ソニーがウォークマンにAndroid OSを採用し、来年(2010年)にも製品化すると日刊工業新聞が報じています。なにやら、ウォークマンとポータブルナビゲーションシステムのプラットフォームの統合を目指しているとかで後者にも同OSが搭載されるらしいです。ソニーは全社的にソフトウエアプラットフォームの共通化を進めており、広範囲な携帯機器で同OSを活用するとみられているようです。こうしたソニーの動きがデジタル家電向けOSの勢力図に影響を与えるのは必至との予測。ソニエリも今年度中に採用ケータイを投入との記述もあります。
本田さんの週刊モバイル通信にも載ってた話ですが、ポータブルナビとの統合話は初耳でした>PSP goに見るソニーユナイテッドの進行度
ウォークマンXに実装されたネットワーク系の機能を見ると自ずと限界が見えてくるような気もします。(実際、ハードの出来を抜きにしたら正直こっちの方が可能性を感じたりもするんだよなあ…>Microsoft、次世代携帯プレーヤー「Zune HD」発表)
何はともあれ、Android採用でウォークマンというソニーの戦略プラットフォームがどう変質していくのか。これから注意深く見守っていきたいところです。
ちなみに、記事では「携帯電話端末以外でのアンドロイド本格採用は初めて」とありますが、先だってAcerがAndroid搭載PCのプロトタイプを発表してましたね…>Acer、Android搭載PCを公開──今後、Netbookは「WindowsかAndroid」選択可能に
それと、最近みかけた自転車対応nav-uのレビューへのリンクもついでにー。
・簡易カーナビを自転車で使え! SONY nav-u編【前編】
・ソニー「nav-u」の小さいカーナビ使ってみました<基本機能編> 連載「趣味のインターネット地図ウォッチ」特別編1
・ソニー「nav-u」の小さいカーナビ使ってみました<徒歩・自転車編> 連載「趣味のインターネット地図ウォッチ」特別編2