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ノイキャンヘッドホンフラッグシップ対決~SONY NC60 vs BOSE QC3

あのQuietComfort 3を超えたか!? ソニーの新型ノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC60」を速攻チェック

鈴木桂水さんによる、3/10発売予定のソニーのノイキャンヘッドホンのフラッグシップモデル「MDR-NC60icon」と、BOSEのノイキャンヘッドホン「QuietComfort 3」の比較レビュー。

iconicon地下鉄のノイキャン機能比較では、中域を中心にノイズをカットするQC3に比べ、NC60はより幅広い音域をカットしているようで、「すべての外音がボリュームを下げたように静かになる印象を受けた」そうです。いずれもも低価格商品のようなホワイトノイズは発生せず快適に使用できたとか。音色については、NC60が「中低音が弱く軽い音」、QC3は「高音の再現性もよく、中低音も充実」しており「全域にわたって豊かな量感で音楽を楽しめる」としていました。また、音漏れを気にするなら密閉型のNC60がオススメとか。フルボリュームテストではオープンエアータイプのQC3はかなり漏れたが、NC60はほとんど漏れなかったとのこと。

価格差を考えれば健闘していると取って良いのですかね。音色については、メーカーの個性もあるだろうし、音源いかんで印象も変わると思います。何にしても自分の耳で確かめるのが一番なのでしょうね…。

BOSEといえば、「BOSE-OE」の評判が良いみたいですね。ソニーの「D777SL」も良いと思うんですけど、売れてるのかなあ…。

ネックストラップタイプのノイキャンヘッドホン「NC32NX」を試す

iconiconmylo用の平型プラグ変換アダプターやら保護シートなど、コマコマしたものが必要になり、ソニスタでポチポチしていたのですが、いまだ3枚残っている15%オフクーポンを少しでも有効に使おうということで、ノイズキャンセリングヘッドホンiconの「MDR-NC32NXicon」も購入してしまいました。

ノイキャン付きのウォークマンS700シリーズが外出時に欠かせないアイテムになりましたが、他のウォークマンやmylo、iPodなどでもノイキャンを使いたいというのが単純な購入理由です。バッテリーボックスの位置を気にしなくて良いことと、ネックバンドタイプをひとつも持っていなかったこともあり、NC32NXにしました。

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ネックバンドが思っていたよりも太く、バッテリボックスもそこそこ目立つ大きさですが、首にかけてしまえば使っている本人は全く気になりません。他人が後ろから見たら何だアレって思われるかもしれませんが…。

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オーディオプレイヤーは、ミニプラグが付いている円筒形のスイッチボックスに付いている取り外し可能なアタッチメントを使うことでぶら下げられます。また、スイッチボックスの下部のカバーをまわすことでミニプラグのコードの伸縮が可能。

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使い方はとっても簡単。バッテリボックスに付属の単4電池を入れ、スイッチボックスのスイッチを入れるとノイキャンが有効になります。有効か無効かは赤いLEDで確認できます。ヘッドホンはS700シリーズに付属のもの(右上画像の右側)と作りが同じ密閉ダイナミック型なので、ノイキャンを使わない状態でも遮音性能はそこそこあります。S205Fとの組み合わせで外で使ってみましたが、ノイキャン機能付きのS700シリーズ同様の効き目を体感できました。ちなみに、ノイキャンを無効にしているときよりも有効にしているときの方が音圧(ダイナミック感)があるように感じました。電気的な処理をしている関係で音も増幅されているのでしょうかね…。

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それはさておき、汎用タイプだけにとにかく様々なポータブル機器でノイキャンを堪能することができます。myloは平型変換アダプタを使えばスマートに接続できますが、首にぶら下げて使うには少々本体が重すぎるかもしれません。ちなみに、NC32NXのネックバンドは左肩に連結部があり、大きな力が加わると安全のためにはずれる構造になっています。

myloがBluetooth対応なら、Bluetooth付きのバイオ(type Uなど)同様に、Bluetoothオーディオコントローラー「VGP-BRM1Dicon」などと組み合わせてさらにスマートなノイキャン音楽ライフが楽しめるのに~って感じです。

S700シリーズとの組み合わせは意味ないかもしれませんが、上着にポケットが無い場合などはやっぱり便利です。また、iPod shuffleは本体が軽いのでミニプラグに繋いだだけでも使えそうな感じでした。気になるようならクリップでネックバンドに付ければ安心です。また、匿名さんからW44Sとの組み合わせが便利との情報もいただいておりましたし、CDウォークマンやPSPといった機器でも問題なく使えます。これが汎用タイプの良さですね~。

発表が秒読みと噂のウォークマン新製品にノイキャン機能が内蔵されるのかどうかはわかりませんが、内蔵されなくてもNC32NXがあるので受け入れ体制は万全…と言いたいところですがどうなんでしょうね~、A800の実力は…。

PURE HEART AUDIOがテーマの大人のコンポが登場

“大人のコンポ”『System 501』を発売~上質な音色で、心を豊かに~(ソニードライブ)

iconiconソニーは、高級オーディオの設計思想と技術を投入し、高音質の実現と筐体の小型化による設置のしやすさを兼ね備えたオーディオコンポーネントの新シリーズ『System 501』を3/10に発売します。 同システムは、S-Master PRO採用のアンプ『TA-F501』(93,450円)、SACD/CDプレーヤー『SCD-X501』(70,350円)、スピーカーシステム『SS-K10ED』(70,350円)で構成され、それぞれが本棚にも設置できるサイズを実現しています。

手軽に音楽を楽しむライフスタイルが浸透する一方で、上質な音色を楽しみたいという需要が高まっていることから、ソニーは同製品の発売を機に“PURE HEART AUDIO”をテーマに掲げ、上質な音楽でリスナーの心を豊かにする商品群を提案していくとしています。

気がつくのが遅い!という声も聞こえてきそうですが、オーディオ復権への道もいよいよ本格化って感じですね。とはいえ、フルセットでおよそ20万オーバーはオトナでもそう簡単に手は出せないかも…。

【追記】団塊の世代向けらしいです。これからはオトナも細分化した表現が必要かも…>ソニー、団塊世代におすすめの“大人のコンポ”「System 501」

【再追記】「団塊だけではなく、その下の30代、40代にも受け入れて頂きたいと考えている」とのコメントも>「今年はオーディオに軸を作る」 - ソニーコンパクトコンポ発表会詳報

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キーリングスタイルイヤフォンのカジュアルモデル登場

ソニー、巻き取り式/キーリング付きイヤフォン-ネック/プラグコード収納可能な耳掛け型も

iconiconソニーは、コード巻き取り機構を備えるキーリングスタイルの密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-KE30LW」と耳掛け式のステレオヘッドホン「MDR-Q68LW/同Q38LW」を2/10に発売するそうです。価格は、前者が3,098円、後者のダブル巻き取りタイプが3,675円でシングル巻き取りタイプが2,468円。

キーリングスタイルの「MDR-KE30LW」は既発売の「MDR-KX70LWicon」のカジュアルモデルになるようですね。カラバリが4色に増えてます。ブラックとホワイトはmyloともコーディネートできそうですね。

ノイキャンヘッドホンの最上位モデル「MDR-NC60」~周囲の騒音を最大1/6に低減

高精度な騒音低減機能と高音質を追求したノイズキャンセリングヘッドホンの最上位モデルを発売(ソニードライブ)

iconiconソニーは、ノイズキャンセリングヘッドホンの最上位モデルとして周囲の騒音を最大1/6に低減し、高音質再生も実現した『MDR-NC60icon』を希望小売価格税込24,675円で3/10に発売すると発表しました。同機は、一度低減したノイズを再び検知しキャンセリングを繰り返す「フィードバック方式」に加え、その効果を生かすようにマイク位置を最適化した新開発の「マイク一体型ドライバーユニット」を採用し、高精度なノイズキャンセリング性能を実現。電源は単4電池でアルカリ使用の持続時間は約30時間。電池を含めた重量は230g。航空機用プラグアダプタも付属。なお、ソニスタでの販売予価は19,800円で、2/1の15:00から先行予約販売を開始予定とか。

MDR-D777SLicon」譲りの大口径40mmドライバーユニットがマイクと一体化したのがポイントっぽいですね。まさにノイキャンタイプのD777って感じです。周囲の音を聞きとりやすくするモニター機能スイッチの詳細がよくわかりませんが、右のヘッドホンのハウジング下にあるスイッチがそれかな…。高音質のノイキャンヘッドホンの実力やいかに、ってことでこれは視聴してみなくちゃです。

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ソニー、Bluetoothヘッドホンの最高峰「DR-BT50」を米国で3月に発売

ヘッドフォンも戦国時代に突入!?~多様化するポータブルオーディオの世界~

iconicon小寺信良さんの週刊「Electric Zooma!」。CESで見かけたヘッドホン新製品を中心にレポートしてくださってます。Shure、SENNHEISER、オーディオテクニカに続いてソニーが登場。「MDR-D777SLicon(右画像)」ベースのBluetoothヘッドフォン「DR-BT50」と、ネオジウムマグネット採用40mmドライバ内蔵のオーバーイヤー型ノイズキャンセリングヘッドフォン「MDR-NC60」が新製品として展示されていたようです。

「DR-BT50」は、1回の充電で17時間連続再生、200時間のスタンバイ。ヘッドフォン側からプレーヤーのコントロールも可能とか。米国では4月発売で価格は230ドル。「MDR-NC60」は、ノイズ低減率が85%。エンクロージャ下部にモニタースイッチ。米国では3月発売で価格は200ドル。

「DR-BT50」はD777SLベースということで結構な価格ですね。また、Bluetooth採用がD777SLの実力をスポイルしていないのかが気になるところ。とはいえ、自信があるから採用に踏み切ったともとれますね。日本での発売にも期待がかかります。ちなみに、小寺さんが最後に紹介しているベンチャー企業の「Kleer Audio LP」という製品も面白そうですね。

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