.5 アップデートプログラム
Image Converter 1.5.03 アップデートプログラム
PEG-NX80V・NX73V、PEG-NZ90、PEG-NX70V・NX60、PEG-TG50「Movie Player」用システムソフトウェア アップデートプログラム

対象機種ユーザーの方は、とりあえずはダウンロードしてCDにでも焼いて保管しておく方が吉かと。ちなみに、ライセンス期間が終了する一部モジュールってアップルの「QuickTime」のことですよね…。

ACCESS Linux Platformのスクリーンショット~見慣れたPIM画面も

ACCESS、「ACCESS Linux Platform」のスクリーンショット公開

ACCESSは、開発中の「ACCESS Linux Platform(ALP)」のスクリーンショットを公開!見慣れたPIM画面と「BEJEWELED」、そしてGraffitiがあ~っ。エミュレータで動くんですね~。なんだか感動…。これが動くケータイが日本で、そしてできればソニーブランドで発売されることを切に祈ります…。

スマートフォン搭載OS、Palm OSが停滞、Linuxが人気

「2006年のスマートフォンの出荷台数は2倍以上へ」,米調査

英ABI Researchのスマートフォン市場の今後の展望にに関する調査結果によると、2006年の世界市場では出荷台数が2倍以上の1億2300万台になる見込みだそうです。成長牽引要因として、電子メールなどのデータ通信アプリケーションの需要の高まりや第3世代による高速化のほか、小型化、Wi-Fi対応などがあげられています。搭載OSに関しては、Palm OSが停滞する中、業界大手にLinuxの人気が高まっているとの記述も。

Palm OSを開発するPalm SourceがACCESSに買収され、今後はPalm OS for Linuxの進化形「ACCESS Linux Platform」を推進していくのでちゃんとその辺も押さえて報道して欲しかったっす…。

Palm OSといえばクリエ。クリエといえば読者のgum55さんから以下のようなお便りを頂戴しました。

ソニスタで長いこと「入荷未定」ステータスだったPEG-TH55が、本当にとうとう「販売終了」になってますね。一瞬でも販売再開にならないかと、ときどきチェックしていたんですが、ついにこのときを迎えてしまいました。Palmを取り巻く環境は厳しくなることはあっても、明るい兆しはほとんど何もないまま。現在使用しているTH55が壊れる頃には後継機種(SONY製ではなくても)が出てくることを願っていますが、これも叶わない夢なんですかね~

iconiconPDA Styleじゃなくて(無くなって久しいですね…)、ソニスタのQuickNaviでPDA本体iconを探してみると…確かに販売終了ステイタスになってました。最後のクリエになったVZ90と並び2機種ともに販売終了で、ソニスタでクリエを購入することはできなくなりました。残念です…。

にしても、息の長いモデルでしたね。自分は現在もメイン機として使用中ですが、予備機を購入済みなので、まだまだ、あと数年は持ちこたえられそうです。今後は、先述の「ACCESS Linux Platform」の国内ケータイキャリア採用に期待するしかないですね…。

(ちなみに、本日現在ですが、ヨドバシドットコムでVZ90が13%還元の税込49,800円で販売されていました。TH55もいいけどVZ90も負けてないっす。なにしろあのサイズの有機EL搭載デバイスはいまだに他に存在してませんから…。販売数限定とのことなので、欲しかった人はお早めに~!)

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クリエには男のすべてが詰まっている…

カレの嘘と彼女のヒミツ「Palmを家に忘れてきた」

映画の中に登場するモバイル製品を紹介するITmediaの「Mobile&Movie」に、Palmが登場する映画「カレの嘘と彼女のヒミツ」が紹介されています。ワイドショーのアシスタントプロデューサーを努めるステイシー(彼女)。スタッフミーティングで「男性の電子手帳を探る」という企画を出した男性スタッフの「電子手帳には男のすべてが詰まっている」という言葉が頭に残り、デレク(カレ)がいつも持ち歩いているPDAに何が入っているのか気になり、ついにはその中身を見てしまうことに。カレの秘密を知ってしまった彼女が取る行動は…みたいな内容のようです。

クリエに自分のすべてを詰め込んでいる人必見!ソニーピクチャーズの作品ですが、出てくるPalmはTungsten|Cみたいです。2004年の作品ですが、2005年にはDVDもリリースされています。アマゾンのカスタマーレビューの評価は四つ星。ってことで自分も見てみたくなりました。レンタルあるかなあ。でもレンタルだとメイキングみられないなあ…。

ALPはPalmアプリのエミュレーション機能を省略可能

【3GSM World Congress 2006】 ACCESS、Ajaxに対応したNetFront 3.4などをデモ

3GSM World Congress 2006のACCESSブースで行われた、「ACCESS Linux Platform(ALP)」、「NetFront 3.4」のデモの様子をレポート。前者については撮影禁止だったとのことですが、携帯電話上でPalm OSのアプリケーションが動作する様子が見られたとか。後者については、ビジュアルブックマークのデモが行なわれたそうです。

ALPについては、Palm OSアプリケーションのエミュレーション機能を省略することが可とか。
って省略しないで使いましょうよ~!

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