「オーディオ一般」カテゴリーアーカイブ

越後屋工房の超高音質小型Bluetoothスピーカーシステムを試す

以前、こちらのエントリーで取り上げた、リテールコムのBlueotoohスピーカー「BIT-STB2819(以下STB2819)」をベースにしたという越後屋工房さんの「Formyself FMS2009005(以下FMS2009005)」なるカスタムスピーカーシステムなんですが、リテールコムさんが越後屋工房さんに一声かけてくださったらしくサンプルを貸し出していただくことができました。すぐに返却しないといけないので速攻で使用感をレポートしてみたいと思います。

■Formyself FMS2009005とは
「FMS2009005」はリテールコムのBluetoothスピーカー「STB2819」の本体機能を活かし、スピーカーシステムを大幅にチューニングすることで、Bluetoothスピーカーのカテゴリーでは異例とも言える高音質を実現したシステム。「STB2819」本体の左右にあるスピーカー部を大胆にカット。フラットに伸びる長谷弘オーディオ製の5cmフルレンジユニット(150~20,000Hz)に差し替え、その実力を限られた大きさの中で最大限に活かせるようにチューニング。カラーリングもオーディオ機器らしく全て黒で統一。目指した音質は「ピュア」。圧縮と伸張を繰り返すデジタル最先端機器をどこまで原音に近く鳴らすことができるか、これを命題に音作りを試行錯誤し、自信を持ってお奨めできるサウンドクオリティに達したそうです。これ以上の詳細は製品ページにてご確認を>越後屋工房[FMS2009005]Bluetooth A2DP 超高音質小型スピーカーシステム

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ソニー純正PSP対応ヘッドホン「MDR-EX36PS」を試したけど…

こちらで紹介したソニー純正のボリュームコントローラー付きステレオイヤーレシーバー「MDR-EX36PS」のプチインプレをば。

密閉ダイナミック型、9mmドーム型(CCAW採用)ドライバーユニット採用、再生周波数帯域は6~23,000 Hz、金メッキL型ステレオミニプラグ、コード長は約1.0mでコードの絡みを防ぎ快適にゲームをプレーできるコードスライダーボリュームコントローラー付き。対応機器はPSP goを含む全機種。というのが主な特徴。ブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、レッド、イエロー、グリーンの合計7色の豊富なカラバリ展開も魅力で、今回自分は珍しくレッドをゲットしました。パッケージはPSPロゴ入りのブリスタータイプ。中身はレシーバー本体、交換用イヤーピース(L/S)、取説、保証書。

PSP対応をうたってるけど、端子は一般的なステレオミニプラグなので接続相手を選ぶものではないです。コードはつやのあるべたつきやすいタイプ。パッケージには絡みにくいとあるけど、実際は結構からみやすかったりする。EX36SCのコードはマット仕上げで絡みにくいものだっただけにちと残念。

この手の9mmドライバーユニットのデザインは左右対称に近いので、暗い場所でユニットの右と左がわからなくなることがままあるんですが、このレシーバーにはちゃんと工夫がしてありました。ユニット上部に小さな突起がある方が左(L)用です。指先で触るとよくわかります。ちなみにEX36SCにも突起付いてます。

ボリュームコントローラーは左右のドライバーユニットから約40cmの場所に位置。側面のスライダーを上下させ、アナログチックにボリューム調整可能。先日旅客機内の音楽プログラム再生に使いましたけど、座席の脇じゃなく手元でボリューム操作ができるので便利でした。

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モバイル機器への搭載が期待される薄さ0.9mmの防水圧電スピーカー

村田製作所、薄さ0.9mmの防水圧電スピーカー開発 -世界初。防水携帯やポータブル機器へ搭載

村田製作所が0.9mmと超薄型で防水にも対応した圧電スピーカーを世界で初めて商品化したと発表。携帯電話、ポータブル音楽プレーヤー、デジカメ、ビデオカメラ、などのモバイル機器への搭載を想定。IPX7等級の防水性能を実現しており、「暴噴流に対する防水性能」、「一時的な潜水に対する防水性能」を持つ他、厚さが0.9mmと超薄型であるため、セットのデザイン自由度アップにも寄与しているとか。

最近のガラケーは防水が当たり前になってきてますもんね。それだけじゃなく、非常用ラジオなどへの採用はもちろん、お風呂のお供に出来るスピーカー内蔵ウォークマンなどの登場にも期待したいところ。

ところで、ムラタセイサク君って防水機能搭載しているんでしょうか?>ムラタセイサク君®・ムラタセイコちゃん® | ムラタについて | 村田製作所

密閉型インナーイヤーレシーバーの新製品EX50シリーズ2種が6/21に発売

ソニー、2,468円のカナル型イヤフォン「MDR-EX50」 -高密度レジスターで重低音再生。3タイプ用意
ソニー、「高密度レジスター」を採用した「MDR-EX50」などイヤホン2製品を発売

密閉型インナーイヤーレシーバーEXシリーズの新製品2種が6/21に発売とか。9mm径ドライバーユニット、400kJ/m3高磁力ネオジウムマグネット採用で高密度レジスターによる重低音再生が特徴。「MDR-EX50」はケーブルが1.2mの「LP」と、60cmの「SP」の2モデル。カラバリはLPが10色、SPは3色。価格はどちらも2,468円(ソニスタでは1,980円。ボリュームコントローラ付きの「MDR-EX58V」は3,098円(ソニスタでは2,480円)。

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先日、PSP用のボリュームコントローラー付ステレオイヤーレシーバー「MDR-EX36PS」について取り上げましたが、重低音を強化する「高密度レジスター」以外は価格もスペックも近いような…。自分、EX36PSの赤をすでに使用中ですが、ボリュームコントローラーって、あればあったで便利ですね。飛行機の機内で使って実感しました。

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スピーカーで音楽を聴くとストレス軽減

ライフスタイルネットラボ~ストレスと日々戦うために「サウンドデトックス」
スピーカーから音楽を聴くとストレスが軽減する? - ライフスタイルネットが脳科学的な実験を実施

「音楽視聴方法とストレス軽減の関連性」の調査と実験で、「スピーカーから音楽を聴くことで、脳番地をシフトし気分転換を有効に行える」ことが明らかになったそうです。注目したいポイントをピックアップ。

  • 聴覚系脳番地では、スピーカーに比べて、イヤホンでは3分間で4倍の酸素消費
  • スピーカーは、脳に負担を少なくして、脳の疲れを取るサウンドデトックスのためには、最適な聴き方
  • イヤホンは音楽を「聴くべき(should)」にしてしまうが、スピーカーは「聴きたい(want)」という主体性を生み出す
  • よく知っている曲や好きな曲は、ついつい聞き入ってしまうので、脳を休めるより脳の働きを変える脳番地シフト効果が顕著
  • 好きでも嫌いでもない曲では、聴く姿勢がニュートラルな状態になるため、脳の負荷を分散しストレス軽減につながる→BGM
  • 知らない曲,好きになれそうな曲は未知の脳番地を刺激することになり、脳内で新たな番地の開拓が行われる→脳の成長に欠かせない重要なファクター

他にも音楽にまつわる面白い実験結果がいっぱい。すごくためになります。自分も自室ではもっぱらスピーカーです。Bluetooth系ばかりですが…。

ちなみに、このサイトにあったパイオニアの「iPodスピーカーシステム」のバナーをたどったらBluetoothスピーカーの新製品情報に行き着きました。なにやら、環境音を好きな曲とミックスして楽しむ音楽の新感覚な遊び方「Soundscape」機能を搭載する製品なんかもあるんですね。今月中には発売とのことでAmazonで検索してみたら45,000円もするではありませんか。気になるけど、この値段はちょっと引いてしまうなあ…>PIONEER デジタルスピーカーシステムFOR iPod

ソニー、アクティブな若い世代をターゲットにした新ヘッドホン「PIIQ」

アクティブなライフスタイルに合わせて選べる多彩なデザイン 新ヘッドホン「PIIQ」発売(ソニー製品情報)

ソニーは、アクティブな若い世代をターゲットとしたアウトドア用オーバーヘッドバンド型のステレオヘッドホン『MDR-PQ1』『MDR-PQ2』『MDR-PQ3』、ステレオイヤーレシーバー『MDR-PQ4』『MDR-PQ5』の計5機種を新ラインアップ「PIIQ」(ピーク)シリーズとして6/21に発売すると発表。

ヘッドホンがファッションアイテム化し、商品群も個人のファッションやライフスタイルに合わせ多様化し、音質や装着感へのこだわりを持つ人たちも増加する中、ストリートパフォーマンスや音楽、スポーツなどに取り組むアクティブな若い人たちに向けて、ライフスタイルを軸とした「PIIQ」を立ち上げたとか。「PIIQ」は、頂上という意味の英語”peak” をイメージした造語で、限界をさらに押し上げるという意味が込められているとか。商品の主な特長は以下の通り。

『MDR-PQ1』~「PIIQ」のフラッグシップモデル
・アクティブなシーンでも快適に音楽を楽しめる大口径40mmドライバーユニット採用
・ヘッドバンドのスライダー部分への「スライダーロック機構」採用で頭のサイズに最適な位置に固定可能になり都度の調整が不要に
・バックル部分に黒い塗装の下にピンクの樹脂とグラフィックを施し、使うごとに生じる傷によってピンクベースのグラフィックが現れて世界にひとつしかないオリジナルデザインに
・ファブリック素材のハウジングに暗い場所でライトが当たると印刷部分の色が鮮やかに浮かび上がる「再帰反射プリント」を採用
・本体からコードが抜け落ちないループ式コードホルダーを採用した「着脱式フラットコード」採用
希望小売価格(税込):12,390円

『MDR-PQ2』~カジュアルに使える軽量タイプのオーバーヘッドバンドモデル
・ハウジングの突起を無くし本体の厚みを限界まで薄くすることにより引っ掛かりを低減
・ハンガーのラバー素材保護とスライダーのファブリック素材カバーにより髪の巻き込みを防ぐ新機構
希望小売価格(税込):6,195円

『MDR-PQ3』~シンプルさを追求したモデル
・ヘッドバンドとハウジングをラバー素材で保護
希望小売価格(税込):3,675円

『MDR-PQ4』~イヤークリップ付きインナーイヤーモデル
・クリップを使用する事で快適な装着感と脱落防止を両立
・密閉性が高く、長時間使用しても快適で安定した装着性を実現する、2種類の硬度のシリコンを組み合わせたハイブリッドイヤーピースを採用
希望小売価格(税込):3,098円

『MDR-PQ5』~インナーイヤー型のベーシックモデル
・耳への密着性を高め、重低音を逃さず伝えるベースエキサイトチップを採用。
希望小売価格(税込):1,838円

MDR-PQ5がなんか鳥山明先生っぽい感じに見えるのはさておき、PQ1のエージングによるオリジナルデザインって、かなり前にテレビで紹介されたソニエリのパティーナコンセプトに近いですね。個人的にも面白いアイデアだと思いますし、「限界をさらに押し上げる」というコンセプトもかっこいいですが、さすがにちょっと派手すぎるかなあ…って思い切りターゲットから外れているような人に言われたくないってか~。

それより、Bluetooth&ノイキャン、出しましょうよ…>春のヘッドフォン祭 2010【ゼンハイザー/ロジクールなど】-NC/Bluetooth搭載「PXC 310BT」など。「UE18 Pro」も披露

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