大手民放ラジオ13社、ネット同時放送解禁へ 3月から変わるラジオ局 NHKは地方はどう動く?
AM、FM、短波の大手民放ラジオ局13社が、3月中旬からインターネットサイマル送信実施を決定。JASRACや日本レコード協会などの権利団体とも合意を得ており、2月中にも正式発表、今年3月から半年を試験期間とし、9月から本格運用になる予定とか。PCから「RADIKO」のWebサイトにアクセスして利用。ベースがFlashとか。アクセス元のIPアドレスから住所を類推する仕組みを用いて、当面は首都圏と大阪府の利用者に限定。
基本的に地上でしか聞くことの出きないラジオの視聴形態が、ネット接続可能な場所まで広がることになるってことで画期的なことのように思えますが、正直、今頃?というかようやく始まるのかという印象。Flashベースの提供もどうなんでしょう。DRMの関係でそうなったんでしょうが、使い勝手が気になるところ。ちなみに、iPhoneではすでにTOKYO FMがApp経由で番組のネット配信をテスト中ですが、権利関係の問題で番組全てがサイマル送信されてない状況。今回の決定でこの辺の事情も改善されることになるのかな…。
記事では都市部の受信障害や、ラジオ受信機の減少といった危機的状況にも触れられていますが、あのソニーにしては珍しく地道にラジオやラジカセを継続して販売しているんですよね。ま、放送機器を売る商売をしているので当然なんですけど…>ソニー、WカセットのCDラジカセやポータブルラジオ-ラジオ機能からテレビ音声受信を省く
FMラジオといえば、諸々のストレスから(=勢いで)、アレをポチっとなしてしまいました。早ければ明日に届くかも~。